「地域を活性化し、日本を元気にする」をミッションに掲げている弊社。地域企業様のマーケティング・ブランディング支援や、営業支援ツールのご提供、WEB広告代行などのサービスを行っています。今日のコラムでは、前回(きっかけは営業社員の退職。地域を応援し地域に貢献する「地元紹介丸投げパック」が生まれた理由とは?)に続きライターの中島さんに協力していただき、代表の曽根田が取材を受けましたのでその模様をご紹介いたします。今回は、現在の事業や理念につながる価値観のベースとなった曽根田の少年時代や、採用面接の際に注目していることなどについてです。
インタビュイー:ローカルパワーエンジン株式会社 代表取締役 曽根田太郎
取材・執筆協力:中島宏明さん(ライター)
少年時代から今につながる価値観
――曽根田さんは、子どもの頃に夢中になったことってなにかありますか?
曽根田:ちょうど小学生の頃に、オリンピックで柔道の山下泰裕さんが金メダルを取ったのを見て、柔道に興味を持ちました。しかし、小学校には柔道部がなくて、近所にも道場はありませんでした。それでも、柔道をやってみたいという気持ちはずっと持ち続けていて、中学に入ってから柔道を始めました。ケガで一度辞めて、マンガのスラムダンクが好きだったのでバスケットボールを始めたのですが、高校に入って柔道を再開しました。高校では、都大会まで進んでいます。ちなみに、大学は英語部です(笑)
柔道の良いところは、小でも大を覆せること。大が小を制すわけではないんです。体が小さくても、自分より大きな人に勝つことができます。この考え方が、人生にもつながっていると思います。価値観のベースみたいなものになっているのかもしれません。だから、大企業に就職するという道は考えませんでしたし、地域の中小企業をずっと応援したいんです。
――柔道以外だと、なにかありますか?
曽根田:マンガが好きで、スラムダンクの他にもいろいろ読みました。特に三国志は、今でも好きで読み返すほどです。三国志のマンガが友人の家に全巻揃っていて、それを読み始めたのがきっかけです。
三国志は登場人物がたくさんいて、読むたびに共感できる人物が増えていきますね。また、三国志を読んだことがきっかけで、中国古典も好きになりました。三国志はマネジメントに役立ちますが、孫子や論語、韓非子などもとても役立ちます。昭和の経営者に中国古典を愛読している人が多いですが、人間の心は昔から変わらずに、歴史は繰り返すからだと思います。歴史から学べるのはとてもありがたいですね。
採用選考の際は「ここ」を見てます
――そういった少年期からの価値観ってそうそう変わるものではありませんし、一緒に仕事をする上でも「なにが好きか」を知っていることって大切だと思います。それって、採用基準にも影響してきませんか?
曽根田:そうですね。やはり理念や事業内容に共感してくれる人と一緒に働きたいですから、価値観を理解し合えることも重要だと思います。もちろん、同じ価値観じゃないといけないなんてことはなくて、違う価値観を持つ人同士だからこそ生まれる良い効果もあります。
それでも、「ここは譲れない」という採用基準はあって、それは「一貫してお客様のために行動できる人」「小さな約束も守れる人」「その積み重ねで人間関係を築き、深められる人」です。そういう人を積極的に採用したいですし、一緒に会社をつくっていきたいですね。面接の段階でドタキャンする人や、メール返信や折り返しの電話がない人とは、一緒に仕事をするのは難しいと思います。
面接では、「なんとなく応募してきた人」か「理念や事業に共感してくれている人」かを気にしてみています。人財と言われるように、人材は会社を良くもするし悪くもする重要なことですからね。
営業社員の退職が業務改善のきっかけに
――これまでに採用してきて、曽根田さんが「グッときた」社員の方はどんな人でしたか?
曽根田:2023年に退職した社員がいたのですが、できればずっと一緒に働きたかったですね。その社員は責任感も強く、事業部長にしたかったほどです。
ただ、その退職のおかげで、「今のままじゃダメだ」と気づくことができました。
それまでは、コンテンツに軽微なミスが多く発生し、それがお客様からのクレームへと繋がり、そのフォローを退職した営業が対応する、という構図がありました。
営業と編集を分業すると、仕事への責任感があいまいになりがちだと気づきました。それで、営業と編集を合体させ、分業や部署の壁をなくしました。
おかげで、しっかりとクライアントやユーザー目線でみんな仕事をしてもらえるようになりました。
その社員の退職は当時、とてもショックでしたが、今となっては業務改善の良いきっかけになったと感謝しています。
私たちの会社で仕事をすれば、営業も編集も一貫して経験することができます。
裁量を持って、早く成長したい人にたくさんのチャンスを提供できるので、ご興味があればご応募をお待ちしています。
次回は、弊社が創業時から提供している「ニュースレター」についてご紹介する予定です!
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