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【社員インタビュー vol.10】「ものづくり」へのモチベーションを、仕事に生かしています!ーーーiOS/Androidエンジニア K・Mさん

学習塾の教室運営から、webエンジニアへの転身

ーー以前はどのようなお仕事をされていたのですか?

実は、新卒で入社した会社は、学習塾を経営している教育関係の会社だったんです。もともと学生時代に塾講師のアルバイトをしていました。子供たちのためになるという点でやりがいを感じていたんですね。

その教育関係の会社には2年くらい在籍していました。そこでは講師ではなく、教室の運営の仕事でした。講師のスケジュールの調整をしたり、通っている子供たちの対応をしたり、親御さんと連携したり、教室運営の全般をやるようなイメージです。

学習塾の教室運営の仕事は、既存の、自分以外の方が作ったサービスをお客様に提供するものです。決してそれに不安があったわけではないのですが、自分が自信を持って作り出したものをお客様に提供する、いわゆる「ものづくり」への興味がどんどん高まっていったんですね。

ちょうどそのころ、同じ会社の先輩がwebエンジニアになるといって退職したこともあり、webエンジニアという仕事に興味が湧いたんです。自分でアプリやシステムを作って、それを使ってもらうことでお客様の役に立つ。これはいいなと思って転職を考えました。

ーー「ものづくり」への興味という点で、メーカーへの就職は考えなかったんですか?

思わなかったですね。特にwebエンジニアじゃないといけない!と思ったわけではありませんが、その先輩のこともあり、ごく自然に興味の方向がそちらへ向かったという感じです。その結果、次の会社に未経験のwebエンジニアとして入社することができました。

ーーwebエンジニアの仕事をはじめて、どうでしたか?

コードを書くというのが自分には合っているんだなと思いました。何もないゼロの状況から、自分で手を動かしてコードを書いていって、システムが形になる。このプロセスがとても好きなんだと感じました。

当時私が所属していた会社は、割と残業も多かったんですが、当時それはあまり苦ではありませんでした。初心者で入った私にとっては、とにかくコードを書く作業に時間を費やせるという点では、良かったのかもしれません。

最初に携わった案件は、社内の勤怠管理のアプリの開発だったことも、webエンジニアとしてのキャリアをスタートさせるのに良かったです。何といっても、ユーザーが社内の同僚や先輩・後輩なので、「この前作ってくれたあれ、もうちょっとこうした方がいいんじゃない?」といった形で、とても気軽にフィードバックをもらうことができたんです。

また、あくまで社内用のアプリの開発なので、失敗してもリスクはそんなに高くなく、気兼ねなく開発に勤しむことができました。そういった環境もあり、どんどんwebエンジニアの仕事が好きになっていきました。

ーーそこから、別の会社に転職されますね。

転職の理由は、自社サービスをしている会社にいきたいと思ったからです。その頃は、より上の工程から開発に携わりたいと思うようになっていました。システムの開発の最初の段階である要件定義から関わることができれば、よりお客様のご要望を生かすことができ、役立つプロダクトが作れるので、そこに魅力を感じはじめていたんです。

学習塾の会社を含めて3社目となるその会社では、営業支援ツールのアプリの開発などをしていました。最初はコーディングを中心にしていましたが、次第に要件定義もやらせてもらえるようになりました。

要件定義は、そのアプリの価値はどうしたらもっと上げられるのかを考えるところに魅力のある仕事だと私は考えています。例えば、お客様から「この画面のここのボタンをもっと大きくして欲しい」とご要望があったとします。それを、本当にボタンを大きくするだけでお客様のニーズを満たせるのかまで考えるのが、要件定義をするという仕事の本質だと思います。

対して、コーディングは、定義された要件を忠実に実現するために行なう仕事です。お客様と相談して「要件定義」をして、それにもとづいて「コーディング」をして目に見えるプロダクトができあがる。この一連の流れを経験することができて、とても良かったと感じています。また、その経験を通して、「やっぱりコーディングは楽しい!」と改めて思いました。

ランウェイ入社のきっかけ、ランウェイでの仕事

ーーとても仕事には満足されていたように思いますが、どうしてランウェイに入社したのですか?

やりたいことが次第に変わっていったんです。今度は、スマートフォンなどのモバイル端末のアプリを作ってみたくなって。他にも内定をいただいていた会社はあったのですが、モバイルアプリの開発の業務にすぐに携わることができると感じたので、ランウェイへ入社することにしました。

他の会社は、私のwebの経験を見て「まずwebの仕事に携わりつつ、モバイルの勉強もしていきましょう。それと並行して、モバイル端末のアプリの開発案件も、少しずつ携わっていきましょう」といったスタンスだったんです。

私としては、個人的にもモバイルのアプリを作っていたこともあり、そもそもモバイルアプリの開発がしたくて転職しようとしているのに、それがすぐにできないのはちょっと残念でした。ランウェイは、その気持ちを尊重してくれたんです。これはとてもありがたかったです。

ーーランウェイではどのような仕事をしているのですか?

あるモバイルアプリの開発をしています。システムの開発には「ウォーターフォール」と「アジャイル」という2つの方法があり、私が関わっている案件では後者のアジャイルというやり方で開発を行なっています。

ウオーターフォールとは、お客様と「こんなアプリを作りたい」と構想するところに始まり、システムが完成するまでに各段階を直線的に進めていくやり方です。

アジャイルとは、まずはプロトタイプをすぐに作り、その上でお客様からのフィードバックを受けながら最終的に完成型になるかで逐次変更を加えていくやり方です。

その中で、私は要件定義のサポート、そしてその後のシステムの設計、コーディング、テストという一連のプロセスを担当しています。アジャイル開発はとにかく短いサイクルを回して完成させていくので、その関係で小さな案件を数多くこなす、というイメージです。

ランウェイでは、複数の人が関わって進める案件もあれば、私が今携わっている案件のように、割と個人で何役も担当することもあります。基本的に自分で全部進めていく必要があるという点では大変なこともありますが、あまりそういった状況は苦ではありません。逆に自分の努力がストレートに報われるので嬉しいですね。

さらに、今自分が作っているアプリがリリースされて、たくさんのユーザー様に使っていただくことを考えると、「自分が作り出したものが世に出ていく」ことは、大きなやりがいであり、モチベーションの源です。

ーー仕事をする上で、気を付けていることはありますか?

1社目の会社で教わった「コミュニケーションは、話を聞くところから始めよう」という話は、日常はあまり意識はしていませんが、社内の人に対しても、お客様に対しても、おそらく無意識に実践していると思います。

また、言われたことだけするのではなく、よりよくしていこうという意識は常にあります。もともと、私がエンジニアを目指した理由が「自分が自信を持って世に出せるようなものを作ってみたい」だったのがベースにある気がしています。相手の要求を超えるクオリティを超えてこそ、より強く自分の自信につながるものだと考えています。

例えば、コーディング1つとっても、同じ実装ができる方法が2通りあったとしたら、どっちがいいのか。常に1つの解決策だけで満足するのではなく、より良い解決の可能性を常に考えるようにはしています。

仕事には貪欲になっていきたい

ーー今後はどうなっていきたいですか?

長期的な展望はありませんが、とにかくモバイルアプリの開発に関する知見をより深めていきたいです。仕事が終わった後や休日などに、個人的にアプリを作ってみたりしているんですが、それで得られたものを仕事に還元していけたらと思っています。

そういう意味では、仕事もプライベートも関係なく、「ものづくりの楽しさ」を自分は味わっていきたいんだと思います。もしかしたら、最終的には、自分が作りたいものを作って生きていけたら、一番楽しいんじゃないかと思います。

ーー奇しくも、エンジニアを目指し始めたときに考えたことと同じことを言っていますね。

そうですね。そこは一貫して思っていることかもしれません。

ーー最後に、ランウェイに向いている人、一緒に働きたい人はどんな人ですか?

向いている人は、なんでもとりあえず自分でやってみようという精神がある人ですね。また、やりたいことが定まっていて、それがランウェイの事業内容とマッチしている人なら、やりたいことを尊重してくれる社風がランウェイにはあるので、いい会社だよと伝えたいです。

一緒に働きたい人としては、色々な知識を得ることに貪欲な人と一緒に仕事をしてみたいですね。そういった姿勢のある人とは、色々刺激を受けたり与えたりし合って楽しく仕事ができそうです。

ーーエンジニアとして「ものづくり」へ魅力を感じ、それをベースに知見を深めている様子、とても頼もしく感じました。これからよろしくお願いします!どうもありがとうございました!

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