なにをやっているのか
Lomographyを代表するフィルムカメラ - LC-A+, LC-Wide and LC-A 120!
ランチ帰りに新製品でテスト撮影
Lomographyはとっても「人間らしい」会社。新しいことを求めたり、マーケットに適応したり、自分たちが楽しいと思うことを考えながら常に変化していく会社です。会社としてビジネスをする側面と遊び心を持つ側面を共存させ、社会の”疑問”を製品のカルチャーとして表現している、個性豊かなスタッフの集まりだと思います。
Lomography(ロモグラフィー)は『クリエイティブな写真』という表現を軸に自分たちが面白いと思う製品を25年間開発しているカメラブランドです。デジタルカメラがマーケットに登場し始めた1992年からフィルムカメラの開発・発売をスタートし、フィルムの生産・販売、ついにはマニュアルレンズの開発まで手掛けるカメラブランドに成長しました。カメラ業界の中でもまだまだ若いブランドですが、世界市場がデジタル中心となった現在も、フィルムカメラ、フィルムの生産販売を継続している珍しいブランドです。
Lomographyが設立した1992年に掲げた『10 Golden Rules』という10箇条は今も私たちのカルチャーそのものです。
【Lomography’s 10 Golden Rules】
* Rule #1 どこに行くにもLomoをつれていこう。
* Rule #2 昼でも夜でもいつでも撮ろう。
* Rule #3 Lomography は人生においてのジャマな存在ではなく、人生の一部です。
* Rule #4 オシリの位置からも写してみよう!
* Rule #5 できるかぎり被写体に接近して撮ろう。
* Rule #6 考えるな!(William Firebrace)
* Rule #7 早く!速く!
* Rule #8 フレームにどうおさまるかなんて考えなくてOK!
* Rule #9 何が写ったか、わかんなくてもOK!
* Rule #10 ルールなんかないさ!!
時代に関係なくLomographyが伝えたいのは…
【ルールなんかない】
↓
【社会のしがらみや、期待値は全てではない】
↓
【自分がやりたいことをやる】
↓
【実現できるのは自分の想いと行動】
↓
【なりたい自分になる】
↓
【個性】
なぜやるのか
実験的な写真表現を追求。これは加工でもなんでもなく、重ね撮り写真。(通称:多重露光)
「ロモグラフィック」な瞬間@クリスマスディナー
写真は今、これまでにないほど身近な表現方法です。
インスタグラムのようなプラットフォームで自分を表現したり、無料アプリで写真を加工したり、スマートフォンの機能向上に伴い、誰でも「きれいな」写真が簡単に撮れてしまいます。
そんな中、私たちはなぜアナログな製品を作り続けるか?
便利になっていく反面、失われていくものが多いと感じる世の中で、私たちはあえてカメラやレンズの面倒なマニュアル的工程や写真の《偶然性》に価値を見出しているからです。
世界を違う視点を持って見て欲しい。
違う角度から工夫して想像力を働かせる機会やチャレンジを設けることで、予想もしなかったことが起こりうると信じています。
どうやっているのか
2016年はLomo'Instant Automatという新しいインスタントカメラを、クラウドファンディングで支援を募り開発しました!
Lomographyが2014年に初めて開発したマニュアルレンズ、Petzval Art Lens(ペッツバールアートレンズ)。特長はこのぐるぐるボケ。
Lomographyの本社はオーストリア、ウィーンにあり、フランス、イギリス、アメリカ、香港など世界約90ヶ国で展開しています。私たちの製品は様々な国と地域で販売され、フラットで小さいチームで運営しているのが特長です。アジア全体の売上の中でも一二を争う日本のマーケットでは、7人から9人体制で仕事に励んでいます。
小さいチームだからこそ、時に業務内容はバックオフィス、お客様対応、ワークショップ実施など多岐に渡りマルチタスクが常に求められますが、自分の力量が試され、チャレンジできる環境でもあります。
今のチームも個性豊かなスタッフばかり。
元木彫り職人から、留学にこれから挑むスタッフ、日本が好きすぎて日本に来てしまったオーストリア人、公認会計士(CPA)になるため日々勉強に励む人がいたり…と様々です。
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また、カルチャーとしては《自由》です。
服装や髪形は自分が好きな格好やスタイル。
好きな時間にランチに行ってOK。
音楽を聞きながら作業はもちろん大丈夫。
それぞれ色んなバックグランドから来た個人が集まってチームとして活動していますが、
大きな目標として:
① Lomographyの製品を通じて気付きを生むこと
② 商品を販売し売上を上げ予算達成すること
③ 自分にしかできない仕事を確立して経験すること
10 Golden Ruleの通り、基本的に仕事のやり方や手順に《ルールはありません》
自ら実績を作り上げ、様々な考えもしなかったことに挑戦していく柔軟性が大切だと思っています。
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元々中学校の校舎だった施設をレノベーションしてアート施設として運営されている、アーツ千代田3331の1階にショップとオフィス、両方を構えています。