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なにをやっているのか

MagicPodは、AI技術を活用したソフトウェアテスト自動化プラットフォーム「MagicPod」( https://magic-pod.com )の開発・運営を行っている会社です。 ■MagicPodとは■ Webサイトやアプリのリリース前に行うテスト(動作検証)作業を、様々なAI技術を活用して効率よく自動化するクラウドサービスです。 ビジネスサイクルの高速化により、ソフトウェアのリリースサイクルは近年どんどん短くなってきており、手作業のテストがますます困難になる中で「テスト自動化」は今大きな注目を集めています。 自動テストの領域の中でもMagicPodがカバーするのは画面操作の自動化(UIテスト、E2Eテスト、システムテスト)で、以下のような特徴があります。 1. わかりやすい画面デザイン 直感的なデザインで、特別なスキルがなくても誰でも簡単に使えます。これにより、初期導入のコストを下げ、チーム全員で取り組む属人化しないテスト自動化が可能になります。 2. クラウドサービス 環境構築やメンテナンスが飛躍的に簡単になり、手元のマシンだけでは困難だった並列テストも容易になります。現在エンジニアの世界でも開発・テスト環境のクラウド化が急速に進んでおり、MagicPodもそのトレンドに乗って利用者を伸ばしています。 3. AI技術の活用 Webサイトやモバイルアプリの画面に変更が入った場合も、AIが変更を検知してテストプログラムを自動で修正します。従来のテストツールの課題であった、画面が変わった時のテストプログラム修正の手間を削減します。ディープラーニングによる画像認識やOCR(光学文字認識)などのAI技術も一部活用しています。 さらにMagicPodの大きな特徴が、技術難易度の高いモバイルアプリのテストにも対応し実績を積んでいる点です。1つのサービスでWebサイトとモバイルアプリの両方に対応できる点は、他のツールと比べたMagicPodの大きなアドバンテージとなっています。 ■実績■ 累計利用企業数はリリース開始から500社を突破、売上も右肩上がりです。累計資金調達額は3.6億円( https://magicpod.com/news/press-release/TRIDENT20210707/ )、ICCサミット FUKUOKA 2023 「スタートアップ・カタパルト」で入賞するなど注目度も上がっています。 ■今後の展望■ グローバルでは毎年146兆円もの金額がソフトウェアのテストに費やされています。 今後は製品力をさらに高め、国内市場での利用者を増やしていくとともに、この巨大なグローバル市場への進出も目指していきます。 MagicPodを、SlackやGitHubのような、世界中のエンジニア/テスト担当者に広く利用されるクラウドサービスにしていきたいと思っています。

なぜやるのか

最近新しいオフィスに引っ越しました!
ユーザーさんとのオフラインイベント
■ミッション■ 「ソフトウェア開発の新しい常識をつくる」というのがミッションです。 ソフトウェア開発の世界には、人々が常識だと思い込んでいること、非合理や面倒でも仕方ないと諦めてしまっていることが、まだまだたくさんあります。 私たちは技術とAIの力でそうした常識を塗り替え、ソフトウェア開発に関わる全ての人々が、より楽しく、より創造的に働けるような新しい世界の当たり前を創っていきます。 ■創業の経緯■ CEOの伊藤は、前職ではもともと大企業向けERPシステムの開発を担当していました。 その中で、テスト作業やリグレッション(デグレード)の調査や修正に大きなコストがかかっており、それが製品の成長を妨げる最大の課題であると常に感じてはいたのですが、ある修正パッチの過去3バージョンへのリリースに際して、全部同じだから大丈夫だろうとテストをさぼった最後の1バージョンでユーザー先リグレッションを引き起こしたその瞬間、「今のままでは絶対ダメだ」と強く決意しました。 後日、上司にテスト自動化による業務改善の企画書を提出、その製品の言語でうまく動作するツールがなかったため、Windows APIなどの必要な技術に関してゼロから勉強し、完全独自エンジンの自動テストツールを開発しました。開発には長い時間がかかりましたが、最終的には社内の多くの部門で使ってもらえるようになり、その成果でその年の社長賞も受賞しました。 その後、今度は社内だけでなく世界中の人に利用してもらえる自動テストツールを作りたいと考えたことが、独立しMagicPod(当時の社名はTRIDENT)を創業したきっかけです。

どうやっているのか

飲み会もたまにあります
メンバーが執筆・翻訳した書籍
■オフィス環境・働き方■ 働き方はリモートがメインですが、各自のタイミングで適宜出社もしています。会社所在地の関東以外のメンバーもいて、Slack/Zoom/GitHubを活用して仕事を進めています。一方で、メンバー間のコミュニケーションを促進するために会社費用負担のシャッフルランチを毎月実施したりもしています。 労働時間はフルフレックス、時短勤務も可能で、家族やプライベートの都合に合わせた柔軟な働き方が可能です。まだまだ小人数の会社なので融通もききます。 Slack/GitHub上のチャット/ドキュメント/ソースコード等の読み書きは全て英語、ミーティングも一部英語なので(大部分はまだ日本語)、グローバルで通用する人材になりたいと思っている方には最適な環境です。 ■学習支援制度■ 業務に必要な知識や技術の習得を目的として、「書籍購入費補助」「資格取得支援」「セミナー・カンファレンス参加費用補助」などの制度があります。個々人の成長意欲を大切にしたいと考えています。 ■働く上で大切にしていること■ 3つの価値観を大切にしています。 1. Be Sincere 顧客にも、チームメイトにも、誰に対しても誠実に応えるよう努めています。誠実さと信頼こそがビジネスを成長させる基盤となります。 2. Take Initiative 自分で考え、主体的に行動することが求められます。私たちは、何かが足りないことに不満を持つのではなく、新しい価値を生み出すチャンスと捉えます。 3. Think Rationally 自動化の会社ですので、何ごとも、「ミスしないよう気を付ける」のような精神論ではなく、ITの活用や仕組み化で合理的に解決することを心がけています。