インタビュー企画第七弾!
今回はコーポレート本部経営管理部マネージャー、プライベートでは二児の父でもある吉村にインタビューを行いました!
名前:吉村良太
現在の役職・仕事:コーポレート本部経営管理部マネージャー 財務経理・労務・法務・総務
前職:上場企業(サービス業)
出身:福岡県久留米市
趣味:ゴルフ、TVドラマ(妻)、アンパンマン(娘)
【30代で初就職。大企業に入社するも成長に限界を感じ転職を決意】
──これまで経験されてきた会社・業務について教えてください。
九州大学中退後、公認会計士を目指して勉強をしていました。
紆余曲折あり30歳から就職活動を開始しましたが、始めた当時はなかなかつらい日々が続きました。
年齢が年齢だったので、応募した企業にはことごとく落とされ、さらには説教されたこともあります。「なんでこんなに就活するのが遅いんだ!」と(笑)
そんな時に地元久留米に本社を置く前職の求人を見つけ、自分が学んできたことが活かせるのではないかと感じて応募し、ご縁をいただきました。
ーそこでの仕事内容を教えてください。
簿記や会計の勉強をしていたことから、経理課で連結決算業務を任され担当していました。
国内子会社および関連会社を含めた、グループ全体の決算を担当する重要なポジションであった為、仕事はとても難易度の高いものでしたが、やりがいを感じていました。
ーそこから転職を意識し始めたのはいつ頃ですか?
結婚をして子供ができたことを機に、自分の収入や家族との将来について考えるようになりました。前職は大手企業だったこともあり、安定はしていましたが、「上がいなくならないと上がれない」状況にもやもやしていました。仕事も淡々とルーティーンワークをこなす日々になっており、自分の仕事に疑問を感じることもありました。自分だけではなく家族の将来の為にも、このままではいけないと思い、40歳にして転職を決意しました。
ー40代での転職。不安はありませんでしたか?
不安は全くありませんでした!
40代で新しい環境に移ることにはもちろん抵抗がありました。
ですが、そのまま同じ場所にとどまっていても、リスクはないけどリターンもないと思いました。特に今の時代は、大企業であっても生涯安定とは限りません。そこで思い切って一歩踏み出しました。
【コロナ禍での転職活動。Maclogicとの出会い】
ー転職活動ではどんな会社を見られていましたか?
収入アップはもちろんですが、これまでの経験を生かせる経理の仕事を中心に探していました。実は転職活動を始めた当初にMaclogicの求人をチェックしていたのですが、ECやWEB業界には縁もゆかりもない、いわゆる「アナログ世代」の私はスルーしていました。
しかし私が転職活動を始めたのがコロナ禍の2020年4月。その影響で、募集を取りやめた企業や、返事がない企業が多くあり、転職活動は予想以上に難航しました。そこで幅を広げ、Maclogicを含め、今まで見ていなかった業界や企業にも挑戦して応募をしていきました。
ー数ある会社の中からMaclogicを選んだ理由を教えてください
若く勢いのある会社に身を投じ、自分を成長させたいと思ったからです。
自分を含め私たちの世代は、学歴社会で育ち、「有名大学に入って一流企業に就職する」ことがよしとされていた為、夢や目標を持っている学生が少なかったと思います。
ですが、Maclogicでは、社長を含め、20代~30代中心の若い人たちが自分のキャリアや将来について真剣に考え、自分自身の夢のために日々努力しており、自分にはそれがとても魅力的に映りました。そんな若くて勢いのある環境に自分も身を投じ、成長したいと感じたのがMaclogicに決めた理由です。
他にも会社としての風通しの良さや、裁量権を持って発言や業務を行える点もMaclogicを選んだ理由の一つです!
あとは、応募してから返事がとにかく早かった!
コロナの影響でそもそも返事がない企業も結構あったのでとても好印象でした!
ー大企業からベンチャーへの転職に不安はありませんでしたか?
ありませんでした。
実はMaclogicの選考中に他のある程度大きな企業様から既にオファーを頂いていました。
ですが、そこに入っても目先の環境は変わるが、根本の問題は変わらないと思いました。
もちろん、収入や職場環境は転職前に比べ改善されますが、大企業であれば年功序列はやむを得ず、仕事もルーティンワークがメインになりがちです。私はとにかく成長できる環境を求めていたので、職場の風通しがよく、頑張れば頑張った分だけ評価を得られるMaclogicの風土はぴったりだと感じ、入社を決意しました。
ーご家族の反対はなかったのですか?
なかったですね。ありがたいことに、転職自体すごく応援してくれていて、会社選びも私に信頼を寄せ、任せてくれていました。
ー実際に入社してみたの感想を教えて下さい。前職と一番異なる点はどこでしたか?
わかっていたことですがやはり従業員の平均年齢の若さですね。
前職はグループ全体で7000人が務める会社で、本社の事務所には約40名が働いていました。その頃自分は40歳手前だったのですが、事務所の中では下から3番目の年齢で、何かあってもフォローしていただいたり守られる立場でしたが、Maclogicでは完全に逆の立場で、上から数えた方が圧倒的に早いので、この環境が前職と比べて一番異なる点ですね。
Maclogicは平均年齢約30歳というフレッシュな会社です。殆が私より年下になりますが、皆さん本当にしっかりしていて、目標をもって仕事も勉強も一生懸命に取り組む姿に「自分もまだまだ頑張らねば」と毎日刺激を受けています。
会社事態も風通しがよく社員の皆さんもフレンドリーなので、変に気を遣うこともなく最大限に自分の培ってきたスキルを発揮し、意見も積極的に発言できます。
ー転職に不安を感じて迷っている方に、何かアドバイスはありますか?
突然ですが、私が人生で道に迷った時によく聞いていた楽曲を紹介させてください。(笑)
GAKU-MCさんというラッパーなんですが、『 昨日のNO,明日のYes』という曲があります。
その曲中で
「過去の全ての失敗と失態を「経験」と呼び直すためにある今日」
という歌詞があります。
人間だれしも失敗はするけれど、その失敗も糧にして動ければ、自分次第では経験と呼びなおすことができます。
転職は人生の中でも大きな決断の一つで、悩みや不安も多いと思います。「転職で失敗した」という話も耳にしますが、失敗を失敗で終わらせるか、経験に変えるかは自分次第です。
そういう点では、僕自身は転職して本当によかったと思っています。
現状に課題を感じ、「環境を変えたい」と思ったら、ぜひ勇気を出して一歩を踏み出してみてください。踏み出した時点でそれはもうプラスしかないので!
【Maclogic入社から現在に至るまでの仕事。これからの目標】
ーMaclogicに入社してからのお仕事を教えてください。
入社後は、前職の経験を活かせる、財務経理の仕事を担当していました。上場に向け、社内のルールを整えたり、管理会計を導入したりなど、さらには監査法人との契約までたどりつきました。最近は、財務経理の仕事が落ち着いてきたため、労務・法務・総務など今まで経験したことがない業務も担当させていただいています。もちろん初めてのことばかりで大変ですが、弁護士や社労士などの専門家と日々仕事をするので、自分の専門性や価値が高まっていると日々感じています。
ー仕事で大変なことを教えてください。
上場準備の一環で必要な会社のルール作りとその運用にはとても苦労しました。
ルール作りに関しては、他企業のモデルを参考にしながら、Maclogicに合うものを自分なりに考え作成しました。ルールを書面上「作成」するのは簡単ですが、それを社内に「浸透」させるのはひと仕事です。新しいルールを作るということは、それまでの当たり前が通じなくなります。それまでの行動習慣を変えなくてはいけないため、こまめにリマインドしたり、仲間同士で注意しあうよう仕向けたりして、今も試行錯誤しながら奮闘中です。
ーこれからの目標を教えてください。
内部統制や規程の整備強化です。
特に、上場のために必要な規程を更に整備し、運用し遵守することの徹底です。
その際にMaclogicの良さをルールで縛りすぎて消してしまわないよう、縛るところと許すところのめりはりをつけ、規程作成を行っていきたいと思います。
規程ができた際にはみなさんご協力お願いします(笑)
【プライベートは二児の父。最近の趣味はアンパンマンのキャラクターを覚えること?】
ープライベートについて教えてください!
プライベートでは2歳の娘ともうすぐになる1歳の息子がいます。子どもたちと遊ぶことが最近の癒しです。久留米から通勤しているということもあり、どうしても朝が早く夜が遅くなってしまいます。平日は子供たちの寝顔しか見れず少しさみしいですが、その分週末はできるだけ一緒にいるようにしています。普段子育てを任せっきりになっている妻には本当に感謝しています。自分が仕事に打ち込めているのも妻の支えがあってこそです。
ーお家での楽しみを教えてください。
やはり子供と一緒に遊ぶことですね!
2歳の娘はアンパンマンが大好きで、最近は「アンパンマンを探せ」の本にハマっています。ウォーリーを探せのアンパンマンバージョンです。(笑)
娘はアンパンマンを探すだけではなく、周りにいる仲間のキャラクターの名前を「これだれ?」と聞いてくるので、最近は父の威厳を保つべく、キャラクターの名前覚えに必死です(笑)
メインキャラクター30体くらいの名前は頑張って覚えたのですが、実は、アンパンマンには全部で2、3000のキャラクターがいるので、道のりはまだまだ長いです…!
ー継続して続けていることを教えて下さい
自己研鑽はずっと継続しています。特にMaclogicに入ってからは、仕事の幅も経理から総務・労務と広がった為、新たな分野の勉強をはじめました。
また、最近ではFASS(財務経理の実務検定)のA判定を取得しました。
現在は「プロフェッショナルCFO」という資格の取得を目指し、日々勉強しています。
【これから一緒に働く人へのメッセージ】
ー最後に、Maclogicへの入社を検討している方に一言お願いします!
Maclogicは成長中の会社です。そのため良くも悪くも常に変化しており、そのため、多くのことを経験できます。
実際に自分も、労務や総務など新しい業務に携わってみて、これまで自分は地道な作業が好きだと思っていましたが、実は考える仕事も好きだと知りました。これまでの業務の枠組みを超え、新たな領域に挑戦したことで、仕事の守備範囲も広がり、どこにいっても通用するスキルが増えました。自分次第でどんなことにも挑戦でき、成長の幅が広いのがベンチャー企業、つまりMaclogicの良いところだと思っています。
自分も会社もまだまだ未熟で、正直うまくいかないことも多々あります。
ですが、先ほどの歌詞にもあったように、「失敗」は「経験」に変えることができます。
今の現状を変えたいという気持ちがあるのなら、勇気を出して一歩踏み出してみてください!