はじめまして!
ロゴスウェア株式会社でエンジニア兼マネジャー(コーチ)をしております伊藤(秀)です。
2006年に入社したので気づけばもう十数年になりますが、長くいるわりに飽きずに楽しくやっております。
入社してしばらくはFlashエンジニアとして頑張っておりましたが、スマホの普及とともにFlashが絶滅に向かい、HTML5+Javascriptに乗り換えフロントエンドエンジニアとして生きながらえつつ、いつしかマネジャーの役割もいただき、メンバーたちと楽しく自社製品開発の日々を送っております。
マネジャー廃止か??
そんな1年ほど前のある日、マネジャーミーティングで社長から発表がありました。
社長:「マネジャーはこれからコーチになります!」
マネジャー陣の心の声:「・・・ は?なんで!?」
最初は何の事だか分からずうろたえましたが、私の認識としては以下のような感じでした。
- ロゴスウェアのマネジャーの最も大切な役割は、メンバーのモチベーションと能力を引き出し、チームのパフォーマンスを向上&最大化させること。管理することではない!
- マネジャーの役割は直訳的に管理する事だと思われやすく、マネジャーもメンバーもなんとなくそう思っている人が多そう
- マネジャーよりコーチと呼んだ方が、ロゴスウェアのマネジャーの役割に近くて分かりやすいので役割の社内浸透効果が期待できそう
- 社外的にはコーチだと分かりにくい場合もあるので、社外的には今まで通りマネジャーと呼ぶ
ということで、ひとまずやってみることにしました。まあ呼び名変えるだけですしねw
効果はいかほど??
さて、結果はどうなったかというと・・・
まず、自分がコーチと呼ばれると、不思議とメンバーのコーチングをしなければ!という気持ちになります。呼び名は自然と意識と行動を促すようで、役割名に引っ張られて行動意欲が湧いてきます。
また、メンバーは、コーチに対して徐々に管理されることよりもサポートやアドバイスを求める雰囲気になってるようです。
あと自分的にはマネジャーよりもコーチの方が偉そうじゃないのが気に入っています。コーチって役割っぽくて対等な関係に感じるんですよね。
ついつい”部下”とか”上司”という言葉を使ってしまうのですが、上下がついてる言葉が個人的にはあまり好きでなく、偉そうなのって嫌だなと。
コーチとメンバーという対等な立場で忖度や気兼ねなくオープンにコミュニケーションをとって相互にサポートしあうチームにするのに最適だなと思っています。
新しくコーチになったことで役割が明確化され、変化しなければという気持ちになり、コーチたちはコーチング関連の書籍を読んで学習するようになりました。
個人的に何冊か読んでみたり、以下の書籍はコーチみんなで読んで議論したりもしました。
それに加えて、コーチ1on1を2週間に1度実施するようになり、コーチとメンバーが相互理解を深めることで、私はチーム全体のことがよく分かるようになってきました。メンバーも理解されることで安心感があるのではと思っています。
悪い点は・・・
今のところおもいつかないですね。
そしてこれから
チームの主役はあくまでメンバーです!
これから更にメンバーのモチベーションをあげてみんなの能力を引きだし、全員の得意・不得意を組み合わせて高パフォーマンスで楽しいチームを作っていきます!
メンバーはコーチを有効活用してパフォーマンスを向上し、コーチはメンバーから刺激をもらって多くを学ぶような関係になれたらなと。
もしそんなチームにご興味ある方がいましたら、ロゴスウェアも選択肢の一つに入れていただけるとうれしいです。どうぞよろしく!