なにをやっているのか
建築建材総合検索サイト「Arch-LOG」-今までの100時間が5分に-
Arch-LOGを使ってレンダリングした画像の例。実物とほとんど変わらない画像ができあがります。
私たちは可視化技術を用い様々な価値を生み出す、3DCG視覚化ソリューションサービスを主な事業としています。
1. Arch-LOG事業【今までの100時間=Arch-LOGの5分】
Arch-LOG(アークログ:建築建材総合検索サイト)は、私たちの扱っている3DCGの視覚化要素技術とWEB/クラウド等の最新IT技術をかけ合わせた全く新しいサービスです。
「情報の可視化、共有化、資産化」を軸に建築/建設業界と深く関わって来た私たちの思いを注ぎ込んだ、ユニークかつ世界でオンリーワンのプラットフォームとなります。
Arch-LOGは日本のほぼ全てのスーパーゼネコンや大手設計事務所から嘱望を受けており、建築/建設業界にDXを起こす可能性を秘めています。まさに今後急速に拡大していく事業になっていくことは間違いありません。
国内におけるArch-LOGの普及を進めるため、私たちの小会社でもある株式会社ログログと総合商社の丸紅株式会社が「丸紅アークログ」という新たな合弁会社を立ち上げました。丸紅アークログでは主にArch-LOG運営におけるフロント業務を行っています。
そしてIT化が遅れているとされる建築/建設産業ですが、特に日本は大きな遅れをとっています。
近年、ようやく日本においてもBIMソフト(主にAutodesk Revit と Graphisoft ArchiCAD)を使用し、設計・施工を行う試みが一般的になってきました。
BIM(Building Information Modeling)とは今まで2次元で作成されていた設計図を最初から3次元でデジタル化、情報化し、それを共有化しようという試みです。
まずは日本で地盤を固め、今後は海外へ展開してゆく中で本プラットフォームを建材ECサイトへ昇華させる事も予定しています。
さらには日本の建材メーカー様の海外市場への開拓、販売のお手伝いさせて頂くなど、そこから収集される膨大な知見を基に更なるビジネスの展開も視野に入れています。
2. 3DCGコンテンツ制作分野
ボトル、時計、衣料品のようなプロダクトから、建築物、プラント、ランドスケープまですべてを3DCG化しています。
あらゆる産業分野向けに、3DCGコンテンツ及びそこから派生する写真品質の視覚化ソリューション、そのほか各種静止画、動画なども作成しています。
3. 映像制作分野
クライアント企業の持つ課題に合わせた映像制作やコンサル、ディレクションを行っております。
例えば、プレゼンテーション用のアタックムービー、展示会用の説明用ムービーなど。他にも、実写撮影やナレーション収録を含めた各種映像制作を行っております。
3DCGを含まない映像制作も数多くありますが、実写撮影が難しいような案件では3DCGを含めた映像制作も行っています。
特に建築/建設分野では、短期間でデザインを決めてプレゼンテーションまで持っていくスピード感が求められます。私たちは大規模プロジェクトにも多く携わっており、3DCGの構築や最終的なプレゼンテーション用の映像制作まで、短期で高クオリティのプレゼンテーションムービーを数多く制作しています。
動画は誰もが簡単に見ることができますし、効率的かつ効果的に思いを伝えることができます。「情報の可視化、共有化、資産化」の有効な手段としても活用しています。
4. BIM分野
BIMは設計/建設分野以外の方には聞き慣れない言葉かもしれません。しかしこの分野では非常に重要なキーワードとして扱われています。
私たちは10年以上前から「情報の可視化、共有化、資産化」を軸にしたBIMを先取るようなサービスを行ってきた経験により、3次元設計を支えるWebベースのプラットフォーム構築及び、そのBIMコンテンツ制作、コンサルティング、トレーニング業務などを行っています。
5. マスカスタマイゼーション分野
Arch-LOGでも利用されている視覚化技術は、建築/建設産業以外でも使用されています。
例えばボトルのパッケージデザイン、靴や服などのカラーバリエーションの確認などです。これらも私たちの持つ3DCGとレンダリング技術により、Web上で実物にしか見えないような画像をリアルタイムに生成することができます。
このような私たちの技術を使用した運用は、多岐にわたるボトルの形状組み合わせやパッケージデザイン、その他にも時計、服飾、車両など、様々な産業分野で既に利用されています。
なぜやるのか
「見える化」「共有化」で先を見通す価値を創り出します
建築/建設業界の様々な課題・問題点を解決するソリューション
建築/建設産業分野では、IT化の遅れによる非効率的な仕事環境、労働力・技術材不足、働き方改革への対応、3Kと言われているイメージの改善など...様々な問題に直面しており、日本ではその打開の一手となりうるBIMの活用が進んでいません。
世界各国ではBIMの普及が進む中、日本は諸外国に比べて大きく出遅れているのが現状です。
私たちはこれまでに可視化技術をベースに、これまでに各種のオーダーメイドサービスを行ってきました。
その経験から「情報の見える化」というのは、あらゆる課題を瞬時に解決する力を持った非常に強力なツールであることを確信しています。
今まで培った経験・技術をもとに、新しい価値の提供を目的として構築したプラットフォームが「Arch-LOG」(建築建材総合検索サイト)です。
建材の新しいプラットフォームである Arch-LOG は、メーカーの垣根なく自由に建材を検索可能です。
また建材データの最新情報や廃盤の管理までを行い、建材データのスマートな運用を可能にします。
そして建設に関わるあらゆるメーカーの製品をBIMオブジェクト化してArch-LOGに登録し、利用者である建設会社や設計事務所等が検索してBIM設計図にダウンロードすれば、リアルタイムに高精細な完成予想3DCGの制作も可能になります。
Arch-LOGのもつこれらの機能や思想が建築/建設業界全体に行き渡れば、業界全体に大きなイノベーションをもたらすことができます。
そして建材メーカーとArch-LOGの利用者である施主・設計事務所・建設会社がウィン・ウィンの関係を築くことの架け橋となり、BIM活用を介して建設業界の飛躍的な発展に貢献できることを確信しています。
先ずは丸紅アークログ株式会社と共に、Arch-LOGの「建設業界でのデファクトスタンダード化」をできるだけ短期間で成し遂げることが当社の使命であり、そのために必要なコンテンツ制作、システム開発を一手に担っています。
特にArch-LOGは「世界をモデリングする」といっても過言ではない大きな可能性を持ち得るプラットフォームです。
世界中のリソースをうまく活用していくマネジメントも行っていく必要があり、世界を股にかけて活躍していくことも可能です。
私たちは今後もお客様の課題解決、社会的課題の解決に貢献して行くことを使命とし、様々な産業分野へ向け「情報の可視化、共有化、資産化」をテーマとし各種サービスを提供していきます。
どうやっているのか
海外支社と協力し各種プロジェクトを遂行します
東京オフィスの様子
Luminova Japanには国内外問わず様々なバックボーンを持つメンバーがおり、東京オフィスと国内パートナー以外に、オーストラリア支店や海外パートナーと協力してプロジェクトを遂行します。
それぞれの分野に特化した人が多く、個性や自分の得意分野を活かしつつ業務を進められる環境です。
主にReality Server® や iray® などの技術を扱う「システム開発部門」と「3DCGコンテンツ制作部門」により、見えないものを圧倒的品質で「見える化」することで付加価値の高い特別なサービスを提供しています。
しかし歴史も浅く人数も多くはないので、システム化された企業文化と呼べるほどのものはありません。
ただその分、代表との距離も近く裁量次第で働き方を選ぶことができますし、積極的に手を挙げていくことで多くの大規模プロジェクトやチャンスに出会うことができます。
そして現メンバーだけではなく、これから加わるあなたと一緒にこれから企業文化を築いて行きたいと考えています。
一般的に3DCG制作に関わる会社は激務が多い印象ですが、基本的に完全週休2日で祝日も休みです。年間休日は120日程度になります。
もちろん繁忙期には残業を行う必要も出てきますが、各々のワークライフバランスを保ちながらスピード感を持ち仕事を行っています。
また最新のツールや技術で良いもの・社内効率化に貢献するものがあれば積極的に採用しています。
作業ワークフローの効率化、関連する技術分野に関する知識・技術を学ぶ人も多く、新しい知識や技術に興味を持つ人にとっては非常に魅力的な環境だと思います。
最後に、「見る」というのは人にとって重要な行為の1つです。一般的に視覚から得る情報は8割を占めると言われています。
私たちは多くの技術を用い「見る」ことの難易度を下げることにより、情報不足による思い込みや誤解を防ぎ、正しい情報の伝達効率を飛躍的に上げ、社会を加速していく役割を担っています。