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なにをやっているのか

講演する大学生
生徒にとって身近な存在だから心に響く
私たちは、高校生たちの可能性を引き出すプログラムを提供し、若者が自分らしい未来を選択する力を育む活動を行っている認定NPO法人です。 大学生が、高校のクラスに入って、進路を決めた理由やきっかけを高校生に伝えるプロジェクト(都立高校生の社会的・職業的自立支援教育プログラム事業)を、東京都立高校や私立高校からの依頼で実施しています。 《参考:取り組みの様子》 http://www.keyperson21.org/diary/wakuwaku-engine/2205 2013年から始まった大学生によるプロジェクトは、年々、実施回数や参加生徒が増加しています。 大学生が企画運営することによって高校からのご期待に応えていくことができるプロジェクトです。

なぜやるのか

「わくわくエンジン®」探し中
講演を通して大学生も自分の「わくわくエンジン®」を発見
子どもたちにとって、自分の進みたい道を決めるのは容易なことではありません。 時に、迷ったり、投げやりになったり、あきらめてしまったり。 私たち(大人や大学生)は、子どもたちなら誰もが持っている、わくわくして動き出さずにいられない原動力「わくわくエンジン®」を一人ひとりから見つけだすことができます。 とかく、大人は「何になりたい?」と質問し子どもの未来に”ゴール”を設定しがちです。けれど、なりたいものを決めることよりも、一歩を踏み出す勇気や自信をもって進むためには、まず自分の『本心』に気づくことの方が大切であると、私たちは考えています。 「わくわくエンジン®」は、一人一人の心の中にあります。素直に楽しかったり、夢中になったり、大切にしたいと感じるものを見つけた子どもは、自分自身を信じることができるようになります。なぜなら、他者によって「こうあるべき」と当てはめられた自分ではなく、内から涌き起こる“本当”の自分だからです。 そうなれば、子どもたちは解放されたように明るい笑顔になって、のびのびと、主体的に行動していくようになります。失敗してもへこたれても、くじけてもやり直せる理屈抜きの絶対的なパワーが生まれてくるのです。 認定NPO法人キーパーソン21では、一人ひとりの子どもから「わくわくエンジン®」を引き出し、認めていく活動を続けています。教育環境に恵まれた子どもも、そうでない子どもも等しく未来にわくわくできる社会を築くため、日々積極的に働きかけているところです。

どうやっているのか

講演内容を熟考し、学生同士で議論する
社会人の会員の方からフィードバックをもらい、内容をブラッシュアップする
協力いただいている大学生スタッフは、まず自身の「わくわくエンジン®」を発見するところから始めていただきます。その後、講演当日までの流れは以下のとおりです。 ➔過去の自分の経験を振り返り、わくわくエンジンを軸に講演内容の草案を作成 ➔大学生スタッフ同士がお互いの講演内容にフィードバックをしあう ➔弊団体の社会人会員からフィードバックをもらい、内容やプレゼンの仕方をブラッシュアップする ➔講演当日 ■刺激あふれる環境 携わっている大学生は、将来教育に携わりたい、教員を目指している、NPOの運営を学び将来起業したいなど、様々な思いを持った人たちばかり。意欲のある大学生がお互いに影響を与え合い、成長できる環境が整っています。 ■ここでしか得られない人間関係 また、弊団体には300人以上の社会人会員が在籍しています。会社員、研究者、起業家、学校の先生など多種多様の人たちとプロジェクトを通じて関わることができるのも、大きなやりがいを感じられるポイントです。 ■自分を深く見つめる そして、高校生に講演する経験を通して大学生自身が自分の過去を振り返り、現在の自分の内面を深堀りする機会にもなります。これから更なる飛躍を遂げる大学生にとっても、「音楽を演奏するのが好き」「ダンスが好き」など、自分の根底にある「わくわくエンジン🄬」を発見することは貴重な体験となります。