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社員の日常 データサイエンティスト検定受験記

お疲れ様です。Amazon Prime Dayで日用品を4万円分買い込んだSuzukiです。
Prime Dayって本当にお得ですよね。何かしら買い逃していそうですが…

さて、今回は2023年の12月にデータサイエンティスト協会が実施している
データサイエンティスト検定アシスタントレベル(以下、DS検定)を受験し、無事合格しました。

まだまだ合格体験記が少ない試験でしたので、受験を予定している方の参考になればと思います。

◆DS検定とは?

上記の公式HPによると、以下のように定義されております。

また、DS検定では4段階でスキルレベルを分けており

執筆時点(2024年7月頃)では
スキルレベル1のアシスタントデータサイエンティストの試験のみが実施されております。

また、2024年6月の試験より生成AIなどのAI利活用スキルに対応した試験問題の一部改訂が行われたとのこと。

本記事は改訂以前の試験となります、ご注意ください。


◆試験範囲

一言でいうと、広く浅いです。

ITパスポートをより広大にしたイメージでしょうか。

主観になりますが、基本情報と同じかちょっと少ないくらいの印象です。


◆受験料

  • 学生  → 5,000円
  • 社会人→10,000円

です。公的な試験としては、標準的ではないでしょうか。

(参照:https://www.datascientist.or.jp/dscertification/what/

◆筆者の知識状況

学習方法やスケジュールを話す前に、私の勉強開始時点でのスペックをお伝えします

  • 学歴
    • 4年制大学 数学教育系
  • 社会人歴
    • 6年目(IT歴は3年目)
  • 取得済み資格
    • ITパスポート
    • LINUC Level1
    • AWS SAA
    • Power BI DataAnalyst
    • Siiver SQL
    • 統計学検定2級
  • 経験
    • Power BIで統計データを加工、分析の手伝い
    • 社内のDX教育

といった感じです。

ローコードでデータ加工を行っているので、コードを書いたりはできません。

資格勉強で周辺知識を補っており、一応統計分野には少しかかわっているようなイメージです。

統計学検定2級を直近取得していたのですが、これのおかげでDS検定では楽できました!


◆学習スケジュール

4~8月は統計学検定の学習をしていたため、本格的にスタートしたのは9月から。

受験日を12/3にしたので、およそ3か月ですね。
ただ、範囲内の統計学を直前にやっていますから(過剰範囲ですが)
およそ4か月分の学習に匹敵すると思います。

平日は1~1.5h、休日はまばらでやらない日もありましたが、11月は2hはやるようにしていました。
正確には計測していないものの、およそ100~150hはこなしたのではないでしょうか。

ザックリしたスケジュールは以下の通りです。

9月…YouTubeのデータサイエンティスト基礎講座を視聴・教科書でインプット学習
10月…問題集をひたすら繰り返し解き、理解に努める
11月…問題集を自作(!?)し、暗記に努める

という感じでした。

教科書、問題集をお求めの際は、最新のものかどうか?必ずご確認ください。

ちなみに私が使った問題集、とても参考になったのでオススメです◎


◆学習方法

さて、肝心の学習方法ですが、気を付けるべき点として
DS検定には過去問がなく、問題集も少ないことが挙げられます。

そのため、次第に暗記で解けてきてしまうため、理解することに重点を置きます。
単純暗記で解ける問題も多いですが、どういった場面の時にどの方法を使うのか?が紐づいているとより正答率が上がります。

なんせ合格ラインは80%ですから、以下に安定して基礎を外さないかがポイントになります。

また、問題の傾向として、計算問題は少なく、穴埋め問題・選択問題が多いです。

微分・積分の問題なんて出たかしら…?というレベルなので、計算分野は対策薄目で良いかと。

問題集は少ない、けど穴埋め問題は多い。じゃあどうすればいいんだ!?

自作すればいいじゃないか。

ということで、自作しました。


私は暗記がとても苦手で、数をこなすしかありません。

結論、これやってメチャクチャ良かったです。

本当に穴埋め・選択肢問題が多いので、問題集の問題や教科書を参考に作成しました。
(なのですべては公開できません💦)

問題集だと、穴埋めの場所や選択肢が変えられませんからね。自作しちゃいました。

なので11月は

ひたすらこれを解く

問題を追加する

ひたすら解く

といった感じに繰り返しました。

そして最後に問題集の模試に初挑戦。無事9割近くを取ることができました。


◆結果

気になる私の結果ですが…

無事、かなり余裕をもって合格することができました!
満点が何点なのか?など詳細は不明なものの、%をみると余裕をもって合格できたのかな?

私は業務でデータエンジニアリング・ビジネスはカバーしている範囲が多かったので
カバーしていないデータサイエンスが少し低めです。

分野別の点数を見てみると、100%か思いっきり落とすかの2パターンのようですね。

かなりまんべんなく出題されることが分かりますので、いかに苦手分野を作らないかがポイントですね。

ちなみに、試験中時間が足りない!という風には感じませんでしたが、それは十分に穴埋め問題対策を行ったからだと思います。

1問1分ペースで解く必要ありますから、油断はできません。


以上が私の合格体験記でした。

受験できる機会が少ないですが、1回の受験料は高額ではないため
一度試しに受けてみるのも効果的かなと思います。

少しでも受験する方の参考になれば幸いです。

それでは、ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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