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「 Magic Moment Playbook がある世界を当たり前に」デザインの力でプロダクトをより良くしたい、UI/UXデザイナー田中の奮闘

大阪教育大で教員養成課程を選び教員免許取得(小学校教諭)。新卒でリタリコへ入社。2年半エンジニアやデザイナーとして勤務後、Magic Moment のUI/UXデザイナーとして2021年1月にジョイン。デザインの力でプロダクトをより良くしたい、田中が語ります。
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モノ作りが好き、楽しいという気持ちを大切に、UI/UXデザイナーへ

ー田中さんがデザイナーを志したきっかけはなんでしょう?根っから好きという感じが溢れているのを感じます。ぜひ聞いてみたいです!
もともとモノ作りが好きで、自分の作ったモノで人が喜んでる姿を見た時に、一番ワクワクしたんです。モノ作りといえばかなり抽象度が高く曖昧なのですが、特に好きだったのが、絵を描いたり、漫画を描いたり、おしゃれな LP や Webサイトを見ることでした。特に Webデザインという仕事があることを知ったとき、楽しそうだな、と思いました。
大学入学と同時に Mac を買ってもらい、フォトショを早速入れて、触りまくりました。そんなときに、デザイナーのインターンに声をかけてもらい、Webデザインだけでなくデザイナーの仕事の面白さ、多様さに圧倒されました。

ーデザインという分野は広範なものだ思います。中でもどうしてUI/UX を選ばれたんですか?
インターンでは Webデザインだけでしたが、時代はスマートフォンがちょうど世の中に出てきたときで、UI/UX という分野への注目が高まっていました。
何ができるのか、と捉えた時に、UI/UXデザインの領域では、表面的な見た目を整えるだけではなく、ユーザー体験・プロダクトのコンセプトを中心に据えて、抽象度の高いモノ作りに深く関われると思いました。誰かが決めたことに色をつけるだけではなく、自分自身でユーザー体験を起点にプロダクトを表現していきたい、またユーザー課題の解決に深く関わりたいという思いから、UI/UXデザイナーを志向しました。

ーその後、新卒で上場企業にデザイナーとして入社されたんですよね?
実はエンジニアとして入社しました。デザイナーとして声をかけていただいたのですが、選考中にデザイナー枠がないことがわかって(笑)。未経験でしたが、しっかりエンジニアとしての初歩を教えてもらえ、感謝しています。この経験はデザインする上で仕様を理解するだけでなく、実装に向けてエンジニアへの説明する時にも生きています。その後、デザイナーが必要とされるプロジェクトが立ち上がり、改めて、UI/UXデザイナーとしてのキャリアがスタートしました。

ー環境を変えてみようかな?と思ったきっかけはどんなことだったんですか?
非常に大きなプロダクトに初めから運用の段階まで UI/UXデザイナーとして携わりました。デザインシステムをある程度作り切ったことで、基本的に今後のデザインはルールベースに構築できるようになっていました。
そのため良くも悪くもですが、0から作り上げる難しさや楽しみを味わうことが難しいのではないか、と感じるようになり、もう一度近しい経験を味わいたいと思い、転職活動をはじめました。当初から敢えて全く違うドメインに挑戦し、難しくも大きく、未知なのにそれでも楽しめる世界を探していました。

そんなとき、 Magic Moment からスカウトをもらいました。

ー Magic Moment への決め手などぜひ教えて下さい!
大きく3つあります。

1つ目はプロダクトです。
Magic Moment Playbook のことを聞いて、直感的に「これは絶対に使われるプロダクトだな、むしろ今までなかったのが不思議なくらいだ」と思いました。
前職のプロダクトも SaaS だったということもあり、営業の方が盛んに議論されていたファネル毎での KPI の設定の難しさといった課題を解決できるプロダクトだとイメージできました。何よりお客様との関係や信頼を構築していくことを大事にする本質的な思想が魅力的でした。
さらに、今後の構想が壮大で、その構想をプロダクトでどのように表現しデザインに落としていくか考えると純粋にワクワクしました。

2つ目は働く人です。
一緒に働く上で楽しく働けそうかという点を大事にしていました。
面接で会う Magic Moment のメンバーと話をしていると、すごく楽しそうにプロダクトの目指す世界観などを話してくれるんです。かなり引き込まれましたし、一緒に働いていることをイメージできたことが大きかったです。

3つ目は働く環境です。
更に成長したいと考えていました。最終面接の中で、発言したことに対して、気づきを促してくれるような丁寧なフィードバックがありました。時に厳しくも感じたんですが、仕事をしている環境を想像できて、絶対成長できる環境だと確信できたことも決め手の一つとなりました。

開発しやすいかどうかは作り手のエゴ、大切なのは”ユーザーファースト”

ー Magic Moment での UI/UXデザイナーとしてのお仕事ぶりをぜひ詳しく教えてほしいです!
Product チームの一員として働いています。チームではプロダクト作りを街作りに例えることが多いです。
PdM とともに街の中のビル1つずつの建造計画を設計しています。一番主な業務は、ビルの各階をドアノブにまでこだわりながら、住み心地が良くなるように作ることです。常に街作りの計画や街の中でのビルの役割を意識して、全体感を持ってデザインしています。
さらに、プロダクト開発の基盤となる街作りの今後、いわば都市計画を練るために、チーム全員でプロダクト合宿を隔月で行っています。

もちろん、作って終わりではありません。社内でまず使ってもらうのですが、「街の住人=ユーザー」から、「住み心地=使いやすさ」に関するフィードバックをもらう仕組み( dogfooding )があり、それを元に、より住み心地を良くするための修正を行うなど、開発サイクルを回しています。

あとは、プレスリリース用のクリエイティブ制作も担っています。街作りに例えると、住人になってもらうために、街の魅力を発信するための一つです。

ー他チームとどのように仕事をしていますか?
Tech チームとの連携が多いです。企画の段階から、ユーザー目線の意見や実装上のアドバイスをもらったり、実装が始まってからも、「ここのデザイン足りてないんじゃないですか」と教えてもらったり、「これだとユーザーさんわからなくないですか」とフィードバックをもらいデザイン自体を修正することも多くあります。
また、Biz チームとの連携も大切にしています。オンボーディングを通して得られる詳細なユースケースから、企画が本当に使われるものなのかフィードバックをもらいます。時には同行させてもらい、実際のユーザーの声も聞いたりもします。

どちらのチームにも共通しているのが、”本当にユーザーのためになるものを、みんなで作ろう”という価値観があることです。そのためチームを超えてみんなでプロダクト開発をしている実感もありますし、結果的により良いものを早く作ることができています。

ー印象的なエピソード、ぜひ教えてください!
提出したデザインを PdM にダメ出しされ、一緒に作り直したことです。
デザインを出した時に、システムとして作りやすいかという観点で考えており、ユーザーファーストで考えられていないことを指摘されました。ユーザーファーストであるという基礎的なところでデザインをできておらず、そのことをしっかり指摘してくれる環境と人がとてもありがたく感じました。
基本的に開発しやすいかどうかは作り手のエゴでしかなく、今思い返しても恥ずかしい出来事です。

ー田中さんにとって、いまどんなことがやりがいになっていますか?
ユーザーから Magic Moment Playbook の価値を感じたと聞くと、やはり嬉しく思います。
Magic Moment Playbook は今までにないコンセプトをプロダクトとして生み出すことが多くあるため、そういった抽象度の高い思考から、仕様を理解しつつユーザーにとって価値のある機能をデザインで表現するという具体までの行き来が難しくも面白いです。

TRUEが全ての迷いを払拭し、プロダクト開発の自信へと変えてくれる

ープロダクトチームは、TRUEど真ん中を要求される厳しいチームのイメージがあります。チームで大切にしていることを是非教えてください。
ユーザーのため、顧客との関係性を軸にした営業とはどういうことかを新しく定義・検証し実現していくチームです。
自分たちはどのような世界を志向しているのか、この企画はどのようなユーザーに使ってもらう想定なのかといった部分の言語化をしています。機能開発として検討する際に、最終的にユーザーへの価値提供において機能として必要か不要かの判断をする上で、言語化が適切になされないと開発が進まない(合意されない)ので、非常に大切にしています。

ー田中さんがデザインというものを捉える中で、仕事上 意識していることを教えてください
「ユーザーにとって本当の価値って?」を常に考えてデザインすることです。開発での作りやすさなどを考えてしまう傾向があり、根本的なスタンスを直していくことが難しかったです。
それでも、チームのメンバーから常に問いかけられ続け、考える癖がついてきたこと、ヒアリングやオンボーディング同席を通じてユーザーイメージを描けるようになってきたことで、少し乗り越えてきたと思います。

ーチームの意思決定がプロダクトの開発に左右することの厳しさを横で見て感じます
そうですね、プレッシャーは感じます。
ただ、どんな時も、”そもそも本当にユーザーに価値があるんだっけ”を常に考えるカルチャーがあるので、迷った時は、TRUE に立ち返ります。どれだけ周り道なように思えても、TRUE に考え抜いて出た答えは、必ずユーザーにとって価値があるプロダクトになると信じられる環境があることはとてもありがたいです。

自分の中から湧き起こる何かを情熱の源泉としてデザインに取り組みたい

ー Magic Moment で成長できそうだと思われてましたが、実際どうでしょうか?
入社前のイメージと大きく変わっていません。むしろ、思っていた以上にソリッドなフィードバックと成長機会の多さがありストレッチできています。「 TRUE OPENNESS 」にある通りで、常にオープンなので、フィードバックをすることも獲ることもどちらも開かれており、お互いに成長しようという風土があります。成長し合うマインドの一方で、仕事の外では冗談を言い合ったりとっても楽しくお酒を飲めたりするところも好きです。

ストイックで常に目的意識を常に持ち、ユーザーに向き合っているかを立ち返ろうとする人ばかりです。私自身も、さらにユーザー視点で考え、”そもそも”から考えられる、企画もできるデザイナーになりたいと思っています。

ー代表の村尾さんに言われて大事にしていること、印象に残っていることはありますか?
「ワクワクとか怒りとか、自分の中から沸き起こる何かしらを手がかりにこうしたいを出してほしい」と言われたことです。頭でっかちにのみ考えていると、そこから離れてしまって、強い納得感があるものを作れないと。自分はこうしたい!という情熱を忘れずに取り組みたい、という原点に立ち返れてすごく良い言葉として忘れずに覚えています。今も大切にしている言葉です。

ユーザーにとって本当に価値があるか、考え抜けることを楽しめる人と一緒に働きたい

ーどんな人と一緒にともに前に進んでいきたいですか?
Magic Moment Playbook は進化の途中です。私含めメンバー全員が顧客エンゲージメントの考え方を当たり前にしたいと思い、日々、ユーザーにとって価値のあるプロダクトは何かと Magic Moment Playbook の開発に奮闘しています。
その中で、常にユーザー視点で物事を考え推し進めることができ、ロールや職種を飛び越えてプロダクトを良くしていきたいと思っている方とご一緒できることを楽しみにしています。

海を見るのが好きで、特に夕日が好きです。絵を描いたり、写真を撮ったり、まったりと過ごしています。家では、映画を見たり、美味しいものを食べたりしています。まったりと語ってくれました。
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