安永 修人 [やすなが しゅうと] 2019年6月入社
チームメンバーと連携、責任感を持ってチャレンジしていく姿勢、新しい技術に対する情熱など、LTSのエンジニアに求められる素養を体現する安永。
現在は自社サービスであるCS Clip(https://cs-clip.jp/)の新規開発に携わり、RubyやVue, cssなどバック〜フロントまで多岐にわたり実装を担う。最近ではDockerの構築などインフラの仕事にも取り組み始めた。
ゼロから取り組んだシステム構築 - 情報を集め、決定し、手を動かす経験が血肉となった
-印象に残っている仕事は何ですか?
CS Clipの企業検索の改善です。たとえばLTSと検索して、「株式会社エル・ティー・エス」をヒットさせたり、逆にカタカナの検索でアルファベットの企業をヒットさせるなど、検索の利便性を高めることが与えられたミッションでした。
0からすべてを構築する作業で、elasticsearchという検索エンジンの導入、開発環境やステージング環境・本番環境への検索エンジン用のサーバ構築、対応させるアプリケーションの改修、またそれらのタスク整理・マネジメントなどあらゆる業務を担いました。
-苦労したこととそれをどのように克服したか教えてください。
社内に有識者がおらず、ほとんど1人で開発したことです。一通りまとまった知見もなく、ひたすら本やネットで調べて、寄せ集めて形にしていきました。どうしてもわからないことは質問サイトに投稿することもありました。主だって作業をしたのは3~4ヶ月ですが、その後の改善も含めると半年ほどかかりました。
誰も正解を持っていない環境の中で、苦しかったことも事実ですが、人一倍の自走力が身についたと感じます。技術面でいうと、elasticsearchの使い方や、構築していく上で触る機会が増えたLinuxの知識も得ることができました。
-嬉しかったことは何ですか?
同僚やユーザーの方から検索精度が良くなったと言ってもらえたことです。ユーザー会で直接お話を伺ったり、日々ユーザーの方々と接しているカスタマーサクセスチームからフィードバックをもらって開発に直接活用できるのは、自社サービスならではの良さだと思います。
また、ほぼ未経験の分野だった検索周りのところの造詣が深くなったのも嬉しいことでした。頑張った分自分の知識やノウハウが蓄積されていくことは、仕事に対するモチベーションの大きな要素となっています。
認められた嬉しさがきっかけ - こだわるほど、相手のためにも、自分のためにもなるのがエンジニアの仕事
-エンジニアを志したきっかけはなんですか?
もともと趣味でプログラミングをしていました。大学3年生のとき中小企業の事務のアルバイト先で仲良くなった社員の方に作ったゲームを見てもらう機会があり、よくできてるねと褒められ嬉しかったことがきっかけで、仕事にしたいと思うようになりました。
最初はゲームを作りたいと思っていましたが、人気職かつ私が文系出身ということもあり就職のハードルが高く、SESをメイン事業としている会社(前職)に入社しました。それまではなんとなくプログラミング=ゲームというイメージを抱いていたのですが、何かを作ることで人が面白がったり喜んだりしてくれるやりがいはWebも同じで、その後ずっとこの業界にいます。
-LTSの良いところはなんですか?
一つはメンバーの人柄がいいことです。チームとしてお互いに、困っていたらすぐ言うし、すぐ助ける、というスタンスをとっています。自分自身、経験が浅い状態で入社しましたが様々なことを教えてもらいました。
また、自分の未経験の分野にも挑戦させてもらえるのも良いところだと思います。他のところでは実績がないと難しいことも、興味があって手をあげれば任せてもらえる雰囲気があります。
担当範囲が広いという点も、人によってはメリットになると思います。大きな会社だと自分の担当範囲が明確に決まっていることも多いですが、LTSは拡大期ということもありまだリソースが限られているので、(みなさんの募集お待ちしています!笑)どちらかというとアメーバ型で組織が運営されています。
-今後の展望を教えてください。
エンジニアには、マネジメントに進むか専門性を極めてスペシャリストになるかという、大きく2つのパスがあると思います。自分は後者で、面白そうな技術や流行りの技術を取り入れ実務に活かす、その積み重ねで、技術に対する知見も経験も豊富なエンジニアになりたいです。最近だと、技術の選定をする、技術に関して責任を持つ、といった役割を担うテックリードというポジションに興味があります。
目下でいうと、インフラ関連(LinuxやDockerなど)の知識をもっと深めて、自分の強みとして伸ばしていきたいです。