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アナログ文化にいた元銀行員が真逆のITベンチャーに転職してみた結果

はじめまして、LRMで情報セキュリティのコンサルタントをしている川島(@lrm_kawashima)です。2019年11月にLRM株式会社に中途入社してから現在に至るまで、プライバシーマーク取得支援のコンサルティングを担当しています。
今回の記事では、元銀行員だった私が全く畑の違うITベンチャー企業、LRMに転職するまでの経緯とその結果についてお話していきたいと思います。


なんで銀行の仕事ってこんなにアナログなの...?

銀行で働いたことのある人であれば恐らく同じ感想を抱くかと思います。
2015年に関西の地方銀行に入社し4年半ほど働いていたのですが、その間数えきれないくらいアナログだな~とか、ITに疎いな~と感じたことがありました。

・お客さんとの連絡は基本電話(メールやチャットは使えない)
・対面が基本、Web会議より直接会うことがマナーという考え方
・社外に資料を送るときはFAXか郵送
・データで管理している書類でもエビデンスを残すために全て印刷(ペーパーレスの意味なし)
・Excelでセルを入れ替えたり簡単な関数を使用しただけでPC詳しいねって驚かれる

IT企業で働かれている人であればウソみたいに思われるかもしれませんが全て本当の話です。(むしろウソであってほしかった)
特に1つ目の連絡手段については、一度お客さんに携帯でショートメールを打ったときがあったのですが、当時の支店長に「なんで電話せえへんねん!メールで済ますとか失礼ちゃうんけ!」とめちゃくちゃ怒られました。今の職場だったら考えられないことですね。

※全ての銀行がそうというわけではなく、あくまで私が働いていて実際に遭遇した出来事です。


「そうだ、IT企業に転職しよう」

意味のないアナログ文化、変わることに抵抗がある会社の体質にストレスが溜まる一方。それが最高潮に達したとき、仲の良い銀行の同期が次々と転職を始めました。
そのとき、自分の中に転職するという考えが具体的に生まれました。

転職するに当たって自己分析した結果、無駄が嫌い・新しいツールどんどん使いたい・ガジェットいじるの好き・組織の縦割りよりも個人に裁量がある方がいい、ということがわかったので、ITかつベンチャーに絞って転職活動を開始しました。

異業種かつ未経験での転職ということもあり選考に落ちることも多かったですが、2019年9月、LRM株式会社に内定をもらって入社。晴れて念願だったITベンチャー企業への転職が決まったのです。


IT×ベンチャーに転職して感じたこと

ひとことで言うと『仕事ってめっちゃ楽しいやん!!!!!』です(笑)

LRMの働く環境は、先ほど挙げた銀行のアナログな部分と全てが真逆だったのです。
人によっては環境ががらりと変わることはとてもストレスに感じるかもしれませんが、以前のアナログ文化に辟易していた私は全くそんなことはなく、むしろ無駄なことを排除して快適に業務ができることや自分の裁量で仕事ができる部分が多いことはとても喜ばしいことでした。

転職したことによって仕事の環境や仕事に対する自分の姿勢も180°変わったのです。


さいごに伝えたいこと

これを読んでいるみなさんの中には、「今の仕事が馴染めない」「環境が合っていない」と感じている方もいるかもしれません。それは当然です。Webサイトに載っている情報や現場の社員数人の話を聞いてみたところで、実際に働いてみないとその会社が自分に合っているかなんてわかりません。

私が最後に伝えたいことは、『肌感覚でその会社が合っていないと感じたらとっとと転職すべき』ということです。

今後も定年が伸びる可能性や企業の平均寿命が2~30年ということを考えると、転職するというのはより一般的なキャリアとなってきます。それなのに我慢して一つの会社で働いてストレスがたまるというのは精神衛生上よくないです。とっとと転職してしまいましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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