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社員の日常 ITIL4 Foundation受験記

入社2年目の中島です。

最近ITIL4 Foundationを取得したため、その振り返りとして本記事を執筆しました。

拙い文章で恐縮ですが、どうぞ最後までお付き合いください。

◆ITIL4 Foundationってどんな資格?

端的に述べると、ITサービスのマネジメントに関するフレームワークであるITILv4について学ぶ資格です。

ITIL→ITサービス運営のベストプラクティスを纏めたイギリスの書籍
ITILv4→ITILを元としたフレームワークのバージョン4
ITIL4 Foundation→ITILv4への知識を証明する1番初歩的な資格


◆受験料

→61,630円+税(2024/3月時点)

高い...

少し前の記事を漁ると、4万円台で受けれていた時期もあるようですが、
海外の試験だと円安の影響をもろに受けるのがお辛いですね...

しかし、弊社では承認されたIT資格の受験料は合格の場合はなんと会社が負担してくれます!
なので気兼ねなく受験することができました。ありがたい…

なお、受験する際はバウチャーチケットというものを購入すると
直接申し込みをするよりも受験料を安く抑えられるのでオススメです。

バウチャーチケットって、団体とかでないと購入できないイメージでしたが
どうやら個人でも買えるようですね。(どういう仕組みなんだろう?)

私の場合、こちらより購入することで1万円ほど安く受験できたのに加え
ITIL4 Foundationの出題範囲に対応したドキュメントも付いて来ました。

バウチャーチケットは購入後有効期限があり、1年以内に試験を申し込む必要があります。
ドキュメントも付くので、受験を決めたら勉強を始める前にチケット購入がおススメです。


◆勉強法と勉強時間

Ping-tにITIL3 Foundationの問題集が無料であったため、それを2周ほど解いた後、
前述のバウチャーチケットの付録としてついていたドキュメントを読み込んで挑みました。
学習総量としては2週間(20時間)程度です。

結論、v3の知識はほとんど出題されませんでした…
試験に合格を目的とする上で、ITIL3 Foundationの問題集を解く意味はほとんどありませんでした。
一部単語の意味などは重複していますが、下記の通りフレームワークが完全に別物なのですよね...

ITILv3→プロセスアプローチでITがビジネスに価値を提供するフレームワーク
ITILv4→SVS(バリューストリーム)のモデルを用いてITとビジネスが価値を共創するフレームワーク

完全に失敗しました。

◆結果は...


無事合格出来ました!!

ちなみに、合格点が65%と言われているのでむちゃギリギリでした、、


因みに、Udemyで模試を実施してから受験したSuzukiさんによると
とても対策しやすかったと聞いたので、そちらを使って学習すればよかったな…と感じています。
5回分の模試が提供され、形式もかなり近いようで、↓のように自動で採点もしてくれるみたいです!
有料の教材ですが、確実に合格したい方にはオススメです。
全5回とも9割前後取れるようになれれば、間違いないそうです。


◆受験後の感想

今まで混同して使っていた単語(例えば"構成管理と変更管理","問題管理とインシデント管理")などへの理解がより深まったと感じております。

業務における用語の解釈の違いは、成果物の価値に大きく影響しますし
場合によっては重大なインシデント繋がることもあります。
学習に取り組む以前はITIL=プロジェクトマネージャー向けの知識だと考えておりましたが
実際はすべてのエンジニアにとって有意義な知識であると認識を改めました。

試験自体には合格出来ましたが、未だフレームワークへの理解が足りていないと感じているため
そのうち上位の試験にも挑戦したいなと考えております。

以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。


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