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【profile】
竹田智(タケダサトシ)さん
東京在住。
副業エンジニアとしてK.S.ロジャースに参画。
Androidのアプリ開発を得意とし、本業でも副業でもAndroidに特化した開発にかかわる。
はじめての副業、選んだのはK.S.ロジャース
ー本業の会社公認で、副業としてK.S.ロジャースに参画されているとお聞きしました
はい。本業では、動画系のコンテンツ配信サービスにエンジニアとしてかかわっています。
副業の制度があり、きちんと申請して本業に支障のない範囲でやる分にはまったく問題ありません。
ー動画配信とは、私たちにも身近です
AndroidTVってご存じですか?
大型TVなどにAndroidのOSを乗せるのがトレンドでもあるのですが、そのアプリケーション開発が私の主な業務です。
ーTVに「OK、Google」と話しかけられるやつですよね
そうです。機能開発や、他デバイスへの対応などに重点を置いています。
ーK.S.ロジャースに入る前から副業のご経験があったのでしょうか
副業はK.S.ロジャースが初めてです。実は会社の同期がK.S.ロジャースで仕事をしていて、代表の民輪と仲が良いという話を聞いていました。
その安心感もあり、初めての副業にチャレンジしたという流れです。それが2018年の8月でしたね。
ー副業として、K.S.ロジャースにどれくらい時間を使われていますか?
月換算で20〜30時間くらいでしょうか。K.S.ロジャースでリソースが必要な話があれば、本業の繁忙具合を考えて判断しています。
入って驚き。Androidエンジニアは、ここにいた!
ーK.S.ロジャースの当初のイメージを教えてください
話を聞いた当時は、一般的に、フルリモートが今ほど普及していないイメージでした。副業であっても、「週末にどこかのオフィスに出社する」というスタイルが多かった気がします。
そのため「うまく本業と両立できるか」という不安はありましたが、K.S.ロジャースは地理的な制約に縛られずコラボレーションしながら仕事できると知り、他とは全然違うなと思いました。
ー参加してみて、ギャップなどはありましたか?
知り合いのAndroidエンジニアの間でも、「Androidエンジニアの採用は大変だ」という話を耳にする機会が多くあります。
しかしK.S.ロジャースでAndroidの開発にかかわってみて、優秀な方が多いことにとても驚きました。「どこで見つけたんだ?」と。笑
ー入ってからK.S.ロジャースのレベルの高さにワクワクした…ということですね
いい意味でのギャップです。
それから、K.S.ロジャースがフルリモートだということもありますが、相手にコストをかけさせず、上手にコミュニケーションを取れるエンジニアが多いという印象があります。
オフラインなら5分で終わる話も、「30分後にオンラインで打ち合わせ」となると調整が大変だったりしますよね。
ーリモートワークあるあるですね
しかしK.S.ロジャースには、普段のコミュニケーションで多めに情報を出してあげるとか、想定される情報を小出しに渡しておくとか…ちょっとした気遣いができていて、口頭調整をしなくても非同期で仕事が進むという風土があります。
これはスゴイなと思います。今でこそ本業もリモートが増えていますが、同期/非同期のコミュニケーションを使い分けなければ齟齬が出て、プロジェクト効率が下がることもありますから。
本業も副業もAndroidまみれ?
ーお仕事内容についてお聞きします。本業でもK.S.ロジャースでも、アプリケーション開発が中心でしょうか?
本業からの流れで、K.S.ロジャースでもAndroidのアプリケーション開発のプロジェクトに関わらせてもらうことが多いです。
Androidのアプリケーション開発ではKotlinという言語を使います。しかしAndroidでしか使えないわけではありませんから、サーバーサイドのアプリケーションでもKotlinを使って開発する…という話が出たりしたときに、声をかけていただいています。
ーAndroid特化のエンジニアは数少ないと聞きますが、これまでに大変だった経験があれば教えてください
本業でかかわっていたAndroidアプリケーションで、新しいデバイスのサポートをするための開発プロジェクトをひとりで回すという、ハードな経験をしたことがあります。
それまでは「メンバーの1名」としてタスクをこなす立場でしたが、大きいプロジェクト名で、しかも自分が主体的に進めないと止まってしまうという経験を経て、意識が変わった気がします。
触って学んできた「Androidエンジニア」への道
ー情報のキャッチアップはどうされていますか?
英語ベースなので読み取りコストもかかりますが、海外の技術的な情報を流すサイトを見ることは多いですね。国内サイトもありますが、Androidに特化した技術的なフィードが流れてくるサイトをRSS登録しておき、気になる情報をピックアップしています。
国内にも、AndroidトピックをまとめてGitHubで配信されている方もいらっしゃるので、定期的に覗いて新しい情報を逃さないようにしています。
ーAndroidに限らず、ガジェットがお好きなようですね
中学生のときから、携帯電話が大好きだったんですよ。あの小さな箱の中に電子部品が入っていて、なぜか動いている。その仕組みを見るのが楽しくて、時間があればカタログを広げたり、電気屋で新しい機種を眺めたりしていました。
18歳で自分で契約できるようになってからは、同じ趣味を持つ友人と携帯電話を買いあさっていました。当時はふたつ折りの機種が多かったですが。笑
今、部屋にはスマートフォンが30〜40台ありますよ。
ーすごいコレクションですね!
もともと収集癖もあるのですが、とにかくガジェットを触るのが好きです。スマホだけではなくノートPCも大小さまざまなサイズを買って、触ってみるというのはよくやっています。
運と行動力で、好きを仕事に。
確かにそうですね。
大学に入った時期に、Android端末が出るタイミングに立ち会えたのは運がよかったです。当時はまだAndroid自体がそれほど認知も人気もなく、安売りされていました。だから買えたのですが、アプリケーションでゲームができたり、テキストをメモできたり、PCと同じようにネットができることを「スゴイ!」と思ったのをよく覚えてます。
そして、そこで動いているアプリケーションは自分たちでも開発できると知って、「Androidアプリケーションに関する研究がしたい」と教授にお願いしました。
ー夢がどんどん叶いますね!
手元にはAndroidの端末がありますし、iPhoneと違って開発者登録をして高いお金を払わなくても動かせました。
そこから始まり、今は本業も副業も自分の好きなジャンルで仕事ができているので、双方のシナジーが高くとてもありがたいですね。
趣味はアクティブ、気の向くままに
ー趣味はありますか?
ドライブが好きですね。最近はロードバイクを買いました。家の近くに川があるのですが、自転車で走るのはとても気持ちがいいですよ。
行き先を決めず家を出る…ということもよくあります。移動する工程が楽しいので、目的地はおまけです。
ーガジェット好きエンジニアさんというので、インドア派と思いきや…かなりアクティブですね
スノーボードも行きますよ。「めっちゃ動くじゃん」とよくいわれますね!
K.S.ロジャースでは、皆さんお住まいがバラバラなので気軽に遊べませんが、機会があれば参加したい派です。
K.S.ロジャースには、副業のノウハウが詰まっています
ー竹田さんがエンジニアとしてステップアップしていくための、今後のビジョンをお聞かせください
組織のメンバーとしてうまく立ち回っていくというよりは、興味ベースで自由に動くスタイルの方が得意なのかも知れないな、そう感じていまして。
AndroidTVのアプリケーション開発も、元々テレビ周りのデバイスに興味があり、自分から「やりたい」と手を上げました。
今後のキャリアを考えるとき、自分の興味ベースで動いてもしっかり成果に繋げられる仕組みや組織風土がある環境に、自分の身を置いておきたいと思います。
ーまさにK.S.ロジャースではないですか
本当にそうですね!
ーありがとうございます。最後に、副業先としてK.S.ロジャースを選択肢に入れているエンジニアさんに、ひとことお願いできますか?
本業であれば、評価してくれる上司や助け合えるメンバーがいて、改善サイクルを回すこともできます。しかし副業のように本業と並行してかかわる場合、さまざまな制約などから濃密なフィードバックをいただきにくい環境になることもあります。だからこそ仕事を理解して噛み砕き、反映させて、自己管理できるスキルが重要だと感じています。
大変そうに聞こえますが、それを怖がって「僕に副業は無理だな」と思う必要はありません。K.S.ロジャースにはノウハウを持った凄腕選手が集まっています。
そこを理解した上で「頑張ります」というスタンスでかかわってくだされば、あとは皆が引っ張ってくれるのではないか、と考えています!