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子育て雰囲気を変える足掛かりとしてのかぞくアシスタントOEM

こんにちは!カラダノート代表の佐藤です。

今回は、前回からの続き”かぞくアシスタントOEM事業”が見据える世界
について、意義と収益ポテンシャルの両面でご紹介したいと思います。

※かぞくアシスタントOEMについては、こちらをまずお読みいただくとイメージいただきやすいです。

カラダノートが目指している世界

弊社は、”家族の健康を支え笑顔をふやす”というビジョンを実現していくことで、未来に向けた大きな社会課題である少子高齢化問題を解消させ、
明るい未来の社会作りに貢献したいと考えています。
その中で、今回の取り組みがどういう位置付けなのかご紹介します。

子育て応援環境づくりを一気に面にしたい

弊社が妊婦さん支援のアプリを初めて出してから、もうすぐ10年です。
妊娠なう(現・ママびより)を10年前に出した頃には、
”妊婦さん向けアプリ”なんていうものは皆無に近く、
我々が市場を作ってきた側面もあると自負しています。

以降様々な会社が妊娠・育児向けのアプリを提供し始め、
今や”妊娠・育児にアプリを使う”は当たり前。
1人で複数アプリをDLしている状態が一般化しています。
それだけ子育ての DX化が進み便利になっているにも関わらず、
”子育てがしやすくなった”という話題は耳にしません。
むしろ、”子育てしにくい社会”と言われることの方が多い。

明るい未来の社会作りに貢献するという観点でいうと、
これでは力不足です。
アプリがこれだけ普及したことは非常に嬉しいですし、
もっと良くしていきたいとも思っています。
ただ、アプリでは実現できていない
”子育てがしやすい”と言われる社会作りをしたい。
事業の幅を制限せず、何ができるのか?ということを考えてきました。

かぞくアシスタントは家族生活応援が起点

現在の主力ビジネスであるかぞくアシスタントは、
妊娠・育児層向けのプロモーションを効率化させることで、
浮いたコストを家族に還元しよう
という発想からスタートしています。
妊娠・育児層にアプローチしたい協賛企業を我々が集め、
それらの企業とユーザーをマーケティングオートメーションなども活用し
効率的にマッチングさせることで収益と家族への還元を生み出す。
それが”かぞくアシスタント”の価値です。

社会として子育てを応援する雰囲気を作る

結果として、アプリや広告を使って
妊娠・育児応援!
とたくさん発信することができていますが、まだまだオンライン止まり。
これをもっと多くの手段で広げていき、
多くの人の目に触れるようになったらどうなるか?

応援していない方が気まずくなり、
結果として社会として応援しまくる雰囲気が作れる。

そこまで行ければ”子育てしやすい”と言われる社会になるのではないか?
と考え、特に人の目に多く触れるターミナル駅でリアル店舗を多数抱え、
ビジネス・CSRの両面効果が期待できる業種
にアプローチを考えるようになりました。
それが大手生保や地銀といった業種です。

エンタープライズ版としてのかぞくアシスタントOEM

ただ、大手生保や地銀などの企業は、
自社が主体者となって展開したい意欲も強いので
現在のかぞくアシスタントには協賛していただけにくい。
ならば、我々は裏側に周り今の仕組みをOEMとして提供することができれば
社会的可能性・収益性の両面でポテンシャルがあるのではないか?
そう考え座組みを模索していたところ、
いくつもの可能性が見えてきたため正式にリリースをすると共に、
特に地銀業界向けについては既に地銀領域で実績のあるチェンジ社と組んで広げていくことにいたしました。

これまでのかぞくアシスタントがSaaS的なSMB積み上げ型のプロダクト
だとすると、かぞくアシスタントOEMは大手向けのエンタープライズ版
(初期カスタマイズ+月額運用+月額成果課金)
を想定しています。
すでにいくつかの他業種からもお声がけはいただいており、
今後、様々な業種で展開を加速させていきます。

ビジネスポテンシャル

主力事業である”かぞくアシスタント”のメイン顧客は保険代理店で、
おおよそ売上の50%を占めています。

最近ではネット生保など安価な保険も増えてきていますが、
必ずしも価格だけで選ばれる訳ではなく、
そこに価値観次第で安心料を払う方も多くいらっしゃいます。
上の世代に比べると安価な保険を選ぶ方が増えている印象ですが、
本当に価値観によってまちまちという印象は持っています。

これだけ店舗型保険代理店が街に溢れ、
ネット生保がテレビCMをやっているにも関わらず、
昨年の日経記事によると保険の加入ルートとしてはおおよそ20%
生命保険会社の営業職員経由が約54%と、代理店の3倍規模があります。
単純にこれだけでみても、現状弊社が当たっている市場の3倍ある。

テレビCMを見るとわかる通り、
日系大手生保も様々な商品開発をして安心料の裏付けを進めている。
本当にこればかりは価値観次第で、
消費者にとってベストな解(最も幸せ)が何かは難しいです。
弊社としては、選ぶ基準となるような情報は提供しつつも、
片方に絞ることなくマッチングをしていこうという考えではいます。

これは住宅ローンについても然り。
店舗が近くにある地銀で契約をするか、
ネット銀行で契約をするか。
金利は後者だけど、すぐに聞ける安心感は前者。という方もいます。

それらの選択について介入するというのではなく、
”全方位でマーケティング効率を上げて浮いたコストを還元する”
というのが弊社のスタンスです。

大手生保が足で稼ぐ家族のライフイベントデータ
地銀が店舗で待ち構えている子供の口座開設
などなど、
ライフイベントを起点としたアプローチをしたい企業は多いですが、
特にこれらの企業は非効率なマーケティング手法が多い。
そこにかけている工数は膨大であると考えています。

大手生保(4社)の営業人員数:約16万人
地銀(第一+二)の社員数:約18万人

1%の工数削減がされるだけでも、膨大な市場規模になりますし、
これまで取れていなかったビジネスマッチングなども展開できると、
各社にとっては新たな収益機会となり、+αの部分にもなります。
もちろんこれを子育て世代に還元していくことが我々の役目

事業ポテンシャルは非常に大きく、
社会に影響を与える上では避けて通れないマーケットだと考えています。

まとめ

少々長くなってしまいましたが、
弊社として考える事業選択の方法を改めてまとめたいと思います。

大前提はビジョンの実現
”家族の健康を支え笑顔をふやす”
と、それによって未来の社会に貢献すること

ではどういう方法か?
”これが安くて一番いいよ!”ということをユーザーに押し付けることはしませんが、子育て世代の周辺を取り囲む産業の非効率は全方位で効率化させる。結果として、浮いた部分を子育て世代に還元していく。
これが”かぞくアシスタント”の役目
つまり、非効率が多い方が介入効果は出せる。

そして、社会を変えていく上では
社会の雰囲気を変えられる取り組みが理想的。
特に地場でよく目に触れる企業が子育て支援にもっと取り組むことは、
雰囲気を変える力があると確信している。

そうした考えから、今回かぞくアシスタントOEMという形で、
特に地銀・大手生保やそのほかのインフラ系企業にアプローチすることになりました。

しっかり結果につなげた上で、
良いご報告ができるように頑張りたいと思います。

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