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【メンバーインタビュー】エンジニアのチームリーダーってどんな人たち?

ー こんにちは、採用担当の渡辺です。エルピクセルにはエンジニアが所属する3つのグループがあり、各グループにて今後さらに仲間を増やしていきたいです。

今回は、各グループのリーダー3名からお話を聞き、エルピクセルに興味を持ってくださった方がエルピクセルのエンジニアチームってどういうところを大事にしていて、どんなチームカルチャーなんだろう、といったところをイメージして頂けるといいなと思っています。

ー 本日はよろしくお願いします。まずは、皆さんの自己紹介とチーム紹介をお願いします。
(竹内:医療グループリーダー、河合:サイエンスグループリーダー、福田憲:製品開発グループリーダー)

(竹内)
竹内です。研究開発本部の医療グループでリーダーをしています。前職では、カメラメーカーでネットワークカメラや一眼レフカメラ用の映像認識アルゴリズムを開発していました。エルピクセルには2020年に入社し、画像診断支援AI「EIRL」のアルゴリズム開発を担当。その後、EIRLのアルゴリズム開発を中心に行う医療グループのリーダーになりました。
趣味はボードゲームとレザークラフトです。エルピクセルでは業務外の部活としてボードゲーム部があり、月に1度、部のメンバーとボードゲームをやっています。
リモートワークで自宅にいることが多いこともあり、家庭では食事の用意や洗濯、子どもの保育園への朝の送迎などを担当しています。

(河合)
河合です。研究開発本部のサイエンスグループでリーダーをしています。元々大学で生物系脳細胞の研究をしていて、博士課程を出た後に研究室で研究員を1年ほどやったあと、2018年にエルピクセルに入社しました。主に顕微鏡画像解析アルゴリズム開発を担当した後、製薬会社や研究機関向けに画像認識アルゴリズムを提供するサイエンスグループのエンジニアとして、画像認識を用いたサービスの提供を担当し、サイエンスグループのリーダーになりました。
趣味は研究です。自分の時間がとれる際は、もっぱら研究をしています。

河合さんは研究者とエルピクセルのエンジニアの二足のわらじを履いています。
その姿は以下のリンクをご参照ください。
[企業研究者インタビュー]バイオインフォマティシャンの民間就職って実際どうなの?

(福田憲)
福田です。研究開発本部の製品開発グループでリーダーをしています。前職は総合電気機器メーカーでデジカメ、一眼レフなどの組込みソフトウエア開発やインターネットに接続できるテレビやモバイルアプリのバックエンドの開発をしていました。
2018年にエルピクセルに入社してからずっとEIRLの開発に携わっています。製品開発グループは、医療グループ(竹内さんのグループ)が作ったアルゴリズムを組み込み、製品を作るプロセスを担当しています。それ以外にも医師の皆さまの協力のもと、医療画像の教師データを作るためのアノテーションツールの開発なども行っています。
2020年頃にグループリーダーになっています。フルリモートで働けることもあり、平日は日中に小一時間抜けて子どもの送迎をしています。最近の趣味はもっぱら子育てです。

そういえば、今話しててふと入社初日に河合さんとランチにいったのを思い出しました。

(竹内)
僕も入社初日に河合さんと服装がかぶっていて、並んで写真を撮ったのを覚えています。

(河合)
全然思い出せない。。笑
僕の場合は、インターンから正社員まで緩やかに移行していったので、入社初日の思い出は特にないですね。


ー 自己紹介ありがとうございます。早速ですが、皆さんはどのようなチームであることを心掛けていますか?

(竹内)
医療グループのメンバーは各自が高い専門性を持っているので、それぞれの能力を活かせる組織にしたいというのが第一にあります。一方で、得意と苦手がはっきりしているので、苦手な部分に関してはチームでフォローしていき、トータルで弱点のないチームにすることを心掛けています。
チーム内での関わり方としては、得意な部分は勝手に伸びていくと思っているのでそのまま見守り、苦手な部分は他のメンバーからフォローを受けられる仕組みや、問題が生じた場合に発見や対処を行うためのフローを整備することでカバーできるようにしています。
意識して頑張るというよりかは、こういうフローに沿ってやれば自然に対処できるみたいなのが、最終的に目指すところですね。

(河合)
考え方は竹内さんと一緒です。画一的なチームではなく、得意なことや好きなことをやってもらうことをメインにしています。
案件が来た時に、事前に全体に対して頭出しをするようにしているので、みんなにこれやりたい?って聞いて、やりたい人がいたらアサインしてプロジェクトに入ってもらいます。
手を挙げる人がいなくても、プロジェクトをやっていく中で、この案件ならこの人が最適というのが出てくるので、直接話を持っていくと、やるなら私かなと思ってましたという形で引き受けてもらえますね。

(福田憲)
製品開発グループは一般的なソフトウェア開発を行うので、必要なソフトウェア・機能を、十分な品質で、タイムリーにリリースできることを第一の目標にしています。
また、期日を守ってリリースしてると、本当はこうやりたかったけどできなかったといった技術的負債が溜まっていきます。そういった技術負債を適切に返済できるチームを目指したいです。そのために、チームメンバーには、得意不得意はありつつも専門性を伸ばしてもらい、それを活かして十分な品質とタイムリーなリリースのバランスを取って柔軟に対応していけるよう心掛けています。
具体的には、メンバーの個人目標に、将来への投資や技術的負債の返済を入れてもらい、そのために、業務の10パーセントを充てる「10%改善ルール」を設けています。やってもやらなくてもいいのですが、2週間の内、丸1日は、直近のプロジェクトではなくて、 将来への投資とか技術的負債の返済の仕事を推奨します、という日を作っています。


ー 皆さんは、チームメンバーの得意や不得意を意識しているようですが、チームメンバーを理解するためにどんなことをしていますか?

(竹内)
メンバーの得意や苦手を知る状況はいくつかありますが、主に開発の定例会議中のディスカッションを通して把握しています。我々に限らず、エンジニア同士だとしばらく一緒に働いていれば、特に意識しなくてもお互いの得手不得手については自然と分かってくるものかと思います。

(河合)
そうですね。サイエンスグループのエンジニアも同じです。

(竹内)
あとは、1on1を定期的にやっています。入社したばかりの人や若手の場合は頻度を増やし、少なくとも月1回以上、全員と話せるようにしています。普段の開発定例では製品やプロジェクトに関わる話が中心なので、1on1では個人に関するものにフォーカスして話をしています。 
たとえば、期初の目標設定において今期伸ばしたいスキルやスキルアップ計画について話しているので、その進捗確認や相談などを1on1で行っています。

(河合)
自分も2週間に1回ぐらいメンバーと1on1をやるようにしていて、今やってることだったり、何か困ってることがないかをキャッチアップしていますね。

(福田憲)
製品開発のグループも1on1をやっています。話す内容はその人に委ねています。直近の業務での課題や、やりづらいことを話してくれて解消するアクションにつなげたりという人もいますし、子育ての世間話をしている人もいます。
ただ、世間話をしてても、仕事でうまく行っていないこととプライベートが繋がってたりと、意外と仕事の話に戻ってくることもあり、それはそれで良いと思っています。



ー エルピクセルはどのグループでも1on1をやっているので、グループ内で目線を合わせやすいなと日々思っています。次に聞きたいことですが、チームの好きなところを教えてください。

(竹内)
個人がそれぞれ尖った専門性を持っていて、皆さんをリスペクトできるところです。
たとえば、大手企業の経営に携わっていて歴史的経緯を含む業界知識に詳しいベテランの方や、研究機関での経験が長く学術的なアプローチに長けた方などが医療グループには所属しています。
各自が得意としてるところに多様性がかなりあるので、みんなの力を合わせるとすごいことができるんじゃないかという期待が持てるのが好きなところです。

(河合)
チームとして顧客の課題解決を重視していて、そこに向けてメンバーが課題解決までコミットできているところですね。技術への強い関心を持ちながらも、仕事上で求められる結果をしっかり出せるバランス感覚が高いメンバーが揃っているのはとてもいいです。
それに、皆さん相談したら答えてくれる親切な方たちですね。

(福田憲)
2つあって、1つ目がチーム内でコミュニケーションが密に取れてると思ってるところです。製品開発グループは毎日11時から1時間、ハドル(Slackの音声チャット機能)を使ったミーティングを開いています。このミーティングは参加してもしなくてもいいし、参加して無言でいてもいい、他愛のない世間話や前日の課題や相談事を気軽に話してもらう場になっています。
些細なことでも相談できたり、世間話などを通じてその人の特徴や心のうちも色々とわかってくることで、良い関係性を築けているなと思います。
2つ目は、全員がソフトウェア開発のプロフェッショナルであるというところです。自分の仕事に責任を持って進めてくれて、自分で考えながら周囲と調整してアウトプットまで出してくれるので、とても仕事がしやすいです。
世に出したEIRLが当初から大きく骨格を変えずに今まで運用できている点も、チームとして製品をきちんと作ることができているなと思っています。


ー 最後に、エルピクセルに興味を持って頂いた方へ一言お願いします。

(竹内)
エルピクセルは、医療やライフサイエンスに興味関心が強い人には楽しめる場所だと思います。逆にこれらの事業領域に直接的な興味関心がなかったとしても、自分のスキルを社会に還元していきたいという気持ちが強い人も向いてるんじゃないかなと思います。

(河合)
そうですね、自分の興味のあるところにすごく熱意を持っていて、それを仕事でも追求しながら、社会の課題解決をしたい人にとっては、とても幸せな職場だと思います。

(福田憲)
自分が作ったもののフィードバックが、良い悪いに関わらず、ダイレクトに来る職場だと思ってます。もちろん、悪いフィードバックも来るんですけど、いいフィードバックもしっかり来ます。
そこにモチベーションを感じて、 さらにいい方向に改善できるよう建設的な議論ができる方にとってはとてもやりがいのある場所ではないかと思います。
一緒に医療AIや創薬AIの未来を作っていきましょう!


ー 最後までインタビューを読んで頂きありがとうございました。私自身、普段なかなか聞くことがない内容をじっくり聞くことができて、インタビュアーでありながらとても楽しかったです。


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