入社のきっかけは?
細川 前職はアパレルでショップ店員をしていたんですが、コロナの影響でお客様がゼロになってしまったんです。それで退職して、体を動かす仕事がしたいと思い、製造業に進むことにしました。ものづくり自体にはあまり興味はなかったんですが、体を動かすことがメインで探していたんです。
それで、工場を検索していたときに、事務所の写真に惹かれたんですよ!他の工場も受けましたが、専務の熱い話に心を動かされて最終的にここを選びました。
実際に働いてみてどうですか?
細川 製造業自体が初めてだったので、最初は何から始めていいのか全くわかりませんでした。でも、毎日機械や鉄のことを学びながら、少しずつできることが増えていきました。自分が「絶対できない」と思っていたことも、実際にやってみたらできてしまったことが何度かありましたね。それが達成感につながり、仕事にワクワクすることが多かったですね。
工場内にはいろいろな機械があり、それぞれに異なる知識や時間が必要です。だから単なるライン作業じゃなく、頭を使いながら仕事を進める必要があります。工夫が求められる部分も多く、いろんな選択肢があって、加工を通じて成長できるという感覚が常にあります。それがやりがいにもつながっていますね。
この仕事の難しいところは?
細川 是永商会は、他社がやりたがらないような加工を受けることが多いので、特に難易度の高い仕事が回ってきます。その分、頭を使ったり考えたりする必要がありますが、それが次のステップへの成長になると感じています。
友人に自分の仕事や会社の魅力を伝えるとしたら?
細川 鉄を加工する仕事で働いています!わかりやすく言えば、大きな穴をあけたり・切ったり、溶接でくっつけたり…ですが、他の会社がやりたがらないようなことでも、是永商会は効率よく対応しています。例えば、他社が手作業でやっているような仕事も是永商会はレーザーを使って短時間で終わらせることができます。機械も多種多様で、対応力があるところ!これがこの仕事の魅力です。
この仕事はどんな人に向いている?
細川 まだ大阪支店は若い事業所で、外見や機械は綺麗ですが、中身は整っていない部分があります。中小企業特有の未熟さがあるので、それを嫌がる人もいるかもしれません。でも、
「それを一緒に変えていこう!」という気持ちで取り組むことができる人には向いていると思います。
サブマネージャー(課長相当)に昇進されていますが、仕事の醍醐味は変わりましたか?
細川 一番面白いのは、工場内のすべての機械をゆっくり見ることができるようになりました!
今まではオペレーターとして1~2台の機械しか触っていませんでしたが、サブマネージャーになってからは、すべての機械に関わるようになり、より多くの知識が得られるようになりました。「こんなこともできるんだ」と気づくことが増えて、ひとつの加工に対してどうアプローチするかの選択肢が増えました。それを考えるのが非常に面白いですね。
サブマネージャーの仕事の難しいところを教えてください。
細川 やるべきことを周囲に振り分けながらうまく進めていかないと、キャパシティが限界に達してしまいます。納期のある仕事ですが、見極めつつ、ひとつひとつ丁寧に進めていかないと、後々仕事が詰まってしまうことがあるんですよね。
サブマネージャーになってからは、今まで気にしていなかった人の部分に気づくことが増えました。うまくやっている人たちは本当にすごいと思います。オペレーターのときは気づかなかったんですが、人をまとめて「よし、やろう!」と引っ張っていける力が大切なんだと実感しています。
全員が一緒に「やるぞ!」という感じにできるチームを作っていきたいですね。
最後に、一緒に働くならどんな人がいいですか?
細川 若くてやる気のある人が入ってきてくれると嬉しいですね。
前の会社のやり方に固執せず、新しい考え方を受け入れられて自分で考える人が向いていると思います。