なにをやっているのか
私たちはIoTプラットフォームをクラウド上で提供しています。
主力となるサービスは「Kii Cloud(キークラウド)」や「Asset Monitoring(アセットモニタリング)」。どちらも開発者向けの製品で、IoTデバイスの管理やセンサーデータの収集などの機能を提供するクラウドサービスです。
IoT(Internet of Things)は、物理的なモノとインターネット技術を組み合わせて、世の中をもっと便利にしようという技術分野です。身近な例としては、外出先から家のリビングにあるエアコンの電源をスマホでONしたり、体重計の履歴をスマホアプリで管理したり……など、いわゆるスマート家電に使われているのがIoT技術です。
当社では日本だけでなく、アメリカ・インド・東南アジアなど海外に向けてもサービスを展開中。海外では大規模農場の肥料タンクの管理や、ピザの自動販売機の管理、電力メータの遠隔検診などに私たちのサービスが利用されています。
もともとモバイルアプリ向けのAPIを提供する「Kii Cloud」をメイン製品として手がけてきましたが、2018年からはダッシュボードやUIも付属した「Asset Monitoring」の提供をスタート。これらのサービスの運用・機能追加、APIドキュメントの公開などが、当社のエンジニアの仕事になります。
なぜやるのか
もともとは2007年にモバイルデータ同期技術に特化した会社(株式会社シンクロア)として設立され、ドコモなどのキャリア向けにサービスを提供していました。しだいに海外へのサービス展開が増えたことから、2010年に心機一転で「Kii株式会社」に社名を変更。
時代の潮流とともに、製品の対象がモバイル→スマートフォン→IoTと変化してきましたが、10年以上、一貫して開発者向けのバックエンド技術を手がけています。
技術者向けのサービスを生み出すおもしろさは、やはり〝技術の海にどっぷり浸かりながら仕事ができる〟ところにあります。プロ向けの製品を作っているからこそ、常に新しい技術や最先端の話題に触れられますし、自社製品なので自らのアイデアを製品に反映させていく楽しさもあります。かつ、当社では顧客に合わせたカスタマイズも手がけているので、他の技術者をサポートする喜びも味わえます。
どうやっているのか
日本とスペインで合計30人弱のエンジニアが活躍中。
サーバ開発・運用、フロントエンド、QA、ドキュメントを担当する数人でチームを作りプロジェクトに取り組んでいます。時には著名な外部エンジニアと組むチャンスも。
技術が大好きなメンバーが揃っており、コミュニケーションツールであるSlackでも技術ネタがいちばん盛り上がっています。
社内スタッフのほとんどがエンジニアのため、エンジニアが居心地よく業務に集中できる環境が揃っています!
・広いデスク
・服装自由
・静かなオフィス
・フレックス制:ラッシュ時間とずらして出退勤が可能。時には「今日は家で作業します」という人も(基本的には出社していただく形ですが)
成果物が仕上がっていれば、作業の過程に口を出す人はいません。各人のスタンスで自由に業務にとりかかっていただければと思います。