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メディカルマーケターの先にあるeプロジェクトマネジャーとは

前職ではどんなことをしていたか

大学卒業後、薬剤師として調剤業務に従事した後、内資系製薬会社で6年半MR活動をしていました。初めの3年半は基幹病院を5施設、その後3年間は大学病院と基幹病院の2施設を担当していました。

幸いにも担当施設や仕事内容など自分の望み通りに進めることが出来たのでMRとして大変充実していたのですが、それでも毎日朝から晩まで大学病院に入り込み、医局前のスペースで立ち続ける仕事に疑問を感じていました。

現在どういう仕事をしているか

2015年9月に入社後、メディカルマーケター(以下、MM)として、外資系製薬会社のプロジェクトに参画し、16年7月からはeプロジェクトマネジャーとして、KPI設定、戦略立案、効果検証、プロジェクトの進行管理を担当しています。

プロジェクトをマネジメントするにあたって、クライアントだけでなく、社内の様々なメンバー(コンテンツ、エンジニアリング、分析グループなど)と議論しながら仕事を進めています。

人と話をしていきながら進めるアナログな側面と、分析や効果検証などデジタルな側面の両面があり、ビジネスマンとしてバランスの取れた幅広い仕事が出来ると実感しています。

またクライアントの期待値が高いため、MMと新しい施策を実行しながら、日々直面する多くの課題を解決していき、プロジェクトを成功させるためにメンバー全員でPDCAを回しています。

入社のきっかけ

純粋にMR活動の非効率さに対し、常々疑問を感じていました。昨今MRの働き方が大きく変わり、月並みですがMRを用いた人海戦術は崩壊するなと感じたことがきっかけです。  

もし崩壊するならば、その代わりとなるものはインターネットをベースとしたサービスだと思い、製薬業界で革新的なサービスを提供し、業界に影響を与えているM3に応募することを決めました。

M3グループの中でも当時立ち上げたばかりのMMという事業に大きな可能性とスケールするという確信めいたものを感じ、エムスリーマーケティングに転職を決めました。

エムスリーマーケティングはどんな会社か

人の質の高さと組織のフラットさに驚愕しました。元々コンサル出身の方が多く、物事を表面的ではなく、本質でとらえる人が多いです。

自分自身の「考える力」、「伝える力」のなさを痛感し、いかに今まで考えて仕事が出来ていなかったのかということを日々感じています。

また誰が言ったかではなく何を言ったかが重要なカルチャーで、年功序列の世界で生きてきた私にとって社歴やポジションなど関係なく直接社長に質問や提案が出来るフラットさに大きな心地良さを感じています。

人の質が高く、組織がフラットが故に高速PDCAを中心としたM3グループ特有のスピード感が実現出来ているのかもしれません。

eプロジェクトマネジャーという仕事について

MRで得られるものとして当然営業力があるのですが、薬価が決まっていることや、プロモーションに細かなレギュレーションがあることなど特殊な世界なため、「考える力」や「伝える力」が養われる機会があまり与えられていないことが現状だと思います。

一方でMMでは「考える力」や「伝える力」を問われる局面が多いため、仕事をしながら自然と身に付く土壌であるように思います。なかなかMR経験だけでは他の職種への転職が難しい中、MR経験を活かしながらスキルアップできる稀有な職種と言えます。

またMMからeプロジェクトマネジャーになるにあたって「考える力」や「伝える力」などのスキル的な部分に加えて、「確実にタスクを完遂する」というマインドの部分も非常に意識していました。

MMはMRとして実績を残してきたメンバーが多く様々なプロジェクトで大活躍しているのですが、例えばPDCAでいうところのPlanとDoには積極的なのですが、Checkという地味でタフな作業を怠ってしまい、結果明確なアウトプットがない状態で新しいPlanを立てるということも起こりがちです。

心理的にストレスに感じる仕事にも目をそらさず確実に完遂した先にeプロジェクトマネジャーやその他のキャリアに繋がると考えています。

これからのこと

仕事面では、まずは今のプロジェクトを成功させ、eプロジェクトマネジャーとしてキャリアを積んでいきたいです。

また自分のプロジェクトだけでなく、このサービスや事業全体を大きくしていくための仕事に携わり、このサービス自体が製薬業界のデファクトになるよう広めていきたいです。

入社した当初はプロジェクトが1つしかなかったのですが、現在は多くのプロジェクトが行われており、着実に1歩ずつ前に進んでいると感じているので、まだまだ過渡期ですが、自分が会社を牽引する気持ちで事業拡大に貢献していきたいです。


また、プライベートの趣味は読書とネットサーフィンです。

薬剤師やMRの時は週3,4回本屋に行ってはそこで購入した本をスタバに持って行き、ガラス越しの椅子に座って意識高い風に2,3時間読書するというのが唯一のストレス発散方法だったのですが、最近は忙しさにかまけてあまり読書が出来ていません。

おそらく曲がりになりにもインプットしてきたことが今仕事でアウトプット出来ることの楽しさに変わった結果、インプットに対する欲求が少し減っているのかもしれません。

とそれらしい説明を付けて正当化しているだけのように思いますし、何より社内には自分より何倍も忙しいにもかかわらず多読している人が多いので、まずは家の積読を解消しようと思います。



最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

メディカルマーケター,eプロジェクトマネージャーという職種について、もっと詳しく知りたい方やここに書けない話を聞きたい方はぜひ気軽にご連絡ください。最初はカジュアルに電話で情報交換させていただきます。

お問合せ、ご意見はリクルート室三浦まで


メディカルマーケター/MM
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エムスリーマーケティング株式会社は、エムスリーグループの豊富な情報インフラとITを駆使してMRの働き方から製薬業界を変えるマーケティング会社です。 製薬業界を取り巻く環境は、業界の透明化や医師内でのIT普及、病院への訪問規制と、変化の真っ只中。当然、現場に赴き医師のスキマ時間に営業活動をするような、従来のMRのスタイルにも変革を迫られています。 そこで私たちは、MRによるヒューマンタッチな営業活動とWebマーケティングを融合した次世代MRサービス「メディカル・マーケター(MM)」事業をスタートしました。 会員数25万人以上の医師向けポータルサイト「m3.com」と、その情報インフラを運用するMMにより、営業・マーケティング戦略を成功に導きます。 またMRがカバーできない地域でも、ITを使って最短最速で医療情報を提供し、情報不均衡を解消。先生方の医療活動を最大限サポートします。 製薬業界と医療業界をつなぐMR、そのMRの働き方を最適化し、成果を最大化することがエムスリーマーケティングの使命です。
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