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なにをやっているのか

農業塾の様子①
農業塾の様子②
仙養ヶ原地域づくり協議会は、地域住民と地域内の企業、NPOなどが協力してできた団体です。 神石高原町という広島県の中山間、広島県境に位置する過疎高齢化が進む町で、担い手不足が顕著となってきている農業をどうにかしたいと考え、農業や田舎暮らしに興味がある方を対象に近隣の農業家を講師に招いての農業塾の実施、古民家見学や田舎体験ツアーの実施などを行い地域に関心を持っていただける方を増やし、将来的な移住者や関係人口の増加に努めています。

なぜやるのか

程度の良い空き家(お試し住宅)
過疎高齢化が進む地域の中で数十年後を想像します。そこには山につつまれた廃屋が並ぶ中でぽつぽつと老人が住む家が存在します。そこには孤独があるだけで、豊かさ・充実は思い描けません。 私たちは故郷をそんな姿にしたくありません。自然豊かで人情味あふれる地域を持続していきたい、できればもっともっと活気あったかっての姿を取り戻したい。 でも、今いる自分たちだけではそれは難しいと考えています。地域外の人、近隣都市の方や地域の出身者そんな方の協力を得られてこそ希望或る将来へ向かうことができるのだと考えています。 できれば将来的には、ここに住んでいただきたい、でも関心をもっていただき遊びに来ていただくことから始めます。 一歩一歩、豊かな生活をおくれる地域をめざし進んでいきます。

どうやっているのか

農業塾用の農園で育つ野菜
空き家の説明をするNPO職員等
協議会の構成員である神石高原ティアガルテン(神石高原町の指定管理を受け、公園管理やキャンプ場やログハウスなど宿泊施設の運営を行っている株式会社)のスタッフが事務局を務め、日常的な事業の推進に努めています。したがって、メインの職場は神石高原ティアガルテン内となっています。 ツアーや農業塾の実施においては、その他の協議会構成団体のメンバーや役場の職員の協力を基に行っています。 また、農業塾では町内の著名な有機農業家や近隣のこだわった農業を実践されている方を講師に招き開催しています。 協議会の構成団体は、仙養ヶ原自治振興会(住民自治団体)、森岡農園(近隣のこんにゃく農家、その他花卉栽培・販売など)、NPO法人nina神石(神石高原マルシェの開催や空き家バンク管理運営、その他地域産品の販売)、神石高原役場、株式会社神石高原ティアガルテン(前述)など多岐にわたっておりそれぞれが行っていることを協議会活動に活かしています。