どうしてこの会社に応募してくれたんですか?
清水 求人サイトを見ていたとき、サイトに「やりたくない」「できない」「難しい」ということが書かれていて、それを率先してやる、という内容があったんです。それを見て、誰もやりたがらないことを自分がやることで、達成感を感じられるかもしれないと思い、応募しました。
もともと自分は自分のために動くよりも、人のために動くことが好きで、誰かの役に立つのが嬉しいんです。
実際に働いてみて、どう感じていますか?
清水 今も探り探りでやっているところですが、正直、難しいと思うことは多いです。でも、やっていくうちに「この加工はこうだから」ということが徐々にわかってきて、その過程で達成感を感じています。
特に面白みを感じているところはありますか?
清水 以前は営業事務として働いていた経験があるんですが、そちらは同じ作業の繰り返しでした。でも今の会社では、注文や見積もりでも同じものはほとんどなくて、考えなければならないことが毎回違います。だから、単純作業にはなりにくいですね。
慣れてくると、以前は作業的な感じで中だるみしてしまうこともあったんですが、今の仕事はそういうことがないです。
逆に、面白くないところは?
清水 自分の中で考える時間が多くなりました。もちろん、先輩に聞けばいいんですが、一旦自分で考えてからにしようとするので。「こんなこと聞いていいのかな?」と迷うこともありますが、聞いたらちゃんと教えてくれるので、そこはありがたいです。
この仕事をどんな人に紹介したいですか?
清水 考えるのが好きな人や得意な人には向いていると思います。誰かの役に立ちたいと思う人にもおすすめですね。
友達に自分の仕事を紹介するならどう紹介しますか?
清水 私が働いている会社は、鉄鋼の一次加工をしていて、営業事務をしています。建物とかに使われる鉄にネジで止めるための穴を開けたりする加工をしているんです。
この仕事をおすすめしない人はいますか?
清水 難しいことが次々に出てくるので、それを自分の中で処理できなくなってしまうと辛いかもしれません。でも、先輩方のサポートはしっかりしています。自分が描いた図解や作業に不安があったときは、すぐに聞くと確認して教えてくれます。何か抜けていたら、具体的に指摘してくれるので安心です。
この仕事を通じて得たスキルは何ですか?
清水 今まで図面なんて見たことがなかったんですが、今では製品の寸法や加工内容が図面から読み取れるようになりました。
社内でのコミュニケーションはどんな感じですか?
清水 工場の担当者とはよく会話をします。昼休みや休憩中でも気軽に答えてくれるんです。最初は話しかけづらいかなと思っていたんですが、日が経つにつれて会話が自然にできるようになりました。最初は先輩方と一緒に行って慣れていきましたが、今ではプライベートな話もできるくらい打ち解けています。
最後に、一緒に働くなら、どんな人がいいですか?
清水 明るくて元気な人がいいですね。自分としても話しかけやすいですし、事務所の雰囲気も明るくなります。