内定直結!?1,000社以上の会社をコンサルしてきた社長が明かす。最終面接を突破する秘訣とは? | 応募対策
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こんにちは!マクロジの中島です☺
外資系戦略コンサルティングファームをはじめとする人気企業の選考で出題され、また社会人の基礎的な思考能力訓練としても用いられるフェルミ推定。
そもそもフェルミ推定が何なのか知らない人も多いのではないでしょうか?実は、私たちの会社でも新卒採用の選考にフェルミ推定を取り入れたケーススタディを実施しています。
そこで今回は「フェルミ推定」について詳しく解説していきます。この記事を読めばフェルミ推定の基礎を完全にマスターできます!
ー目次ー
フェルミ推定とは?概要と企業の意図
フェルミ推定をマスターするための4つの思考法
フェルミ推定を用いた例題
フェルミ推定で企業が見ているポイント
フェルミ推定での注意点
フェルミ推定は、直接的な情報やデータがない状況で、論理的推理と基本的な数学を使って大まかな答えを導き出す方法です。例えば「世界にある鉛筆の総数は?」や「日本のマンホールの数は?」などの問題が出されることがあります。
外資系コンサルティングファームやベンチャー企業では、新しいアイデアや市場に関する不確かな問題に直面することがよくあります。そんな時、フェルミ推定を使って論理的に問題を解き明かす能力がとても重要になってくるのです。
企業はこのフェルミ推定を通じて、応募者が情報をどう集め、問題をどう分析するか、どのようにして答えにたどり着くのか、その人の思考過程や問題解決スキルを見ています。正解を出すことよりも、どうやってその答えに近づいていくかがポイントです。
フェルミ推定では、大事なのはまず問題の背景を理解し、要素分解(問題がどういった要素で構成されているか小さく分解)して解くことです。そして、それらの答えを組み合わせて全体の答えを導き出します。
具体的には下記のようなステップで考えます。
1.問題の要点を掴む
2.公式を作る(要素を分解して解答方法を検討する)
3.公式に当てはめる数字を作る
4.計算し(妥当性・現実性を検証する)
それでは簡単に解説していきます。
フェルミ推定を始めるにあたって、まず重要なのは問題の核心を理解することです。つまり、どんな数字や事実をもとにして、推測を進めていくのかを見極める必要があります。この初期段階の判断が、フェルミ推定では非常に重要です。
フェルミ推定では、推測の出発点として様々な要素が考えられますが、主に以下のカテゴリーに分けることができます。
1. 人口を基にした推定
例えば、ある地域におけるコンビニやスーパーの数。
2. 個人の属性に基づく推定
例えば、スカートやパソコンの売り上げ。
3. 世帯に関する推定
例えば、電子レンジや掃除機の数。
4. 面積に基づく推定
例えば、マンホールの数。
5. 需要と供給に基づく推定
例えば、タクシーやホテルの数。
6. 特殊なケース
例えば、戦闘機の重量。
これらの基準や数字を元にして、大まかな全体像を見積もることができます。フェルミ推定の鍵はこの要素をうまく組み合わせ論理的に推論を進めていくことにあります。
問題の要点を掴んだ後は、次に解決策のための「公式」を作ります。これは「どの数字を組み合わせれば答えが導き出せるか」を考えるステップです。
たとえば「日本全国のコンビニ弁当の年間売上はどれくらい?」という質問があったとします。この場合、答えを見つけるための公式は以下になります。
日本全国のコンビニ弁当の年間売上 =「コンビニの店舗数」 × 「店舗あたりの年間弁当売上」
この公式によって、日本全国のコンビニ弁当の売上を概算できます。
このようにまずは「何がわかれば答えられるか」を考え、そのために必要な数値や情報を組み合わせる「公式」を作成します。そして、その公式を用いて実際に計算することで、大まかな答えを導き出せるのです。
フェルミ推定のこの段階では、正確な数字の選定が非常に重要です。答えは選んだ数字に大きく依存しますから、ここでの仮説作りがカギを握ります。
例として「日本全国のコンビニ弁当の年間売上」をどのように推定するか見てみましょう。地元の状況からスタートして「自分の住む市(人口20万人)にコンビニが50店舗ある」としましょう。この情報をベースに、日本全体でのコンビニの数を推計できます。なぜなら、日本の人口(約1億2600万人)をもとに、全国のコンビニの大まかな数を導き出せるからです。
次に、コンビニ弁当の売上について考えてみましょう。ここでは、「弁当を買う人の数や頻度は人それぞれ」という事実に直面します。この部分を解決するには、人口をいくつかのグループに分け、グループごとの購入傾向を見積もります。
例えば、日本の人口を男女それぞれ50%と仮定し、さらに年齢層ごと(0〜19歳、20〜39歳、40〜59歳、60〜79歳)に分けて、それぞれのグループがどのくらいの頻度で弁当を購入しているかを推定します。具体的な数字はここでは示しませんが、各グループの消費行動から1か月あたりにコンビニでどれくらいの金額が弁当に使われるかを推計します。
先ほどの数字を元に計算しましょう。数字が大きくなるため、計算ミスには特に注意が必要です。また、非現実的な数値が出た場合、「正しく要素分解できているか」「代入した数値に誤りはないか」を確認することも大切です。
まず日本全国でのコンビニ店舗数を計算してみましょう。20万人の人口に対してコンビニが50店舗ある場合、日本全体(人口約1億2,600万人)では、どれくらいのコンビニがあるのでしょうか?
計算式は以下のようになります。
コンビニ50店舗 ÷ 20万人 × 1億2,600万人 = 3,150店舗
この計算から日本全国には約3,150店舗のコンビニがあると推定されます。次に、この店舗数に1店舗あたりの年間売上を乗じることで「日本全国のコンビニ弁当の年間売上」を求めることができます。
ざっくりと抽象的に解説しましたがどうでしょうか?
特に以下2つの作業は非常に難しいです。しっかり復習してマスターしましょう!
1.問題の要点を掴む
3.公式に当てはめる数字を作る
今回の実際の例題では、「缶ビールの市場規模は?」という設問を考えてみましょう。
▼ポイント
前提条件が抜けていた場合、回答に矛盾が生じる可能性があるため前提の設定は今後の論理の展開では不可欠です。丁寧に行いましょう!
市場規模を計算する式は「缶ビールの消費量×缶ビール一本あたりの価格」とします。
▼ポイント
その他の式の検討も忘れないようにしましょう。
これらの数字を合計すると、日本における缶ビールの1ヶ月間の市場規模は837億円 と推計されます。
▼マクロジのケーススタディの詳細は以下
これが全てというわけではありませんが、例えば、よく出題される「売上」を求めるには、以下のようにさまざまなパターンで要素を分解して求めます。考え方の参考におさえておくとよいでしょう。
売上を求める上での代表的な公式
単価 × 数量
販売単価 × 販売数
客単価 × 客数
拠点数 × 1拠点あたりの売上
市場全体の売上 × 自社シェア
次の数字は頭に叩き込んでおくとスムーズです。コンサル系を目指すのであればしっかりと暗記しておきましょう。
(参考:国勢調査)
抽象的なものを具体まで分解する力
抽象的な物事を具体的なところまで分解する能力が評価されます。この能力が長けていると課題の全体像を俯瞰的に捉えられたり、全体像を捉えた課題を適切に分解したりすることが可能です。
仮説を立てる力
限られた情報からどのようにして合理的な仮説を立てるか。与えられたデータや情報を基に、論理的な推測を行い、仮説を構築できる能力を評価します。
取り組む姿勢や柔軟性
厳しい条件(限られた時間や情報)のもとでも、解決策を見つけるための持続的かつ柔軟な思考。仮説を立て、その検証を通じてより良い解に近づけるプロセスを妥協することなく追求する姿勢を評価します。
コミュニケーション能力や理解力
フェルミ推定の結果を論理的かつ明瞭に伝える能力。また、アドバイスや提案を理解し、それに基づいて自身の推測を修正できる柔軟性を含みます。この能力はチーム内の効率的なコミュニケーションや意思決定過程で極めて重要です。
フェルミ推定の公式について説明した後、「えっ、ただ公式を使えばいいの?」と思った方もいるかもしれません。しかし、重要なのは「最初から完璧な答えを求めているわけではない」ということです。
面接や試験でのフェルミ推定では、実際には「思考力」が試されています。問題を解く過程で、どのように論理的に考えを組み立て、解答に近づいていくかが見られているのです。単純に公式を当てはめて解くだけではなく、その問題にどのようにアプローチしていくかが重要になってくるのです。
そのため、フェルミ推定の公式を知っていることは有用ですが、より重要なのは柔軟な思考を持つことです。面接では、面接官とコミュニケーションを取りながら、様々な状況を想定し、思考を深めていく姿勢が求められます。公式を知っていることを前提に、柔軟に、論理的に問題にアプローチする能力を身につけましょう。
マクロジのケーススタディでは以下を聞いています!売上の予想でフェルミ推定を使う必要があります。
①最近こだわりを持って買った商品は?
②そのお店の売上を予想して、2倍にする方法を提案してください。
制限時間:10分~15分
提案が荒削りであっても、与えられた課題を最後までしっかりとやり遂げてください!これは、実際の業務でも結果を出すことにこだわり、完遂させる能力が必要になるからです。例えば、店舗の課題は出すけど数字は苦手だから売上予想は出さないのではなく、60点でもいいので完成させてください!
ケーススタディではスマホで情報を調べても構いません。市場の動向や店舗情報を正確に把握し、斬新な提案だと良いですね。この業界は常に状況が変化するので、新しい選択肢を探求し、さまざまな事例から学び取ることができる強い情報収集スキルが必要です。
フェルミ推定は、正確な答えを導き出すことが目的ではありません。評価ポイントを押さえそれに沿った言動が大切になります。トレーニングを重ねて、ケーススタディを突破しましょう。
次回の記事もお楽しみに!
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