コーヒーこぼしちゃったら。【カーペットのシミ抜き】
こんにちは、(株)ピュア設計部の和智です。先日、うっかりコーヒーをこぼしてしまいました。
同僚からもらったマグカップのコースターが真っ白だったのが茶色のまだらになりました。悲!
皆さんもこぼしちゃうこと、ありませんか?私の場合、床にもこぼれたので引っ越してまだ間もないのに(1か月経ってない)、美しい床にシミをつくるなんて!となりました。その瞬間、よぎるのはフロアタイルの値段の高さ・・・。設計部の悲しい性なのか、いくらするか想像がついてしまう・・・。予備もあるにはあるけど範囲が足りない可能性があるのと、物を動かさないといけないことを考えると厳しい。会社に対して申し訳ない気持ちでいっぱいですが、せめて原状復帰に近い形に持っていけないか?と思い、かなり本気を出して染み抜きについて調べてみました。※お試しする方は自己責任でお願い致します。
最初の処置
まず、頼れる同僚設計メンバーからのアドバイスによると、こぼした直後はすぐに空拭きます。乾いたティッシュやペーパータオルで水滴を拭いた後、少し濡らしたティッシュなどでシミた部分のみポンポン優しくふき取っていくのがポイントです。この時、濡れた雑巾でベターっと拭いたり、強くこするとシミが広がってしまうので要注意です。特にコーヒーは水溶性なので濡れた所に移っていきます。タオルだけ濡れていればそちらに移りますが、カーペットなどが濡れると周りにも移って広がることになります。私の場合は、コーヒーに牛乳と練乳を入れていて普通のコーヒーの汚れではなかったので、乾拭きで拭いた後、一応熱湯につけたクイックルワイパーのペーパーでシミの箇所を拭いてみました。練乳は冷えると固まりべたつくので、早めにふき取るのが理想です。牛乳は放置すると匂うので早めの対処が重要です。シミにもなるので、出来る限りふき取りたいところです。弊社の壁紙は撥水性が高いものを選択していたようで、すぐ拭いたら綺麗になりました。科学の力は本当にすごい!このクロスを選んだ方に心底感謝しました。本当にありがとうございます。ちなみに普通の紙は瞬時に浸透して、その後は水拭きしてもシミがとれません。私が後輩からもらったコースターの表面は両面とも紙製なので水洗いしても落ちませんでした。むしろ広がりました。いっそコーヒー染して一色にしてはと思うくらいです。
次にやること
シミは時間が経てば経つほど定着して落ちにくくなっていきます。可能な限り、早めにシミ落としをするのがベストです。次に本格的なシミ落としについてですが、基本的にオフィス用の化学繊維で出来たフロアタイルはまず洗濯不可です。メーカーの販売HPのメンテナンスの項目にそう書いてあります。また、1枚だけはがすのも大変勇気がいる事と思います。それに加えて、上に何かが載っているときは更に取るのが困難になると思います。つまり、移動せずにそのままその場で染み抜きできそうな方法を考えないといけません。しかし、調べるとわかるのですが基本的に出先でシャツにコーヒー垂らしちゃったケースを想定した染み抜きが多く、会社でこぼすというエピソードはあまり出てきません。また、2番目に家庭でカーペットにコーヒーこぼしちゃったケースが出てきましたが、ちょっと違うか?となりました。重曹とかを使っての染み抜きでした。会社に重曹無いしな・・・。漂白剤もないけど、あっても色落ちしそうでちょっと使うのが怖い。色々見て、マグカップ染み抜き法とか画期的なものを見つけたものの、そういうのは今回求めてないのでやめました。そもそもマグカップに乗っけられないので無理です。あと、よく見るのは、全体のタイルの配置を変えて汚れたタイルの方を物の下に隠す方法と予備のタイルに交換する方法でした。いや、予備ないし動かせない場合に困ってネットで調べるのではないだろうか。やはり、それしか方法はないのか・・・。色々クリーニング店のブログを見ていたら、なんとその中で出来そうなものを見つけました!用意するのは、ブラシ・洗剤・綺麗なタオルです。(あればベンジンも・・・。)
具体的な手順
まず、洗剤を薄めた水をシミのとこだけ外側から内側に向かってスプレーし、清潔なタオルを当てて上からブラシで前後に揺すってなでます。すると、洗剤と水の効果で浮いてきたコーヒーがタオルに移ってくるので、タオルの汚れていない面に交換しながら取れなくなるまで続けます。取れなくなってきたら、今度は水をスプレーしてブラシで揺すって洗剤を除きます。その後は乾かせばOKです。これ、意外と効きます。ただ、やっぱ薄く残るな~と思っていたら、優しい設計メンバーの先輩がベンジンを貸してくれました。内心、ええ?!持ってるのスゴイ!!と驚愕しましたが、ありがたく使わせてもらったところ、これが効果てきめん!!!とても綺麗にシミが落ちます。でも、速攻乾いていくので消費量も多くなります。手も急速にカッサカサになります。使うときは、ゴム手袋があると良いかもしれません。また、博識な設計メンバーによると、ネイルリムーバーでも代用できるとか。ネイルリムーバーならコンビニでも売ってて量もあるしコスパがいい!(ただ、効果については検証していないので、実際どうなるかわかりません。試す方は自己責任でお願いします。)もっと最強なのは、ブラシではなく掃除機をタオルにあててシミをタオルに吸い取る方法です。多分こっちの方がラクかと思います。今回は事務所だったため、掃除機の音でみんなの集中の邪魔をしないようにブラシを選択しました。ただ、カーペットへのダメージを考えると、柔らかい繊細なカーペットには向かない気がします。ちなみに設計部のカーペットは化学繊維の、毛足が短いものでした。
こんな感じになりました。マグカップ一杯分をこぼしたので結構なシミでしたが、かなり取れました!
机の上のマグカップには魔物が住んでいる・・・かもしれない。皆さん、ご注意ください。
今回は染み抜きについて、紹介してみました。正直、コーヒーをこぼす人に向けての内容となってしまいました。こぼした時にものすごく焦ったので、きっと他にも私のように焦る人がいるのではないかと思い、記事にしてみました。これで絶対大丈夫というわけではありませんが、もしかすると、なんとかなるかもしれません。※試す際には自己責任でお願いします。 最近では、取り扱いが簡単で丸洗いできるカーペットタイルも出てきているようですが、価格が若干高くついてしまうので、やはり現実的にはこまめに工夫しながら綺麗にしつつ大事に使うしかないかなぁと思います。お掃除用品メーカーさんにぜひとも頑張ってもらいたいところです。洗えないフロアタイル用のコーヒーシミ落としがあれば、売れるんじゃないでしょうか。
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