組織にとって、安心して挑戦をするためには守りも強くないといけません。
「成長を続けるベンチャー企業の管理部門はどんなことをしているの?」
という声にお応えし、今回はリンクエッジの管理部についてご紹介!
リンクエッジでは事務サポートや経理、総務などの後方業務全般を管理部が担っています。
チーム体制や業務内容、リンクエッジの管理部門ならではの特徴などをご紹介しますので、少しでも理解を深めていただけますと幸いです!
業務内容は?
まずは管理部メンバーが担当する代表的な業務を6種類に分けてご紹介!
①営業事務関連
■案件入稿対応・CV(コンバージョン)テスト
…営業担当が獲得した新規の案件を、自社開発の成果報酬型広告ASPサービス『Link-AG』に登録する作業。
広告主様から提示される成果条件や報酬単価などを登録し、成果が問題なく発生するかどうかの疎通テストを実施します。万が一テストが上手くいかなかった場合はエラーの原因を探り、クライアントとやり取りをしながら解消させます。
■メルマガ配信
…メディア(※)様向けに、おすすめ案件や停止案件についての情報を記載したメルマガを作成し配信します。
※メディア:Link-AGに登録いただいているアフィリエイターの総称
②顧客対応関連
■メディア様対応
…メディア様に対して、チャット・メール・Link-AGのフォーム等でいただいたお問い合わせへの対応や案件・施策のご提案をします。
■広告主様対応
…過去から継続でお取引いただいている一部の広告主様に対するフォローアップ営業。チャット・メール等でのやりとりや月1程度のWebミーティングを行って問い合わせ対応や案件・施策のご提案をします。
③人事関連
■労務
…勤怠管理、健康診断手続き、ストレスチェック対応など。
■採用面接
…管理部の中途候補者への面接を実施。
④経理関連
■広告主様への請求書作成
■入金チェック
…広告主様から広告費の支払いがされているかの確認作業。
■メディア支払
…メディア様への報酬支払作業。
■月次決算
⑤法務
■クライアントとの契約書やNDAの内容確認
⑥総務
■備品管理、PCセッティング、掃除管理などの庶務業務
■中元・歳暮など、季節毎に単発で発生する業務への対応
チーム体制は?
2023年8月時点の管理部メンバーの詳細はこちら↓
メンバー10名の中で入稿CVテスト2名、メディア様対応3名、広告主様対応3名など各メンバーが業務を兼務しており、メンバーの習熟度や他部署への異動状況に合わせて担当替えを不定期で行っています。
営業事務については「1人の営業に1人の管理部メンバーがつく」という体制ではなく、全てのタスクを管理ツール上に集めて担当者に割り振る体制をとっているのが特徴です。
管理部には常に研修生(新入社員・インターン生など)がいる状況のため、各業務では指導者と実行者がタッグを組む形になるように割り振りを行っています。
評価体制は?
四半期毎に目標シートを作成し、達成度合いを上長と面談で確認します。
営業担当などと違って数値的な目標が立てづらい管理部門。リンクエッジでは達成度合いがわかりやすいようなるべく定量的に計れるような目標にすることを心がけ、個人のレベルとその時のチームの課題に合わせて設定しています。(例:CVテストのエラーを〇件解決する、残業時間を〇時間減らす、業務改善提案を〇つ実行する等)
目標の難易度やインパクトに合わせて点数の配分を設定し、100点満点での点数で表されるため、納得感の得やすい評価体制になっているのが特徴です。
また、自身の業務レベルの向上を達成した場合は給与へ、チームや会社の成長に繋がることを達成した場合は賞与へ反映させるようにしているため、個人としてもチームとしてもレベルアップするよう意識しながら業務にあたっています。
管理部メンバーへインタビュー!
ここからは実際にリンクエッジの管理部で働くメンバーにインタビューした内容をご紹介!
入社後に様々な業務を兼務して活躍する3名に、管理部についてより深く語っていただきました。
左から
平山:2019年2月に応研㈱から営業サポート職として入社し、2年目に経理専任担当へ。本年8月よりエンジニアチームへ異動。
青田:2021年4月に㈱中央社から営業サポート職として入社し、本年から経理専任担当へ。第11期MSP(Most Supportive Player)受賞。
深見:2022年4月に㈱JTBから営業サポート職として入社し、エースとしてマルチに活躍。
ーー入社してから現在まで担当した業務内容を教えてください!
深見:入稿CVテスト、メルマガ配信、メディア様対応に従事し、今年に入ってから広告主様対応や中途面接も担当するようになりました。特に広告主様対応は、クライアントとの関係継続のために提案やフォローアップをする必要があるので、前職での法人営業の経験が活かせている印象です。
青田:私も入稿CVテスト、メルマガ配信、メディア様対応、広告主様対応を担当していたのと、人事業務と法務業務を担当していました。以前は入退社者への対応も営業サポート職の担当だったので、そちらも行っていましたね。今年に入ってから少しずつ経理業務にも携わるようになりました。
平山:1年目は入稿CVテスト、メルマガ配信、メディア様対応、広告主様対応、請求書作成、入金チェック、メディア支払いを担当していました。2年目になった頃に会社内で経理チームを立ち上げて内製化を進める動きがあり、1on1で「経理業務を重点的にやってみたい」と上長に伝えたことで経理の専任担当になりました。3年目からは中途採用面接にも従事しています。そして直近ですが、CVテストが好きだったことがキッカケでエンジニアチームへ異動することになりました。我ながら珍しいキャリアですね。
ーー管理部メンバーとして働くうえで必要な力はありますか?
平山:いわゆる自走力や段取り力、責任感はかなり必要です。
その場で終わる業務はほぼなく、「これをやったら次はあれをやって、その後あそこに報告して…」と、最初から最後まで自分でやりきらなければならない業務ばかりなので、期日を守りつつ精度・質も高い水準で達成できるよう常に先を見越して業務を進める力が大切ですね。
青田:その通りですね。業務を自分で遂行する力が必要な分、逆に受け身な方には大変な環境なのかなと。受け身というのは"指示待ち"のような業務への取り組み方に対してもそうですが、「この会社に入ったから変われる!」と自分の成長を環境に委ねるという意味でも当てはまると思っています。もちろん必要な教育はしっかりしますが、「手取り足取り教えて育ててあげる」という体制ではないので、自分から仕事を取りに行くマインドがないと結局何も成長できず仕舞いになってしまいますね。
深見:新しい業務や少し込み入った依頼などを前向きに捉えられるかどうかも重要だと思います。
少人数の会社なので、自分が想定していなかった業務を担当することになる場面も多いです。自分で仕事の枠を決めて「できない」と遮断するのではなく、「成長に繋がるのでやってみます」「今すぐは難しいですが〇日もらえればやれる体制にします」など、「できる」にシフトするメンバーが多いですよ。
ーー個人として&チームとして心がけていることはありますか?
青田:スピードを意識しています。私は元々スピードがあまりない方だったのですが、チームメンバーは皆さんチャットは即レスですし、会議で何か決まったらその日中にファーストアクションをする方ばかりなので、自然と意識するようになりましたね。
深見:最近はチーム力の底上げを意識しています。基本的にどの業務も指導者と実行者でタッグを組んで進めるようにしているのですが、研修生の人数が増えてくると必然的に指導する人数も必要になるので、チームメンバー全員が成長して指導者になれるような体制作りをすることを考えています。
平山:特に経理専任になった時からなのですが、会社への貢献度を意識するようになりましたね。社長がよく「数字の変化に敏感になろう」を仰るのですが、実際に会社全体の売上などの数値を毎月見るようになったことで、ちょっとした変化にも気づくようになりました。気づいたことを経営陣に話すと感謝してもらえることも多かったので、経理という立場でも会社経営の一助になれたのだと嬉しく感じました。
管理部門はついつい大人しくなりがちな会社が多いと思いますが、ただ言われたことをこなすだけでなく、自分から会社の成長に貢献できるようになると、会社としても個人としてもかなり強くなるのではないかと思います。
ーーリンクエッジ管理部の魅力はなんですか?
平山:やはり少人数の会社で社内の全員とお話したことがある状態なのはありがたいですね。他部署がどんな様子でどんな仕事をしているかを把握できているので、業務上での連携もしやすいですし、自分が兼務・担当変更することになった際も「こういう仕事をするんだろうな」と容易にイメージできるので抵抗感がなくなります。なにより、知っている方々から感謝してもらえるのはとてもやりがいに感じますね。
深見:自分が想像していなかった業務をやらせてもらえるので、自己成長やキャリアアップに直結しやすいのも魅力です。サポート職だと今後のキャリアをイメージしづらいという悩みを抱える方も多いかもしれませんが、リンクエッジだと営業っぽいことができたり人事っぽいことができたりと様々なキャリアを描けるので、楽しく働き続けることができると思います。
青田:管理部は子育て中の社員が多いということもあって、フレキシブルな働き方やチームの団結力が強いところも良いなと思います。「ビジネスの世界で長く活躍したい」という気持ちを制度面や福利厚生面で会社がカバーしてくれ、メンバー間で協力し合う意識も強いので、ライフイベントなどを迎えても長く働き続けられそうだなと感じます。
もちろん働きやすさの面だけを見て入社してしまうと、想像以上のスピード感や業務幅の広さに圧倒されてしまうのではないかなと思いますが、長く働いて自己成長して「管理部門のジェネラリストになりたい」「管理部門でキャリアアップしてマネジメントに携わりたい」という方にはピッタリの会社だと感じますね。
いかがでしたでしょうか?
今回はリンクエッジの管理部をご紹介しました。
成長ベンチャーの管理部門がどんなことをやっているのか、少しでも理解が深まっていただけたら幸いです。
今後も様々な部署や業務の紹介をしていきますのでお楽しみに!