ARKit 2.0がすごい
WWDC(Worldwide Developers Conference)2018で発表されたARKit 2.0の凄さは、AR開発をやっていた人ならわかると思うのですが、「ARってポケモンGOみたいなことだよね?」という方には一体何がすごいのかなかなか伝わりづらいと思います。
<参考サイト>
Apple、ARKit 2を発表 - Apple (日本)
かなり簡単に言うと【AR空間を保存したり、他の人と共有できる】ようになりました。
今までだと、Aさんのスマホ画面ではAR空間にボールが見えていても、Bさんのスマホ画面では同じ位置にボールは表示されません。これが、ARKit2.0ではBさんのスマホ画面でも、Aさんに見えているボールが見えるようになりました。(文章で説明するの難しいですね。。。)
ARKit 2.0使ってみたいので、宝箱ARアプリを作ってみた
というわけで、試してみたくてデモアプリ作ってみました。本当はもっと早く公開したかったのですが、もっとこうした方がいいんじゃない?とか、他の優先度が高い開発が割り込んだりで、ずいぶん遅くなってしまいましたが。
宝箱ARアプリの使い方
1.事前に空間を認識させ、空間マップ情報を保存する。
2.Aさんが空間のどこかに宝箱を設置し、Bさん呼んでくる。
3.Bさんが宝探しスタート → Aさんが宝箱を置いた位置に、Bさんのスマホでも宝箱が表示される。(ここがARKit2.0スゴイところ。)
動画作ったので見てください
いろいろ書きましたが、動画見てもらった方がわかりやすいと思います。
宝探しARアプリ サンプル(ARKit2 iOS12) - YouTube
イベントとかで使ったら楽しいかも
イベントとかで宝探しゲームとかしたら面白いんじゃないかなぁなんて思います。
このARkit2.0を使った形はiOS12(iPhone6S)以降じゃないと対応できないのですが、他の技術を使えば古いiOSやAndroid端末でも、似たような宝探しARを実施することも可能です。
<過去、実際にイベントで使われたアプリ>
たみまるウォッチ - ITAMI GREENJAMで遊べる無料アプリ ※現在はダウンロード不可です。
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