みなさんこんにちは! マクロジの藤野です!
今回は自分の夢を叶えるため、12月でマクロジを卒業した知識拓馬さん(左)と弊社代表上田(右)にその胸の内を語っていただきました。
知識さんは株式会社リクルートにてホットペッパービューティーの営業/コンサルティングを経験後、楽天株式会社に転職。楽天ビューティーの立ち上げの第一人者として事業拡大に貢献。2020年9月よりマクロジにジョインしました。
美容室などビューティー系顧客に対するWEBコンサルティングを行う弊社「ビューティー事業」(現在はサービス休止中)や新規のお客様に対するセールスとコンサルティングを行う「ソリューションコンサルティング部」の立ち上げに尽力しました。
2021年12月に弊社を卒業し、独立。ご自身で美容サロン向けのO2Oコンサルティング会社を経営されていきます!
▼知識さんのバックグラウンドはついてはこちら
https://www.wantedly.com/companies/maclogi/post_articles/323511
ーお二人とも本日はよろしくお願い致します。
知識:お願いします!
上田:よろしく!
ーマクロジ入社当時を振り返って。
上田:最初に知識を誘ったのは確か2016年やったっけな。マクロジのEC事業が軌道に乗ってビューティー事業もスタートしようとしてた時やね。確か3時間くらい話して口説こうとしたんやけど、そん時は全く引っかからず、振られたよね(笑)
知識:そうでしたね。(笑)
話をもらったのはリクルートから楽天に転職したばかりのころでした。当時は楽天ビューティーの立ち上げと事業拡大をやってる一番楽しい時期で、正直転職は今じゃないなと感じていました。
上田:でもそれから1年ぐらい経過して、知識から連絡してきてくれたやんね。
その時の心境の変化はなんやったん?
知識:楽天での仕事が落ち着いて、新しいステップに進みたいなと思ったからです。
その時は楽天ビューティーの立ち上げから収益化まで一通り従事させてもらい、やり切った感がありました。
やり切ったというのは、事業が収益を上げ、ルール内で事業をうまく回すルーティーンワークのフェーズに入ってきたということです。
でも僕はルーティーンワークが大っ嫌いで(笑)
それで楽天市場でEC事業に関わりたいと思って楽天ビューティーからEC事業部への異動希望を出していたのですが、まぁ畑違いで受け入れもらえず…。
そんな時に、「あ、福岡にECやってる会社あったな!」とマクロジのことを思い出して連絡しました(笑)
ECに興味があったからというのは事実ですけど、もちろんそれだけじゃないですよ(笑)
自分の強みであるO2Oのビューティー事業をマクロジでも立ち上げたいって話を前にもらっていたので、「ここだと自分のやりたいことをのびのびとできそうだな」と感じ、思い切ってアプローチしました。
上田:そうやったんや(笑)
でもリクルートと楽天っていう超大手企業で働いて、楽天でも順調にキャリア築いてたのに、なんでベンチャーやったん?
そのまま昇進して管理職なったり、自分で事業したり、他の大企業に行くとかいろいろ選択肢もあったんちゃう?
知識:確かにそれはありました。
それでもマクロジに入ったのはベンチャーでの新規事業立ち上げを経験してみたかったからです。
これまで大手企業2社で「既存事業の拡大」と「新規事業立ち上げ」を経験しました。
自分にとって、まだ経験していないことは「ベンチャー」と「独立」でした。
楽天退職後すぐに起業することも考えましたが、まずは起業した先にある中小企業のビジネスを体験したいと思ったのでマクロジにジョインすることを決めました。
あとは当時、マクロジの経営状況見せてもらったのですが、すごくよくてびっくりしましたね。
大手にいた時でも見たことないような利益がバンバン出ていて。
それで、マクロジは自分が将来起業したときに目指したい姿だと感じ、迷うことなく転職に踏み切りました。
ー入社挨拶はミャンマーから!入社当初の思い出
上田:そういえば、知識の初出社はミャンマーやったもんな(笑)
その頃はコロナ前で、ミャンマーに新規事業の営業と子会社視察を兼ねてよく出張にいってて、知識にもついて来てもらったよね。
知識:そうそう。初めの入社挨拶もミャンマーからでしたね(笑)
自分は海外の大学を卒業していることもあって半分通訳として、現地のクライアントへのあいさつ回りとオフショアの生産性を見に行ったんですけど、クライアントやオフショアメンバーがみんなインド英語で何言ってるかわからなかったのが衝撃でしたね(笑)
でも実際にミャンマーに行かせてもらって本当に勉強になりました。
自分も起業した際には事業を海外展開したいと思っていたので、海外でビジネスをする際の障壁やそれをどうやって打開していくのかを社長と共に見ることができていい経験になりました。
上田:途中でコロナが来てストップせざるを得なくなったけど、落ち着いてきたら再開していきたいね!
ーマクロジでは5部署を経験。価格勝負以外の戦い方や組織作りの難しさを学ぶ。
上田:それで福岡に戻ってきてビューティー事業部立ち上げたよね。どうやった?
知識:事業計画の立案が一番難しかったですね!
人員採用や関わるメンバーの「給料」も考えろって言われて・・・。
自分はそれまで「利益」しか見たことなかったから、パニックでしたね。
めちゃめちゃ大変でしたけど、自分で事業を立ち上げることになった今となってはとても有益な経験だったと感謝しています。
上田:そうやったね。もともと知識にはビューティー事業の新規立ち上げをしてもらうためにマクロジに入ってもらったけど、実際にはそれ以外にも本当に沢山の仕事を任させてもらったね。なにしたっけ?
知識:制作部以外は全部経験させてもらったと思います。
【知識さんのマクロジでのあゆみ】
①新規事業部:O2O事業立ち上げ・収益化
②WEBマーケティング部:コンサルティング・インフルエンサーマーケティングの内製化・生産性向上
③EC事業本部:コンサルティング・業務効率化の為のシステム導入・組織改革
④ソリューションコンサルティング部:部署立ち上げ・新規クライアント発掘・アライアンス強化
⑤コーポレート本部:人事・採用
上田:ほんまに全部経験しとるな。知識は馬力があって、追い詰めたらちゃんと結果で返ってくるから、難しいことも結構任させてもらったな。
どの仕事が一番ためになった?
知識:全部ですね(笑)
でも、PRやECのコンサルティングに関わらせてもらって、価格勝負以外の戦い方を学ぶことができたのは自分にとって一番の収穫だったと思います。
商品数が多く価格勝負になりがちなネットショップで、商品の本当の価値や魅力を様々な方法やプラットフォームを駆使して発信し、市場を取っていくマクロジのコンサル手法は目から鱗でした。この経験がこれからやっていく自分の事業にも繋がっています。
他にも、マネージャーを経験させてもらい、組織作りについて学ぶ機会があったことも感謝しています。どの部署にどれだけ人やお金が必要か、業務効率を最大化する組織編成など、大手では到底経験できないようなことを学ばせてもらいました。この経験が独立する上でとても役に立っています。
ーマクロジを卒業し次のO2Oコンサルティング会社を設立。独立のきっかけとは。
上田:今回独立を決めた理由を教えて。きっかけは?
知識:ビューティー事業をもう一度やりたいと思ったからです。
コロナ禍になってマクロジはビューティー事業から手を引くことになりましたが、自分としてはやっぱり熱意を持っている分野で、成長性も感じているので、もう一度本腰入れて頑張っていきたいと思いました。
マクロジの人も仕事も大好きで、正直とても悩んだのですが、
なにか成し遂げたいって思った時には腹をくくらないと進まないと思いました。
だから今回、自分で会社を立ち上げてマクロジを卒業することを決めました!
上田:そういえば初めてその話をしたとき、めっちゃ緊張してたな。(笑)
知識:「裏切り者~!」って言われると思って内心めっちゃドキドキしてました(笑)
そしたら、「めっちゃええやん!」って逆に背中押してもらって。
こっちがびっくりしましたよ!
しかも、資金繰りや事業内容についてもその場で説教&アドバイスをもらいましたしね。
上田:やるからには成功してほしいからな!
ー独立で描く美容業界の未来と、これからの目標。
上田:目標はあるん?
知識:20人の従業員で、1億を目指そうと思ってます。
そして、美容業界の①経営、②社会的地位の向上、③海外進出のお手伝いをしていきたいです。
上田:いいね!もっと詳しく教えて。
知識:美容室の数は年々増えていて、いまやコンビニエンスストアより多い数の美容サロンが日本には存在していると言われています。
その分サロンの規模も小さくなり、経営迷子になってる事業者さんが多くなっています。
そんな経営者さんたちを、自分がこれまで培ってきたコンサルやWEBマーケティングのノウハウを生かして導いていきたいと思っています。
また、サロンの増加に伴い価格競争が激化し、働く方の賃金低下と長時間労働も問題になっています。私は美容サロンのような体験型のサービスが大好きで、その体験を提供するサロンの方々には、それに見合った報酬を受け取ってほしいと思っています。
そのために、マクロジで培ったPRや広告の知識を生かし、価格競争以外の戦い方を提案し、最終的には美容業界の賃金とステータス向上に貢献したいです。
あとは日本の美容室における技術や魅力を世界に展開していくお手伝いもしたいですね!
実は僕、カリフォルニアの大学に4年間通っていて、その時にも感じたのですが、日本の美容室って本当にすごいんですよ!サービスもクオリティも素晴らしい。世界一だと思います。
確かに日系の美容室は今も海外に存在していますが、まだまだ少ないです。これから会社の規模をどんどん大きくしていき、日本の素晴らしい技術とサービスを世界に持っていくお手伝いができればと考えています。
上田:いいね!ほんとに頑張ってほしい!
ー大手とベンチャーを経験したからこそ感じるベンチャー企業の良さ。転職者・新卒へのアドバイス。
上田:これからマクロジで活躍する人に向けたコメントある?
知識:中途の方に対しては「大手って案外学ぶこと少ないよ」と伝えたいです(笑)
確かに大手はネームバリューがあって看板はつきますが、ビジネスの本質や経営の知識はよほど上に行かないと身につきません。
例えば楽天のコンサルタントでビジネスを知ってる人ってあまりいませんよね。
そういう大手ではできないことを是非マクロジでやってみてほしいです。
特にマクロジでは社内の数字が本当にオープンなので、その数字の意味をしっかり自分で考察して、お金の流れを理解できるようになってほしいです。
それができるようになったらビジネスの見え方が変わると思いますし、ビジネスマンとして絶対に価値が上がります。
強制はしませんが、ぜひやってみることをおすすめすします。(笑)
上田:まさに、マクロジが求めてる人材もそこにあるね。そこの理解がないとビジネスはできない。
知識:新卒なら、「とにかく動け!」
考えるよりとにかく早く動く。これにつきます。
PDCAを意識して、とにかく動き続けることがこれからの基盤になるから。
逃げ癖が付いたら終わり!!
ー最後にマクロジのみんなへ。
上田:じゃあ最後にマクロジのみんなへのメッセージももらおうかな!
知識:この2年間本当にお世話になりました!
会社と、みんなと、一緒に切磋琢磨しながら成長できてよかったです!
皆に負けないくらい、僕もこれから頑張っていきます。
近い将来、マクロジとお客様を紹介しあえるようになったら嬉しいです!
上田:そうやな。お互い、頑張ろうな!本当に応援してるよ!