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頭に転職がチラつく、アラサーの皆様へ。初めて転職する前に知っておきたい4つの視点。

皆さんこんにちは。

株式会社キカガクの講師、神部と申します。

私は30歳で初めての転職を経験しました。その転職先が株式会社キカガクです。

今回、この初転職で感じたことをまとめました。転職が頭をチラついたまま一歩が踏み出せない方にとって、この記事が一歩目を考えるきっかけになれば嬉しいです。


アラサーの皆さん、転職したいと思いますか?

私は30歳で初めて転職しましたが、前職に不満があったわけではありませんでした。

優秀で人情味溢れる上司、切磋琢磨し気心しれた同僚や仲間、とても熱心な部下。本当に人に恵まれた、とても良い職場環境でした。

また会社で一番忙しい部署でしたが、幅広い業務を経験でき、自ら主体的に仕事ができる立場でもあり、充実した社会人生活を送っていました。そして気づけば新卒から7年以上その会社に勤めていました。


ただ、どこかで小さいモヤモヤもありました。

それは、前職に対してではなく、将来の自分に対してです。

このままの人生でいいのか?これは本当に自分の実力なのか?

それ以外にも様々なことが頭をよぎり、小さいモヤモヤが心の片隅にありました。

また、年齢が上がると共に保守的になっており、新しいを一歩踏むことが億劫になっている実感がありました。

そんなある日いつもと違う行動が新しい一歩を踏み出すきっかけとなりました。

それは努めて6年目の春、新人研修の仕事をやってみないかと上司から話を受けたときのことです。

私の両親が教師であるため、もともと「教育」に関して想い入れがあり、新人研修の仕事はとても興味のある仕事でした。そのためすぐに仕事を引き受けることに決めました。

研修の内容ややり方はアレンジ可能だったので、講義内容や構成等から考え、徹底的に準備しました。ただ、人前で話す経験などほとんどなく、研修がはじまるまで不安と緊張で押し潰されそうでした。しかし、当日終わってみると結果は大成功でした。

新人が眠くならずに集中できる研修構成、難しい内容でも興味をもって聞いてもらえる切り口と伝え方、経験上覚えておいたほうが絶対にプラスになる情報の伝達、そして、新人のレスポンスや感謝のフィードバック。

思い返せば準備から研修当日のプロセスすべてが楽しく、貢献感と達成感を感じ、教えるのってやっぱり楽しい!という再発見がありました。

また同タイミングで後輩ができ、仕事を教える中で「人に何かを伝え、その人の成長を実感できる」というやりがいが自分の中でどんどん大きくなっていきました。

この講師の経験をきっかけに再発見があり、日々の後輩への指導を通して、「教育」の分野に携わりたいという気持ちが育っていきました。その後、仕事が一段落したタイミングで「教育」の会社であるキカガクに転職しました。

つまり何が言いたいかというと、普段と少し違うことをすることによって、自分自身で気づいていなかった感情を再発見でき、背中を押すきっかけとなります。

もし転職するかどうか悩んでいる方は、まずは何でもいいので「いつもと少し違う行動」をしてみてください。

ほんの小さい一歩でも結構ですのでチャレンジしてみて、そこから小さな発見がないか探して見て下さい。この小さな行動の積み重ねが自分の人生を大きく変えるきっかけとなるかもしれません。

初めての転職ってどうですか?

皆さんも転職した後、前職との違いを色々感じると思います。

私の場合は、まずリモートワークが不安でした。物理的な空間を共有しないまま、どのように人間関係をつくっていけばいいのか・・・。

しかし、実際に入社してみると完全に杞憂でした。

なぜならキカガクメンバーは皆本当にいい人で、忙しくても新人の私とのコミュニケーションの時間をとってくれました。

また教え合い・助け合いの文化が浸透しており、誰もが親切に教えてくれる環境でした。その結果入社時からリモートであっても、孤独感を感じず、メンバーとコミュニケーションを取りながら働いています。

次に仕事内容ですが、まず研修段階のインプット量が大変でした。

しかし、リモートワークという環境下でも、連日メンタル的にも技術的にもサポートしてくれたメンターの存在、そして一緒に切磋琢磨した同期の存在で乗り越えることができました。

特に同期とは、こまめにZoom用いてお互いの知識や技術を教え合うことでお互いの成長に大きく繋がりました。弊社サービス「ikus.ai」でもそうですが、同レベルの人たちとの「チーム学習」を通して、自分がわからないことを教えてもらえるだけでなく、逆に自分が教えることで知識が定着します。また、新しく知識が増えると早く共有したいというモチベーションに繋がり、とても効果的な学習方法になりました。

そして研修期間終了後はAI分野だけでなく、興味があったマーケティング・広告系にもチャレンジする機会を頂きました。

その分更にインプットが必要になるのですが、そのインプットがそのままアウトプットとして使え学習効率がかなり高いです。また言われたことをやるのではなく、ゴール設定からPDCAをすべて自分でまわすという大きい会社ではできない「全てを自分でやりきれる」という経験ができます。

一週間単位でどんどん成長している実感が楽しく、気づけば仕事以外でも自分のためにインプットをする習慣がついていました。

「より成長するために、勤務時間以外に仕事のインプットする習慣がつくほど、その仕事にのめり込めるか?」が転職成功の基準にしていた私にとって、この転職は大成功でした。

皆さんももし転職する場合は、「何を感じたら、どの基準を満たしたら転職成功と言えるのか」という基準転職前に言語化してみて下さい。この基準が、転職後「なんか違う」と思わないために重要になってきます。


(定期的にZoomで飲み会をしたりします。)

30歳、何か新しいことにチャレンジするには遅いのか?

文系業界未経験非エンジニア。

そんな私が30歳からAI のベンチャー企業に飛び込みました。

もちろんエンジニアのトップになることはできませんが、皆さんにはすでに「経験」という資産があります。その「経験」の掛け算として、「AI」は今後必須のスキルになってきます。

この習得はアラサーからでも遅くないと感じています。

なぜなら、大企業では管理職メンバーがこの内容を学んでいるからです。

また新しい発見として、予期せぬところで「今まで活躍するとは思っていなかった知識や経験」が活きるということがわかりました。

つまり、新しい分野への挑戦ではありますが、今までの経験が活きないなんてことがありませんでした。

全ての仕事、全てのキャリアは案外繋がっていると実感しました。

もし年齢的なところ、経験的なところで新しい挑戦を躊躇している人がいたら、安心してください。

自信はなくても、頑張ってきた経験があなたを必ず助けてくれます。


転職を考えている人へ

時代はすでに転職するのが当たり前の時代であり、転職することは人生にとって大事な経験になると思います。

しかし、転職しないというのももちろん大事な選択肢の一つだと思います。

ただ、もし転職することになったときは、私が尊敬している方に教えて頂いた、次のことを意識して転職して欲しいです。

それは、「なぜ転職するのか?」ではなく、「何が自分の心を動かしているのか?」です。

つまり、転職は「WHY」ではなく、「WHAT」を大切にして欲しいのです。その「WHAT」が、転職先での大切なモチベーションになるので、それを忘れずに持っておいて下さい。


最後に

長くなりましたが、最後に転職する前に知っておきたい4つの視点をまとめます。

1 現状を変えるには、いつもと違う行動をすること

2 何をもって転職成功か?という基準を言語化しておくこと

3 新しい環境では意外な経験が役に立つということ

4 WHYではなく、WHATで転職を考えること

この4つの視点が、自分の将来になんかモヤモヤする人に少しでも役に立てていれば嬉しいです。

以上、転職する・しないに関わらず、あなたのとった選択があなたの人生をよりよくするものであることを応援しております。



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