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なにをやっているのか

五島列島「リゾートホテル・マルゲリータ」が「ミシュランガイド福岡・佐賀・長崎2019特別版」で、「3レッドパビリオン(3つ星+)」を獲得しました。
祇園にほど近い、京都木屋町の「大傳梅梅」は、名数寄屋大工9代目北村伝兵衛氏の住居兼工房をリノベーションした高級中国料理店です。
<日本を代表する飲食企業> 日本にまだないタイプの中国料理店を創りたい。 そんな想いから、1990年『韮菜万頭』1号店を福生にオープンさせました。 それが私たち「際コーポレーション」のはじまり。 しかし最初から全てがうまくいったわけではなく、 むしろ、なかなかお客様に来ていただくことができませんでした。 「どうしたら売れるか、お客様に来てもらえるのか」を しつこくしつこく考え、良いと思ったことを実践。 それを何度も何度も繰り返した結果、 徐々に複数店舗を展開できる目途も立つようになりました。 現在では、多くの人が知る『紅虎餃子房』をはじめ、 中華、和食、フレンチ、イタリアン、アジアン、エスニックなど、 多ジャンルに渡り国内約400店舗、海外でも7店舗を運営する、日本屈指の飲食企業に成長。 今後も満足することなく、続々と新たな計画を実行・展開していきます。         * <働く環境としての意識改革も> 私たちが現在課題と捉えて、改革を進めているのが、 「前時代的・封建的な飲食業からの卒業」です。 例えば、若い社員が必要以上に料理長や店長の顔色を伺っていては、 良い仕事ができる環境とは言えません。 そのため当社は、経験・年齢・性別関係なく、 「皆で学び、皆で作り、皆で成長する」組織を目指すことにしました。 店内での教育はもちろん、素材の生産現場への見学など、 専門的な技術・知識が習得できる環境を構築しています。 また、長時間労働からの脱却も図り、「働きやすい」組織をつくります。 その第一歩として、全店舗における労働時間の抑制、 1分単位での残業代の計算を導入。 働く側からも選ばれる、「新しいKIWA」へと生まれ変わります。

なぜやるのか

<ライフスタイルの創造> 当社は「ライフスタイル創造企業」を理念に掲げ、 飲食店だけに留まらず、家具や雑貨、アパレル店、ホテル運営や地域再生事業など、 理念を体現できる分野へ積極的に参入を続けています。 「ライフスタイル創造」とは、「食べること」「旅すること」「着ること」等、 つまりは「人々が楽しくなるための新たな価値の創造」をすること。 伴い、豊かな生活文化の実現に貢献することこそが私たちの使命だという考えに至りました。 そしてその使命を、私たちが大事にすべきものを失わず、 かつスピーディに実現するためには、 全てを「自分たちでやる」ことが必要なのだと気付きました。 結果、店舗の内装や食器・小物はもちろん、 コンセプト設計やPRに至るまで、 そのほとんどを外部に委託することなく、自社内で完結する仕組みを構築。 現在では、料理人、バイヤー、プランナー、デザイナーetc…、 私たちのスタイルに共感する幅広い分野のプロフェッショナル達が当社に集結しました。 手掛けるジャンルは違えど皆、衣・食・住に対するアンテナを常に広く張り巡らせ、「ライフスタイル創造」に対して意識高く取り組んでくれています。         * <「日本の美食」を伝える> 「日本の美味」とは、決して料理のジャンルではありません。 私たちは料理をとおして、「日本にはこんな美味しいものがある」。 それを伝えていきたいのです。 例えば、長崎・五島列島の食材を東京の当社飲食店でPRした、『上五島ごっつ。フェア』。 企画立ち上げ段階から、当社プランナーが何度も五島列島に足を運び、 多くの生産者と触れ合い、そして東京の店舗に彼らの熱意を伝える。 その作業を何度も何度も行いました。 このように、関わる人間が当事者意識を持ち、こだわり、 その人間にしかわからない生の声を伝える。 だからこそ人に響く。 何事においても、こういったスタンスを崩すことなく、実践することで、 人々の喜びに貢献する機会とその深さは増していく。 私たちはそう信じています。

どうやっているのか

店舗の設計はすべて自社設計、安易に外注せずにすべてを自社で手掛けることで、こだわりを実現します。
設計・デザインにとどまらず、内外装の施工も自社で行います。足場に乗って印象的な壁画を描くのはペンキ屋さんではなく当社の社員です。
<一般的なイメージと少し違います> 世間的にはおそらく、『紅虎餃子房』や『万豚記』など、 庶民的な大衆中国料理店のイメージの強い当社ですが、 実はそれだけではありません。 和・洋・中など料理のジャンルはもちろん、 気軽に入れる店舗から接待や特別な日に使用していただける高級店まで、 全てにおいて幅広く店舗を展開。 近年では、ミシュランで星を獲得した京都祇園『柚子屋旅館』のプロデュースも手掛けました。 そして、これまで培ってきたノウハウを発展させ、今後さらに注力していくことの一つが、地方再生事業。 当社の持つソフトとハードの両面を活用し、ホテル・旅館を含めた地域の活性化を行います。 企画・コンセプト立てから、PR、都内の当社店舗を使用しての展示会や物産展の開催、 時にはコンセプトや名産品と連動させた店舗を都内にオープンさせてしまうことも。 これからも普通の飲食事業だけで終わらない、 多方面からのアイデアを必要とするチャレンジを続けていきます。         * <今後も新たなプロジェクトを> 当社がやりたいことはまだまだあります。 例えば、新たなプロジェクトとして計画中なのが、 休眠店舗を活用した新店舗の立ち上げ。 「面白いと思える店を一から立ち上げたい」 「こんな店をつくってみたい」 という情熱ある人を社内外問わず広く募り、 現在休眠している店舗を使い、 ジャンル問わず新たな店に生まれ変わらせる。 そうすることで、当社のこれまでの既成概念・枠内には おさまらない店舗や料理を世に送り出すきっかけにしたい。 もちろんこれだけでなく、様々なアイデアを形にしたい。 当社はそんなエネルギーで溢れています。