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自己分析やってみました#3 ~さあ、才能に目覚めよう~

こんにちは。小林です。
前回に引き続き、読んでくれている方々、ありがとうございます。
今回は、『さあ、才能(自分)に目覚めよう』という書籍を読んで自己分析を実施した結果を紹介します。
過去の自己分析結果との差分や、前回実施した自己分析との差分なども分析していきたいと思います。私、個人の経歴などは以前の記事に記載しておりますので、気になる方はこちらも読んでみてください。

◆読んだ書籍の紹介

・書籍タイトル
『さあ、才能(自分)に目覚めよう』
・価格:2400円
・所要時間:5時間(内質問回答時間1時間)
・概要:自分の強みを理解するもの


◆書籍要約

本書籍以下の流れに沿って進みます。
1.177個の質問に回答し、自分の強み(才能)を「見える化」する
※4領域(実行力・人間関係構築力・影響力・戦略的思考力)に分類された34種類の資質からトップ5を選定される。
2.資質ごとにどのような特徴があるのかを理解する
3.どのような行動を心がけるべきなのかを理解する
※レポートが作成され、それぞれの資質ごとの組み合わせから生じる行動・思考パターンも簡単に分析されています。


◆実施した自己分析の紹介

前述した通り、本書籍を購入すると、質問形式で分析を実施してくれます。
※ストレングス・ファインダー®と呼ばれるもので、2023年時点で、約3,000万人を超える人が受験しています。
書籍には、4領域34種類の資質ごとの特徴・行動アイデア(どのように行動するべきか)が記載されていますが、レポートにはさらに細かな分析結果が得られます。
各資質ごとの組み合わせにより、自分の強みがどんな融合をするのかの紹介もされています。
※課金をすると、さらにトップ5以外の資質の分析についても確認できます。

 以下に4領域34種類の資質をまとめました。

また分析結果で得られた私の資質(強み)は以下5つでした。
・分析思考(戦略的思考力)…4-①
・公平性(実行力)    …1-④
・原点思考(戦略的思考力)…4-②
・調和性(人間関係構築力)…3-⑤
・規律性(実行力)    …1-⑥

さらに自分の強みトップ5をもう少し掘り下げていきたいと思います。


●分析思考…4-①

【特徴】
・他人に主張に正当性を要求しがち(否定ではなく、その理論が堅固であることを求める)
・データを好み、非現実的なことは避ける(客観的で公平なものを好む)
【行動アイデア】
・データを扱う仕事がよい(マーケや金融分野のデータベース管理、危機管理業務など)
・積極的な発信が必要(他人は分析していることに気づいていない)
・活発性のある人と組むことで、自分の分析を実行段階へ引き上げてくれる


●公平性…1-④

【特徴】
・誰かが特別扱いされる状況を嫌う(コネや賄賂的なものを心から嫌っている)
【行動アイデア】
・公平性の基準は、自分の価値観や考えが元になっており、その基準を適切に理解することが必要
・最上志向や個別化の資質を持つ人と組むことで、個別化したほうが良い事象を把握できる


●原点思考…4-②

【特徴】
・答えは過去にあると考える(過去に答えがないと決断に自信が持てない)
・原因(過去)を理解し、将来をよく見通すことができるが、新しい状況に慣れるには時間がかかる
【行動アイデア】
・過去の行動・事象から未来を予測するが、切り捨てや変化を受け入れることが大切
・未来志向や戦略性の高い人と組むと、過去に埋没することを制限し、過去の教訓を生かしつつ、より持続性の高いものを生み出すことができる


●調和性…3-⑤

【特徴】
・衝突や摩擦からは得るものはなく、同意点を求めている
・他人同士が異なる意見を持っていると、共通点を見出し、調和に向かわせようとする
・他人が自分の主張をしているときは、(自分の価値観と衝突しない限り)、主張を合わせる
【行動アイデア】
・日常的に対立する仕事(勧誘やセールスなど)は向いていない
・対立せずに、問題を解決する技術を磨く必要がある(これがないと、問題から逃げるだけ)
・指令性や活発性の資質の人と組むと、争いの解決がうまくいかなくても、逃げ出さずに対峙できる


●規律性…1-⑥

【特徴】
・何事も秩序正しく計画されることを好み、効率性を高める(整理整頓された空間も好む)
・予想外のことに対して、嫌悪感や苛立たしさを感じ、細部まで突き詰める
【行動アイデア】
・規律性のない人たちは、別の目標達成方法を保有していることを理解する
・細部まで拘る傾向が、他人を制限するものと誤解される可能性がある。自分の前進と生産性を維持するための本能的な行動であると理解してもらう

◆結果分析/考察

上記の自己分析を確認してまず思ったことが、自分には4領域の内の「影響力」がないことです。
過去の自己分析と前回の自己分析で以下2つの結果が得られているため納得の結果でした。
ⅰ他人の気持ちを汲み取るように努力する(⇔自分を表に出すことが苦手)
ⅱとにかく自分よりも他人に気を配るため、自分が何をしたいのか不明確になりやすい

「自分を表に出すことが苦手で、自分が何をしたいのか不明確」となると、他人への影響力を持つことは当然難しいですね。
※ないものはなく、本書籍も自分の強みを見える化するものであるため、ないものについては今回触れません。

しかし、今回実施した結果は過去と前回の自己分析結果から乖離しておらず、自分の自己分析の精度を上げるよりよい結果となりました。(あとからは何とでも言えますが、34種類の資質を見直しても自分が特に大事にしている資質が選ばれています)

今回の自己分析を実施して、得られたことを領域ごとに分析していきたいと思います。
前回は幼少期の体験から自己分析を実施したため、今回は高校生~大学生くらいの経験から結果を分析していきたいと思います。
数学を長く学んでいたため、全体的に数学(理系)に関する資質が選ばれている印象です。


●実行力について(公平性/規律性)

※「公平性や規律性があるから実行力がある」という考えは個人的に違和感があります。そのため「〇〇の資質をもとに物事を実行していく力」が実行力だと読み替えました。

公平性と規律性の資質はまさしく数学ですね。とにかく情報は普遍的で、答えに至る過程は整理されていることを大事にしています。(数字の1は常に1で、最も端的に答えに至ることを求めます)
答えに至る過程が複数あることは理解していますが、なるべく寄り道がない過程を好みます。

よく例題に上がる「6÷2(1+2)=?」の式のような答えが変わってしまう問題はとても嫌いです。というか議論する気も起きません。(前提条件が足りず、問題として完成されていないもの)

こういった部分から、正しい情報や前提条件を大事にしていると分析します。
その他の資質は、答えに至る過程や、明確な根拠を大事にしているため、そのほかの達成欲、信念、目標思考などは低いと分析します。


●人間関係構築力について(調和性)

前回の自己分析にも通じますが、真ん中っ子のため、とにかく仲裁や中間の立場にいることが多かったため、調和性は納得の選出です。

またサッカーの経験からもこの調和性は培われました。

サッカーのプレー中は味方の意見の言い合いはよくあります。選手同士、波長が合う選手合わない選手が当然存在するわけで、私は献身性や味方同士がつながりやすい、やりやすいプレーというものをずっと意識しており、ここを強みだと考えサッカーを行っていました。(前回の分析でも触れましたが、競争率の低い、他のうまい選手の邪魔にならないポジションを選択して行うなど)

その他の資質は、未知のことに対して0から細かく理解していきたいため、適応性などは低く、物事には必ず理由があると考えるため運命思考なども低いと分析します。

※ここについては後述します。

 

●戦略的思考力(原点思考/分析思考)

まず最初に自分の今の仕事が、自分の資質(強み)から乖離していませんでした。
分析思考と調和性で触れられていましたが、対立する仕事ではなく、分析したりデータを扱う系の仕事がよいとのことで、現在のITの仕事と乖離しておらず一安心しました。
※自己分析実施前は、自分の仕事と乖離していた場合、今後どうしていくか根本から考え直す必要があると考えていたため、この点に関しては本当に安心しました笑

 数学は新しい公式の発見などは別として、問題を解く際に適切に前提条件を置き、過去の解き方を参考に問題を解決していきます。
逆に過去に経験がないことに関しては、問題を理解するのに時間がかかったりするため原点思考の資質は特に一致していました。
※明確な根拠がないと、物事を実行できないので、過去の自己分析とも一致

数学は答えの導き方は無数に存在します。過程が異なっていても答えが一致することが必須です。その中で最も簡潔に問題を解く方法が最も美しい答えとなります。
そのため、途中経過などはその人固有の考え方が出てきたりするので、それを否定したりはしません。しかし効率はよくないため、規律性(秩序正しく、効率的)とともに原点思考/分析思考の考えが染みついてると分析しました。

他の資質は、答えは過去にあると考え、無駄を嫌うタイプのため未来志向や収集心などは低いと分析します。
しかし、学習意欲や戦略性などは、トップ5に入らなかっただけで上位に入ってくるのではと思います。

 

●全体を通して

全体的に、明確な根拠(分析思考・原点思考)をもとに客観性(公平性・規律性・調和性)を大事にしていることがわかります。
※過去と前回の自己分析と乖離せずでしたね。
※性格事前予想
ⅰ明確な根拠を元に行動する(⇔根拠なく物事進めることが苦手)
ⅱ他人の気持ちを汲み取るように努力する(⇔自分を表に出すことが苦手)

◆まとめ

今回実施した自己分析は、質問形式でレポートが出るもののため客観的なデータが得られました。そのため前回や過去の自分の自己分析結果がより確度の高いものに昇華されたと思います。
※分析思考の資質(データを好む)があるため、統計学を用いた客観的なレポートが出力されることは心地よいです。

全体的な弱みとして、客観的な考え方や答えを押し付ける可能性があると感じました。それが客観性を保てていればよいですが自分の主観や主張が混ざっていると、相手からネガティブな誤解をされる可能性があります。ここは今後の生活で注意していきたいと思います。

また全体的に活発な人(情報を発信したり、行動に移したりする人)との関わりを増やすことで自分に足りない部分を補ってくれると分析されています。ここは自分の弱みとも一致しているので、積極的に自分に足りない部分を頼っていくという考え方も必要だと感じました。
本書籍には他29種類の資質も記載されており、他の資質の理解を深めていこうと思います。

さらに自分の資質同士の組み合わせによるポジティブな部分も簡単にレポートに出るため興味のある方はぜひやってみてください。
自己分析を実施すると、自分の良くない点や改善点に目が行きがちになりますが、本書籍では積極的に強みを伸ばそうとする内容で話がまとまっていました。そのため行動アイデアの部分などは大変参考になりました。

どんな行動をすると自分の強みに対してポジティブに働くのかはあまり考えたことがなかったため、もう少しレポートと本書籍読み込んでいこうと思います。


◆次回予告

次回は、「Microsoft Wordを開発した伝説のプログラマーが発見した「やりたいことの見つけ方」がすごい!」を実施しようと思います。
更新予定は、1月末です!
※あくまで予定ですので、ほかにもっとよさそうなものがあれば変更する可能性あります!

 ここまで読んでいただきありがとうございました!
興味のある方は来月以降も継続して読んでくれると嬉しいです!!ではでは~

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