【LCエンタメ通信vol.11】どんどん広がる日本のアイドル業界

皆さんは今話題のPRODUCE 101 JAPAN THE GIRLSを見ましたか？

PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLSとは、日本最大級のサバイバルオーディション番組、「PRODUCE 101 JAPAN」通称「日プ」の第三弾です。第一弾と第二弾ではJO1とINIが誕生し、今回は初めて女性にスポットを当てた”日プ”になります。

日プの本家は韓国のMnetという音楽番組で放送された公開オーディション番組になります。2016年に「PRODUCE 101」でガールズグループ「l.o.l」が、2017年の「PRODUCE 101 SEASON2」ではボーイズグループ「Wanna One」が、2018年のシーズン3にあたる「PRODUCE 48」ではガールズグループ「IZ*ONE」が、2019年のシーズン4にあたる「PRODUCE X 101」ではボーイズグループ「X1」がデビューしました。

様々な事務所に所属する練習生101人が参加し、韓国の視聴者（国民プロデューサー）が投票し、その投票数上位の練習生たちがグループとしてデビューを獲得できる番組です。また、デビューを勝ち取れなかった練習生たちも様々なスポットを浴びて他のグループとしてデビューしたり、事務所内でデビューしても知名度がある上でのデビューだったり、または所属しているグループの知名度が上がるので参加するだけでもスポットを浴びることができます。

◼︎オーディション番組×ファンコミュニティ

TikTokではファンだけでなく、日プ公式アカウントも切り抜き動画を投稿しています。

また、ファンが順位を予想して動画を作り、動画サイトやSNSにアップすることでファン同士のコミュニティも活性化しているのが見受けられます。

出演している練習生だけではなく、トレーナーにファンが付いているのも日プの特徴の一つだと言えます。今回の日プでは、ダンサーのYUMEKIがその代表です。YUMEKIは、韓国の有名なダンススクール「1MILLION DANCE STUDIO」に所属しているインストラクター及び振付師です。KPOPのバックダンサーとしても活躍しており、SHINee・テミンの「IDEA」やEXO・ベッキョンの「CANDY」のバックダンサーとして出演していました。振付師としては、肩ダンスとして有名なITZYの「WANNA BE」の振り付けを行なっています。こちらはインパクトが強く、印象に残っている方や真似した方も多いのではないでしょうか？また、他にも有名なグループや人気急上昇中のグループの振り付けも行なっているそんなYUMEKIは今回、練習生へと厳しく指導する時の表情が面白すぎると話題になりました。こちらの表情の画像が素材と化して、日プファンやKPOPファンの間で使い回されているのが見受けられます。

https://twitter.com/move_pdf/status/1714999716990288090?s=46&t=tmjBxqdwQVSaJA_cfpeL9w

↑一番下リンクの動くpdfさんは、オーディション番組に関するツイートを主にしていて、フォローしていると他のオーディション番組についての情報も流れてくるため自分が見ていない番組の情報も知ることができます。

◼︎まとめ

視聴者は前回と前々回の日プを見ていた人たちが見ている傾向があります。また、今までアイドルに興味はなかったが前回、前々回の日プによりデビューしたJO1とINIのファンたちも見ています。練習生たちが元KPOPアイドルとしてデビューしていたり、元48アイドルの方もいることもありその方達のファン、元々界隈のファンで日プのファンではないが気になってみている人たち、他のオーディション番組に出演していた人についているファンや、本家である韓国や中国でのサバイバル番組を視聴していた人たちが視聴や応援をしています。