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異業種からのキャリアチェンジでも活躍できる。通関業務への挑戦を通じて得られたもの

私たち国際エキスプレスは、陸上輸送、海上貨物、航空貨物を筆頭に、倉庫保管、輸出入通関サービス、国際宅配、引越サービスなど、あらゆる物流サービスを手がける総合物流企業です。

「デジタル時代の物流の先駆者」として、物流情報システム・物流インフラ革新を実現すべく、国内外を問わず社会・経済の発展に貢献しつづけます。

今回は東京支店 通関課の佐伯さんにインタビューを実施。通関業務従業者としての業務内容や仕事のやりがいなどを伺いました!

【プロフィール】

佐伯 倫子(さえき のりこ):アパレル業界での販売職を経て、2019年国際エキスプレスに入社。現在は東京支店の通関課で、通関業務のサポートに従事している。

キャリアの可能性を広げるべく転職を決意

――佐伯さんのこれまでのキャリアを教えてください。

前職はアパレル業界で販売職に従事していたのですが、今後のキャリアを考えたときにより長く続けられる仕事に就きたいと思い、転職を考え始めました。

国際エキスプレスは、エージェントからの紹介をきっかけに応募しました。面接でお会いした人事の方の印象がとてもよく、また事業内容からも成長可能性の高い企業だと感じたんです。業種・職種ともに未経験の領域でしたが、自分も成長しながら会社に貢献したいという思いで、当社への入社を決めました。


――実際に入社してみて、思い描いていた仕事とのギャップはありましたか?

はい、想像以上に難しい業務だと感じた記憶があります。前職でもアパレルの輸入を行うバイヤーさんの話などから、通関業務のイメージはなんとなく持っていたものの、当社では個人・法人を問わずさまざまなお客様の通関業務に携わる機会があり、知識不足を感じる場面がありました。

通関に関しては実務経験がとても重要だと思いますので、現在も仕事を通して日々勉強を重ねています。また税関が主催する外部研修にも積極的に参加し、専門的な知識をキャッチアップしています。


――現在の業務内容を教えてください。

海上の通関業務をサポートする従業者として、税関に対し、法人・個人の輸出入の申請を行う仕事をメインに担当しています。具体的には、輸出入関連の申告書類作成業務や、社内の営業や税関との調整業務などです。

現在は10名程度のチームで、通関士さんたちと連携しながら仕事を進めています。


――1日の業務の流れは?

税関の始業が早いこともあり、午前中は税関の対応や、進行中案件の確認に追われることが多いです。午後も引き続き、進行中案件の調整と、新規案件への対応に取り組むイメージです。常に何かしらのタスクがあり、1日バタバタと動き回っている感じですね(笑)。基本はデスクワークですが、月に何度かは税関に足を運ぶこともあります。

責任が大きな仕事だからこそ得られるやりがい

――どのようなときに仕事のやりがいを感じますか?

輸入・輸出許可証が税関から無事に発行されたときに達成感を感じます。

責任の大きい仕事ですし、自分の知識や経験だけで対応しきれない部分は法令関係のリサーチを行ったりなど、大変なことも多々あります。ただ、そうした事柄を乗り越えて、自分の責任を果たせた瞬間がやりがいにつながりますね。


――これまでの経験で「成長したな」と感じたエピソードがあれば教えてください。

自分の知識や経験を、きちんと言語化してアウトプットできるようになった瞬間でしょうか。

現在、OJTとして新入社員に業務を教える役割を担っているのですが、その過程で相手に伝わるように教えることができたときなどに成長を感じます。


――今後の目標を教えてください。

通関士の資格を取ることです。もちろん資格の取得がゴールではありませんが、資格の勉強を通じて、業務を円滑に進めるうえでも必要となる学びを得ることができたらと考えています。

現在は過去問を問いたり、実務を通して知識を身につけたりしている段階ですね。


努力の姿勢があれば未経験者も活躍できる環境

――佐伯さんが考える国際エキスプレスの社風は?

とてもフラットな環境で、わからないことがあれば周囲に質問をし、チームとして互いにサポートしあう雰囲気があるかと思います。また部署を超えて密にコミュニケーションが図れる風土も当社の特長です。

20〜30代の若手社員も多く活躍していて、活気のある職場ですね。


――通関課の業務において、どのようなマインドやスキルが求められると思いますか?

一番は「緻密さ」や「正確さ」、そしてそれらを伸ばしていこうという「向上心」が大切だと思います。

私自身、実はあまり緻密なタイプではないのですが、十二分に細心の注意を払って各業務に取り組むようにしています。たとえば、作成書類にミスがないよう、チーム内でのダブルチェックの前に、まずは自分でさまざまな角度から確認するよう心がけたり工夫しています。

また、複数のタスクを同時進行で行うことも多く、計画を立てて進めることが重要です。お客様のスケジュールに合わせて進行する業務もありますので、タスク管理のスキルも求められると感じますね。


――今後、どのような人と一緒に働きたいですか?

「自ら努力できる方」と一緒に働きたいですね。私たちの業務の場合、マニュアル通りに進まないイレギュラーな仕事も多々あります。そのような状況下でも、自ら考えて柔軟に動ける方は、当社にもなじみやすいと感じます。

また、最新の世界情勢に対するアンテナを持っている方だとなおいいですね。貿易関連の業務を扱いますので、世界的にどのような動きがあるかを知っておくと、働くうえで役に立つと思います。


――最後に、求職者のみなさんへメッセージをお願いします。

通関業務は、固くて難しい仕事というイメージがあるかもしれません。ただ未経験でも、自分で解決する力を磨ける方であれば、充分に活躍できる環境が当社にはあります。ぜひ恐れることなくチャレンジしてみてください!

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