なにをやっているのか
株式会社マモルは、いじめを未然に防ぐためのシステムの開発、運用やその他の啓発活動に取り組んでいます。
■『マモル』~いじめの小さなサインを見逃さない 完全匿名サービス~
子どもたちがいつでもアクセスできるインターネット上のサイトで、いじめで悩んだときに役立つコンテンツなどを閲覧したり、完全匿名でいじめに関する通報や相談ができます。
学校単位での導入となり、特別なアプリやシステムのインストールは必要なく、インターネットが利用できる端末があればいつでもアクセスが可能です。学校にはサイトのアクセス行動履歴から、子供たちの間でどんな問題が起きているのか解析したデータのフィードバックを行い、アンケートなどでは今まで表面化しにくかったいじめの予兆を把握するとともに、匿名の連絡があった場合の対応方法などの運用ノウハウを構築し教職員の負担を軽減します。
■いじめ防止活動
いじめ防止に関する記事や講演などを行っております。
≪メディア掲載・寄稿≫
・インタビュー【とうきょう子育てスイッチ】
「防ぐ」という新しい視点で、子供たちをいじめから守りたい http://kosodateswitch.jp/magazine/detail/?no=30
・対談記事
いじめを受けている子供の助けに!【こども六法】って知ってる? いじめ問題に対しできること<制作者に聞いてみた
https://www.huffingtonpost.jp/entry/soichiro-yamazaki_jp_5cb6a6b0e4b0ffefe3b8ccef?utm_hp_ref=jp-blogs
・対談記事
発達障害グレーゾーンの子と「いじめ」について
https://brava-mama.jp/2019030794342/
・親として、子どものLINEの使い方にどう向き合うべきか
https://tsunaseka.jp/4352
なぜやるのか
『いじめの小さなサインを見逃さない為に』
痛ましい事件にもつながっている、学校でのいじめ。
いじめをなくすために、これまで様々な対策がとられてきました。
しかし、「いじめられたら勇気を出して先生や友達に相談しなさい」と言われたところで、勇気を振り絞って相談しても助けてくれる先生や大人はどれだけいるでしょうか。
いじめ対策や対処方法は世の中にたくさんありますが、その多くはいじめが起こった後にどうするかという事後対策のものです。しかし、いじめの始まりは「からかい」や「いじり」が多く、その後時間が経つことでエスカレートしてしまうケースがよくあります。
いじめ対応において最も重要なのは,いじめが起こる前に防ぐこと。
いじめ自体を完全になくすことは難しくても、できるだけ早く周囲がいじめに気付いて対応できれば事態の深刻化を防げるはずです。
『「いじめNO」といえる手段を』
加害者はどこにでもいる中で、いじめをエスカレートさせるか・させないかは状況を容認している人や傍観している人の数によります。
いじめのエスカレートを防ぐのに有効なのは、加害者の強い立場を崩すため、周りの人がはっきり「NO」と声をあげることです。そのために、もっと身近な方法で、安全に、いじめが起きていることを知らせる手段が必要と考えました。
どうやっているのか
『マモル』システムの本格稼働はこれからですが、現在は小学校や子供たちのコミュニティーへテスト導入をしたり、学校の先生方からアドバイスをいただいたりしながら、改良を重ねているところです。
また、システムを導入していただけるよう学校や企業機関に営業する他、各種メディア媒体へのいじめ関連記事の機構や講演実施、その他団体とのコラボ企画などを行っています。
現在は複数名の育休インターン生を迎え、リモートワーク中心の業務も行っています。ママエンジニア大歓迎です。