私が担当する地域密着のクライアント企業があります。
担当の方の第一印象は、物静かで口数の少ない方、インドア、コミュニケーションをとることが苦手そう、といったものでした。
毎月の定例打合せで会話が弾むこともなかったので、どちらかといえば得意ではないタイプでした。
ある時、営業のテーマが信頼関係を築くに定められたことがありました。
レポート報告だけでなく、担当の方のプライベートを少しずつ聞くことに挑戦してみました。
最初のきっかけは当社が送付するニュースレターに掲載するためのインタビュー。
そこでプライベートをヒアリングしていくうちに、意外とアクティブでお笑い好きということがわかりました。
これまで担当の方のプライベートにはあまり踏み込むことはありませんでした。
あまり興味がなかったのが理由ですが、今回のインタビューを通じて、意外な面があることがわかり、関係性を作るように変化しています。
自分の知らなかった世界や人種の方々と関わることは、プラスが大きいと最近は感じています。
先日、担当の方と食事をして、今後どうしていきたいなどの話を聞くことができ、私自身「そんなことを考えていたんだ!?」と共感しました。
担当の方と会った時と比べたら、何かしらお手伝いしたい!という気持ちが俄然、強くなりました。
20代は我を通して気の合う人と好きなことをしていきたい、という思いばかりでした。
今は多くの人を巻き込んでコミュニティを作ることが一つのテーマです。
第一印象やバイアスにとらわれず、柔軟に貪欲に仕事に限らずコミュニケーションを深めていきます。
この記事を書いた人 営業 上里