第5回(最終)内定者集合日はプレゼン大会
2月22日に、5回目の2018年新卒の内定者集合日を開催しました。今回が最後の集合日です。
最初に人事総務部から入社に関する事務手続きを説明しました。
税金・扶養控除の話や、通勤手当の申請手続きなど、社会人への第1歩に関するお話しをさせていただき、内定者たちも入社の実感がより沸いてきたのではと思います。
いつものようにまずは近況報告を行い、卒業旅行の話や研究が終わったなどの話で盛り上がりました。
最初の頃と比べると、話す時間、内容の質や話し方、伝え方も随分上達したと思います。内定者時代に何度も人前で話すという訓練ができたことも、彼らにとってプラスになっていればと願うばかりです。
さて、本題ですが、今回のワークは「プレゼン発表」です。
テーマは、「IT関連で興味のあること」で、それぞれテーマを考えてもらい、事前にKJFのメンバーからの添削を重ねて、プレゼン内容をブラッシュアップしていきました。
本番の発表には、現場の部長・マネジャーの方などこんなにたくさんのギャラリーが...
うーん、緊張せずにはいられない。笑
見ているこちらまで緊張しました。
まず1人目は、「マイクロサービスアーキテクチャ(※1)」について、発表していただきました。
モノリシック(※2)とマイクロサービスの違いについて触れたうえで、導入のメリットやデメリットについても説明いただきました。
発表を聞いていたマネジャーから「Amazonでもしマイクロサービスアーキテクチャをあなたが導入するとしたら、どんなレベルでシステムを分けていきますか?」という質問が出て、少し苦戦していましたが無事回答。
また、「実例に合わせてサービスを考えてみるといいよ」という先輩から具体的なアドバイスもありました。
続いて2人目の発表者は、「水耕栽培自動化の研究」について。
大学での研究内容だそうですが、大豆の水耕栽培をマイコンなどで室内環境を制御して育てる植物工場を作成されていました。
あまりなじみのない内容にマネジャー含め興味津々の社員たち。
質問も、「なぜ大豆を選んだのか?」など、少しテーマとは話が逸れる結果に...笑
非常に面白い取り組みをされていらっしゃいました。
最後の発表者は、「クラウド(※3)とオンプレミス(※4)」について、発表いただきました。
誰にでもわかるように、図解しながらクラウドとオンプレミスのメリット・デメリットを話していただきました。
マネジャーから「Amazonで...」と1人目同様の話があり、少し困惑していましたが、なんとか回答。
自分が持っている知識を、知っているサービスで利用するとすればどうだろうということを考えることが非常に重要だ、と改めてマネジャーよりお話しがありました。
発表終了後も大豆で盛り上がり...笑
内定者集合日も最後ということで、みんなで今までの反省や最後の質疑応答、残りの学生生活について、輪になって話をして終了しました。
プレ集合日を含め、全6回にわたった集合日も、終わってみると早いものです。内定者のみなさん・KJFメンバーの皆さん、お疲れさまでした!毎年のことでも、毎回こちらも勉強させられたり、学生と話をすることで気づいたり刺激をもらったりしています。
所感(森川)
最後の内定者集合日でしたので社員の方たちの前で発表して頂くことになりました。発表の内容は実業務で生かすことができそうな内容ばかりでした。また、中々難しい質問も飛んできていましたが、うまく答えられていました。
入社後は社内向けだけではなく社外にも発表を行い、KDLをアピールしてほしいと思います。
※1 マイクロサービスアーキテクチャ・・・機能ごとに独立したソフトウェアとして分割し、それらの組み合わせによって全体の機能を実現しようとす設計方法。
※2 モノリシック・・・マイクロサービスに対して、1つの業務を処理する複数の機能を1つのソフトウェアの一部のロジックとして組み込むこと。
※3 クラウド・・・クラウド・コンピューティングのことで、例えばGmailのようにユーザーがハードウェアやソフトウェアを自分で用意しなくても、インターネットを通じて、サービスを必要な時に必要な分だけ利用する考え方。
※4 オンプレミス・・・クラウドに対して、サーバーやソフトウェアなどの情報システムをユーザやユーザ企業が管理する設備内に設置して、運用すること