《Maclogi Interview #33》未経験エンジニアがマクロジのさらなる発展を狙う。エンジニアに必要なスキルとは? | キャリア採用者の声
こんにちは!マクロジの中島です☺今回はエンジニアの小林さんにお話をうかがいました!実はもともと業務委託として働かれていたのですが、2月1日から正社員として勤務いただくことになりました✨そんな小林...
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こんにちは!マクロジの中島です☺
今回はエンジニアの小林さんとディレクターの前田さんにお話をうかがいました!
小林さんは社内で数少ないエンジニアでたくさんのシステム開発や業務改善を行っており、ディレクターの前田さんは率先して社内システムを活用されています。
そんなお二人に新たに開発された『OSS(Operation Support System)』と『CSS(Consulting Support System)』システムについてお話をしていただきました✨
(左)ディレクター前田
(右)エンジニア小林
小林&前田:よろしくお願いします!
小林:OSS(Operation Support System、通称OSS)はディレクション業務の工数削減・人的ミスの削減、業務フローの一元管理を目的としたシステムです。
私たちの会社はECモールに出店する企業様の戦略の立案から店舗運営代行まで行っているのですがその実行は非常にマルチタスクとなり、戦略に合わせて細かく頻度高く対応日時が変わります。
そこで、今回のシステムを開発しました。
主な機能はセール施策の反映/戻し予約機能、タスク管理機能です。
今までは施策の終了日時に合わせて商品情報の変更を手動でしていましたが、自動で予約できるので確認だけですむようになりました。
ディレクション業務に関してタスク管理はこれ、反映予約はこれ、、、
など複数のシステムを横断していたのですが、それもOSSのみで対応できるようになりました!
施策を登録するとタスクが生成されて、担当者に自動で割り当てられるようになっています。
CSS(Consulting Support System、通称CSS)はコンサルティングの品質向上・業務削減を目的として構築しました。
AIによる岩盤シミュレーション予測、AI施策レコメンド機能などがあります。
岩盤シミュレーションは企業が今の状態で店舗運営を続けたときの売上、アクセス数、客単価、転換率を予測するものです。
元々はコンサルタントがシミュレーションを作成して、マクロジがコンサルティングをした場合と比較していたのですが、今後は岩盤シミュレーションを元に簡単に比較ができます。
AI施策レコメンド機能は企業が過去に行った施策やその成果を学習して、売上が向上する施策を提案する機能です。
提案された施策はOSSと自動連携できるんですよ!
小林:元々は別のツールでクライアントや自社のタスク管理、楽運という自社で開発したツールでセールの反映や戻し作業をしていました。
他にも社内で利用している管理媒体が多くあるので、一連の業務に対して色々なシステムを横断することで業務フローが複雑になり人的ミスが増加するという課題がありました。
この課題を解決したいという想いからOSSプロジェクトがスタートしました。
業務プロセスを効率的かつシンプルにすることで、タスク管理やディレクション業務における誤りや手違いを最小限に抑え、効率的な業務を実現できたら、、、!
また、少しでも効率をアップしてクライアントへの新たな提案や売上改善に繋がればと思っています。
CSSはOSSが初回リリースの目途が経ったあとの後発システムとして開発をスタートしました。
入社したばかりや新卒社員などの経験値の少ないコンサルタントと経験豊富なコンサルタントではどうしても提案内容やできることに差がありました。
ECの戦略立案のプロとして提案内容やサービスの質に差が出ないようにAIでどうにか解決できないかとこのCSSプロジェクトが始まりました。
CSSは経験豊富なコンサルタントの頭の中を見ているようなイメージです。
小林:OSSは開発途中でのアサインだったので、初めはどのような目的があってどういうサービスになるのか全く分からない状態でした、、、
プロジェクトマネージャーの補助として参加したのですが、依頼も上手くまとまっておらずベンダーも作業があいまいなままで進んでいる状態でした。
なので、僕自身も実は初めはなにから手をつけたらいいのかわからない状態でスタートしましたが、現場で使う人の目線で要望をまとめながら最終的にここまで完成できて本当に良かったです!
CSSは、はじめて要件定義から参加したプロジェクトです。
まずはやりたいことを現場から集めて、どこまでシステムでできるかを1つ1つ設計に落とし込んでいきました。画面草案ではこの動作の後にどういう動作が必要かなど地道に設計しました。
かなり根気のいる作業でしたね、、、
前田:そんな苦労があったとは><まだOSSしか使っていないのですが、ミス削減にはすごくつながっていると感じています!小林さんの頑張りが詰まっているのでフル活用したいですね。
小林:2つのシステムを活用することでミスが減り工数もできると思うので、新しいことや考えることに業務をシフトしてほしいですね。
そうすることでクライアントへ売上改善や新たな施策の提案ができるようになりますし、コンサルタントもより楽しく余裕をもって業務ができるのではないかと思います!
以下は2つを活用した場合のイメージです。かなり業務効率が上がるので、今のうちにぜひ使い方に慣れておいていただきたいです!
前田:ここまでシステムを活用できるんですね!
担当店舗数が増えると管理も大変になるので、売上アラートがたってその施策まで提案してくれて、さらに自動でタスクが依頼されるのは画期的です👏
ディレクターとしても施策がなかなか決まらず対応に追われることがあるので、余裕をもって業務ができそうです。
前田:今まではセール中に商品情報を変更するたびにデータを直接編集していたのですが、施策内容を入れるだけでシステムが自動作成してくれるので、ミス削減にとても繋がっていると思います!
商品情報はエクセルで関数を使って編集するので社内でもミスで手戻りが出ていたのですが、施策の入力をするだけでいいので安心です。
あとはセール準備を前もってするとセール反映までに商品情報の変更ができなかったのですが、反映する直前にデータが作成されるので以前のデータに戻るという心配がなく余裕をもって準備ができるようになったと思います。反映スケジュールの管理もしやすくなりました。
人がデータを作成していたときは、確認や修正が必要だったのでそこの工数は削減できている実感があります。
まだ管理画面に関しては操作が慣れずに少し難しいのと、CSSについては全社で今から使っていく段階なので今後さらに工数削減に繋がってくるのではないかと思います。
前田:そうですね、、、
手を動かす仕事ではなくて、頭を使う業務に注力できるようになって提供できるサービスの質が全体的に上がると思います。
現状はとにかく手を早く動かすために頭を使っていたのですが、システムを活用してサービスを良くするために創造する時間をつくっていきたいですね。
小林:同感です!OSS、CSSを利用することで作業を中心にしていた人も考えること中心の業務に変わっていくのではないかと思います。
最終的にはシステムのみのコンサルティングを実現したいと考えています。それで新たなことに挑戦していってほしいですね!
前田:仕事もプライベートもシステムやツールを活用することで、他の箇所にリソースを割けるので良くなることの方が多いと思います!
出来た時間を他のことに使えるようにどんどんシステムを活用したいです。
システムやAIに仕事をとられると言われることもありますが、新しいことができるので使いこなそうとする意識が大事だと感じています。
手を動かすことが減れば他のところでどんどん発展していくと思います!
小林:手を動かすのは自動化されてどんどんAIの仕事が増えている実感はあります。今まで手作業していた部分や草案などはシステムによって自動化や削減されていくので、より深い分析や高度な設計に頭を使えるようになっていくと思います。
ユーザーはシステムを使いこなせるようにならないと時代に置いていかれてしまうので、上手く活用してシステムやツールに慣れるスキルが求められそうですね!
エンジニアとしては、どんなことができるのか常に最先端で情報収集していきたいです。
いかがでしたでしょうか。
今回はエンジニアの小林さんとディレクターの前田さんにお話をうかがいました!
マクロジでは今後も業務効率化を進めて、クライアントのみなさんによりよいサービスを提供していければと思っております☺
次回もお楽しみに!
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