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カタカナだらけのIT業界に未経験で飛び込んでみたアラサーが、一人前になるまで【1ヶ月目】

こんにちは。ライフスポーツ広報の井原です。

もともと、私はコンサル業界やメーカーで心理学の研究をしていたのですが…ふとしたきっかけで、全く未経験のIT業界にジョインさせてもらうことになりました。

「ジョイン」とか本当に使うんだ…!と思ったくらいには異業種から来た私ですが、そんな私から見たライフスポーツという会社、そしてIT業界についての感想をシェアしてみたいと思います。

1人前になるまで…なんてタイトルつけてしまいましたが大丈夫なのか、私。

①元社畜、ライフスポーツの自由な働き方に震える

朝は早く出社して無給で会社の掃除、残業代はつかないけど上司より早く帰ってはいけない、有休は概念でしかないから取るなと叱られる…なんてことも珍しくなかった私の職業人生。

初めてのIT業界では、おしゃれなオフィスが代官山にあり、リモートの人もいれば、来たい時に来てTシャツでサラッと仕事をしている人達もいて、連絡は全てSlackで承認までサクサク…。目も眩むほどに眩しかったです。ああ、これが噂に聞いていたパラレルワールドなのだなと思いました。

紙の稟議書に判子をもらうために社内を走り回っていた世界線には、もう戻れません。

②さっき言ってたことがすぐできてる、こわい

そんなライフスポーツを支えているのは優秀なメンバー達。「社長兼デザイナー兼ディレクター兼エンジニア」のような感じで、1人1人ができることの幅が広すぎる…!

そんな優秀な彼らの手にかかれば、私の入社手続きなんて文字通りあっという間です。目の前でサクサクと名刺が作られ、携帯をパパッと注文され、たくさんの名前もわからないサービスのアカウントがポンポンと生成されていくのでした。

「今はとりあえずわからなくてもいいんで」という言葉を信じて、謎のアカウントが増えていくのを見つめる私。

とにかくスピード感の早い業界だと毎日感じています。前職はメーカーなので物ができるまでに長い時間がかかったものですが、ここでは彼らの手にかかれば「やってみましょう」「できました」とあっという間に改善・実行ができてしまいます。やはりパラレルワールドに来てしまったか。


③息子にPCを設定してもらう母の気持ちがわかる

IT業界とひとまとめにしても、本当はたくさんのカテゴリがあり、いろんな職種があるのだと思います。実際にフロントサイド、サーバーサイド、エンジニア、マーケターなどなど色々な役割を教えてもらいました。

が、素人にとってはIT系の人はだいたいエンジニアで、PCに詳しい素敵な人達…くらいにしか弁別できません。私のPCや携帯をサクサクと操作して最適化してくれている姿を見て、私はといえば、帰省中の息子にPCを設定してもらっている母の気持ちになっているのでした。こんな頼もしい息子がいたらいいですね。「インターネットの仕組み」なんてことまで、イチから丁寧に教えてくれました。


まだSafari使ってるんすか?とか言われちゃう

ある日、25歳のマーケターが私のPCのブラウザを見て「まだSafari使ってるんすか?」と突っ込んできた。えっ?!Safariだめ!?iPhoneだとSafariだからそれが普通だと思ってたんですけど…。

マーケターによると、ブラウザは拡張機能の多いChromeの方が使いやすいとのこと。私は早速ダウンロードしようとするも、どこからやるのか見つけられず。はぁ。うーん。一連の流れを横で見ていた彼は、神妙な面持ちで

「ユーザーってこういうとこで躓いちゃうんですね、なるほど」


⑤話している言葉がわからなくて議事録が書けない

WEB界隈って、英語3文字多すぎませんか?SEO?CVR?KPI?CTR?CPA?業界用語のみならず、全てのサービス名がカタカナなのに加えて動詞までも英語である(オーソライズ、オプティマイズとかね)

「井原さん、******を####で@@@@しといてくれる?」「……(今の何の話)???」

特に最初の1週間はこんな感じ。この気持ちは海外で感じるアレです。

みんな笑ってるけど今何が面白かった!?今の話とりあえず頷いたけど合ってた!?という気持ちは多くの人が感じたことがあると思います。

これ、何が困るって、新人だからせめて議事録でも取ろうと思うんですけど、何を書いたらいいかわからないんですよね…。原文ママという感じで何とかやっています。もう少し頑張りましょう。


⑥アラサーでこの無能感はちょっと辛い、でもそれが大事(たぶんね)

私くらいの年齢であれば、自分の知っている分野ではそこそこ中堅になっていると思います。部下をマネジメントしていたり、起業をしていたりする人も珍しくありません。

その中で、全く新しい場所に飛び込んで、何もできない人になる。セルフエフィカシー(自己効力感)を全く感じられないこの経験は正直ちょっと苦しいです。ですが、これは今の自分にとても必要なことだと思っています。

新しい世界が開ける時、扉が開くまではそこがどんな場所かというのはわかりません。でもいつか点と点がつながって、心理学とWEB業界のどっちにもにいる理由が確信できる日が来ると思っています。

ちなみに、この投稿は「なみはが一人前になるまでシリーズ」として定期的に配信していきますので誰かこっそり応援してください。

私はこんな感じで、ビジョンをもって楽しく働くメンバーに支えられ日々いろんなことを学んでいます!

ライフスポーツに興味を持ってくださる方、疑問がある方、ぜひオフィスに遊びに来てくださいね。

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