タピオカって2回も生き返っているらしい。
そういえば「タピオカココナッツミルク」が流行った時期が高校生ぐらいにあったし、昔食べたタピオカは白かった気がする。
ただタピオカがSNS映えするかといえば少々疑問である。
むしろタピオカを飲んでいる私は最先端!ということに価値観を見出している気がする。
みなさんは…
最先端のものにチャレンジするのはワクワクする方ですか?
それともどちらかというと遠慮してしまう保守派ですか?
「ブーム」っていうのは意識が高かったり、情報のアンテナ受信が高い人が盛り上がるだけでその人たちの熱量が下がってしまうと終焉を迎えてしまう。
これが「カルチャー」まで進化すると老若男女問わず知っている日本の文化になる。
と思う。
私が働く「学習塾」。これは日本にしかない文化である。
学校で勉強を教えてるはずなのにさらに学習塾が必要になる。
もうそれが文化になっている。
実はその文化は40年も変わっていない。
社会情勢がこんなにも変わっているのに教育だけは頑なにその形態を変えないのだ。
学校が定期テストをやめてしまったら、受験そのものがなくなってしまったら
我々の仕事は果たして成り立つのだろうか。
先日、生徒に「今ある仕事の半分は10年後にはなくなるらしいよ」といったら
「塾の先生は?」
と言われた。
確かに。
この仕事が好きだから続けたいし、守りたい。
ほんとに子どもたちに必要なことならきっと守れる。
だから私たちは未来に必要な新しい教育に挑もうとしている。
だからタピオカがまた消えてなくならないように
少々恥ずかしくても僕はタピオカを飲む。
今度こそタピオカには文化になってほしいのだ。