絶海の孤島「青ヶ島」での電気開通工事(昭和41年)
青ヶ島とは八丈島の南67kmに位置し、東京の都心からは358km離れた伊豆諸島の最南端に位置する島です。世界的にも珍しい二重カルデラ式火山で形成されており、天候の悪化で定期船やヘリコプターが欠航となることが多々あるため、絶海の孤島とも呼ばれているのが「青ヶ島」です。京浜電設株式会社は、昭和41年に青ヶ島の電力開通工事に関わりました。青ヶ島では、昭和41年に電気が開通するまで、電気がなく不便な生活を送っていたそうです。当時から青ヶ島は秘島と呼ばれ、作業は困難が予想されていたため、工事の引き受け手がなかなか現れない状況でした。そんな青ヶ島の状況を知った、京浜電設創業者である初代社⾧ 福島重良...