なにをやっているのか
私たちは『ひとりひとりが安心して挑戦できる環境を育むこ
とで、あらゆる人が自己実現しやすい社会を拡げる』ことを目指しています。
現在は、まず最初の取り組みとして、放課後に子どもたちが通う学童保育事業を運営しています。
2012年に世田谷区で会社を設立し、2013年4月に祖師谷大蔵校、2015年4月に成城校、2019年に千歳船橋校の3校の民間運営の学童保育をオープンしました。
創業から、周辺の小学校低学年の子どもたちを中心に、1000家族ものみなさまと一緒にラボアンドタウンをつくってきました。
学校の放課後の時間に、子どもたちの個を育むための環境づくりと保護者が安心して働ける環境づくりを行うことで、『子どもと家族の自己実現』を目指しています。
なぜやるのか
◆「小1の壁」をご存知ですか?
共働き世帯において、子どもが保育園から小学校に上がる際、放課後の時間に子どもを預かる場所がなかったり、公的な学童保育では預かり時間が短いことで、主に女性が望んでいるキャリアを諦めなければならない状況があります。この社会的課題を「小1の壁」と言います。
◆放課後の1600時間をどう過ごすか?
小学校低学年の子どもたちが学校で過ごす時間は、年間1200時間。一方、放課後と長期休みに過ごす時間は、年間1600時間と言われています。放課後の時間は学校にいる時間よりも400時間も長く、子どもがこの時間をどう過ごすか?で、その後の人生に大きな影響を及ぼすと私たちは考えています。
◆スキルよりもまず、子どもの安心を満たすこと。
小学生の子どもたちは宿題、習い事、塾など、私たちの子どもの頃に比べ、友だちと遊ぶ時間が少なくなっているように感じます。また、友達や親との関係性をうまく調整できずに悩んでいる姿も多いように感じています。
そんな子どもたちがラボアンドタウンに来ることで、安心して日常を過ごし、安心の下で挑戦していける環境をつくっています。
【子どもと家族、そして働くスタッフの自己実現を!】
このように、現在の社会は子どもたちとその家族が小学校へ入学してから、思うままに自己実現ができる環境が整っているとは言い難いと私たちは考えています。
そこで、私たちは学童保育事業を行うことで、子どもや家族にとって適切な環境をつくっていきたいと考えています。
どうやっているのか
仕事をする上で最も重視していることは、原理原則をつくること、そしてその解釈を個々人が行い、その時その場に応じた正解を創り出すことです。子どもとの対話も同様ですが、環境の中で自ら考え、模索し、自分の中の正解を決めることを求めています。
学童保育運営では、下記の3つの指針の下に環境づくりを行っています。
1.「誰かと共に挑戦できる環境」(Share Challenges)、
2.「他者との違いを知ることの出来る環境」(Recognize the Difference)、
3.「より分かりやすい環境」(Universal mind)
これらの3つの原理原則を考えた環境を創造することで、子どもと家族、そして働くスタッフの自己実現に貢献します。