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なにをやっているのか

【「北欧、暮らしの道具店」=ライフカルチャープラットフォーム】 株式会社クラシコムは「北欧、暮らしの道具店」運営しています。 https://hokuohkurashi.com/ 「北欧、暮らしの道具店」は、2007年に北欧のヴィンテージ雑貨の販売ECとして始まりましたが、現在ではさまざまな国の商品を取り扱い、売上の半分以上はオリジナル商品、そのなかでも6割がアパレル商品が占めています。 また、コラム・映像・ポッドキャストなどさまざまなコンテンツで世界観を醸成すると共に、SNSやスマホアプリなどさまざまな方法でお客さまとつながりを作る点に特徴があり、そのことから自分たちでは「ライフカルチャープラットフォーム」と呼んでいます。 現在、スマホアプリは200万DL、SNSなどのエンゲージメントアカウント数は560万、年間売上は50億円を突破しています。(2022年7月期)

なぜやるのか

私たちが運営している「北欧、暮らしの道具店」は、商品やコンテンツ、そしてサイト上での体験を通じて、お客さまそれぞれの「フィットする暮らし」の実現に貢献することをミッションとしています。 そのための、従来の“ネットショップ”“メディア”というカタチに囚われず、お客さまが本当に欲していることは何なのか、何が足りないのかを考え、それをお届けすることが、いま私たちがやりたいことです。

どうやっているのか

【制限があるからこそ良い仕事ができる】 クラシコムは職種に関わらずフレックスタイム制で、8時から19時の間で8時間を就業し、基本的に残業はしません。 そもそも「北欧、暮らしの道具店」が北欧のライフスタイルにインスパイアされてはじまったので、お客さまにとって心地よいなぁと思っていただく場所をつくる私たち自身が、健全な環境で働いた方がいいよねという代表 青木の考えが基になっています。 最高を目指して際限なく時間を使いたくなる気持ちをおさえつつ、限られた時間の中で最善を尽くして成果を出せるようにありたいと思っています。 https://www.lifehacker.jp/2015/04/150406kurashicom_interview.html 【センシティブでチャーミングでオルタナティブな人たち】 私たちはこうありたいよね、という内容になってしまうのですが、クラシコムのバリューである「センシティブ」「チャーミング」「オルタナティブ」という3つの言葉を紹介します。 ・センシティブ センシティブであることはどちらかといえば肩身が狭く、タフであることの方が良いように思う場面が多いです。 なぜなら、物事を敏感に受け取りすぎると、キャパオーバーしたりし、何もかもにシリアスになってしまったりして、だんだんとダークサイドへ向かってしまうのが嫌だからです。そうならないためにセンシティブであること自体をやめよう、鈍感であろうとなります。 でも、これからの世の中では、情報をできる限り敏感に濃く取り入れられる、微細な差に気づけることこそ、特に私たちのような場所を作る人たちにとっては重要であり、それが事業上の成果に繋がるのではないか、と信じています。 鈍感になって大まかに物事をとらえるのではなく、市場環境、お客さまの気持ち、自分の感情の小さな変化、差異に隠れている「人の心を動かすもの」をつかまえたい、そう思っています。 ・チャーミング 世の中をはっきり見つつも、ダークサイドへ向かわないためにはどうしたらいいか? それには、受け取ったものをチャーミングに解釈しようとする強い意志が必要です。それは、ポジティブに物事の良い面だけを見ようということではありません。 今目の前にある状況を変えることができなくても、どこにスポットを当てるかで現状をどう捉えるかを変えることができる。どこに焦点を当てるかで、この先にやれることはまだあるかもしれないとワクワクを取り戻せる。こんなふうに物事と向き合っていきたい。 「チャーミングに解釈する」を別の言葉で表すと、自分と世界を信じる力とも言えそうです。自分は物事をよりよくできる力がある、世界は良い方へ向かえる可能性に満ちている、そのために自分以外の人も力を尽くせるはずだ、という信頼です。 私たちが住む世界は理想的なことばかりではなく、殺伐としたことや不条理なこともあります。その中で、ダークサイドの強い力に引っ張られずに、チャーミングに解釈し続けることは簡単ではありません。 でも、きっと世の中は捉え方次第でチャーミングになるし、個人としても会社としてもそうあれると信じて日々を送ることにこそ希望があると思っています。 ・オルタナティブ 敏感に受け取ったものを、チャーミングに解釈する意志を持って、既存のやり方・あり方にとらわれ過ぎずにアウトプットできたら素敵です。 例えば、「仕事はつらくて苦しくて当然だ」など、これはこういうものでそれ以外にはない、という考えは、日々の中にたくさんあるように思います。そして、それらはときに、違う方法もあるんじゃない?と感じてしまう自分たちの気持ちを阻む強い力にもなり得ます。 今までこうだったという既存の権威は力が強く、その方に流されるのは簡単なのですが、本当にそうだろうか?他にやり方はないか?もっと良い道がないか?と問える人でありたいなぁと思うのです。(チャーミングでも同じですが、私たちはいつも何か強い力じゃない方へ向かおうとして戦っているのかもしれませんね) もちろん、全てにオルタナティブであることは難しいし、流された方がいいときもあるかもしれません。でも、本当に大事な場面では、そうじゃないやり方もあるよと自分たちが示すことができたら、きっと他の人たちの希望にもなれるんじゃないかと信じています。 ※屋内の受動喫煙対策あり(禁煙)