なにをやっているのか
厚木市杜の里にある「厚木の杜環境リサーチセンター」には水と管を主役にした誰もが利用できる「管の広場」があります。入り口では「水まもりトイレ」が訪れた人を迎え入れます。当施設は地域に開かれており、いざという時の避難場所にもなります。今後も下水道インフラの大切さを発信する拠点として地域の安全安心に貢献して参ります。※「管の広場」は「2023年度グッドデザイン賞」(主催:公益社団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。広場・屋外トイレ (g-mark.org)
厚木の自然との共存を目指したビオトープは、施設内にある井戸水を循環利用しています。近くのベンチに座り、自然の音に耳を傾けて、ゆっくりとリラックスすることができます。
「積み重ねたノウハウと技術で社会に貢献」
設立は1962年。いち早く下水道管路の維持管理という分野で事業をスタートしたことで、
半世紀以上にわたる実績・経験に基づいたノウハウを蓄積してきました。
また、技術や手法が確立されていない中、
自分たちの目と手で調べて確かめた最適な施策を提案していくことにより信頼を獲得。
現在では、およそ49万kmにも及ぶ全国の下水道管路の清掃・調査・補修を一貫して行う事業を展開しています。
快適な生活を維持するためでなく、大切な水環境の保全においても一翼を担うパイオニアとして、
社会貢献に寄与しています。
「新たな技術開発と導入でインフラを守る」
何かことが起きる前にできる対策を準備しておく。
それが、下水道管路の維持管理には欠かせない要件です。
とりわけ、何か大規模な災害が起こった際、下水道が使えなくなると、
あらゆる面で生活に支障をきたしてしまいます。
日本の下水道普及率は80.6%です。そのうち築造後50年以上を経過した管路も少なくありません。
コンクリートの寿命は50年程度といわれていますが、
適切な管理や補修で長寿命化することは不可能ではないのです。
今後、新たな技術開発とその導入によって、下水道管路の延命に力を注いでいきます。
さらに調査・清掃作業のロボット化で安全かつ確実な管理を追求していきます。
受賞歴:
・平成20年度(第1回)「国土交通大臣賞(循環のみち下水道賞)」サスティナブル活動部門
・平成30年度(第11回)「国土交通大臣賞(循環のみち下水道賞)」アセットマネジメント部門
・令和5年度(第16回)「国土交通大臣賞(循環のみち下水道賞)」イノベーション部門
なぜやるのか
「半世紀にわたり、日本のインフラを支え続けて」
下水道は、この現代社会では欠かせない存在となりました。
例えば、震災時にトイレが使えなくなると途端に不自由な生活を強いられます。
また、下水はウイルス発生の予兆を知ることが出来ると言われています。
現代に生きる我々にとって、もはや当たり前の存在であり、
生活にとって必要不可欠で重要なインフラと位置づけられているのです。
そのような下水道の役割を正しく機能させるため、
私たち「管清工業」が日々メンテナンスを行なっているのです。
「求めているのは、当社の次代を担うリーダー候補」
当社は創業から60年を超え、業界では老舗の企業と呼ばれるようになりました。
しかし、それにあぐらをかくつもりはありません。
目指しているのは300年続く企業。
私たちの暮らしに欠かせないインフラである下水道の維持管理を通じ、
社会に求められる存在として歩んでいきたいと考えています。
そのためには、これまでにない発想を提案してくれる人材が必要です。
現在、海外からの評価も高い、スクリーニング用TVカメラ、グランドビーバー、
グランドスウィーパーをはじめとした技術・機材を導入していますが、
それらを上回る発想を提案してくれる仲間、
会社の方向性の舵取りを任せられる仲間を求めているのです。
そう、次代の当社のリーダー候補にお会いしたいと考えています。
どうやっているのか
「こつこつ真面目、全国展開する業界のパイオニア」
創業当初より、下水道管路の維持管理という、他の企業がやりたがらない仕事に着目し、
使命感を持って市場を開拓してきました。
ライフラインの要ともいえるこの仕事を先人達の苦労を糧に、
「こつこつ」と真面目に行ってきたことが、
業界をリードするパイオニアとしての確固たる地位を築く大きな要因になっています。
また、顧客の要望に応え続け、対応していくことで、日本で唯一、
ネットワークの事業展開を実現し、全国の下水道利用者のサービス向上を可能にしました。
「エキスパートとして、予防保全型の維持管理を追求」
管路管理のエキスパートとして、一般家庭の流しやトイレの詰まり抜きから公共下水道の補修まで、
下水道に係るすべての分野で活躍しています。
お客様が安心して依頼できる会社を目指し、厚生労働省認定の独自の技術者資格制度を確立。
さらにはトラブルを未然に防ぐ予防対策にも注力し、
膨大な資料とデータを基に、長年培ってきた生かした経験と実績を活かし、
20年先を見越した「予防保全型」のライフライン維持管理を追求しています。
「高い技術力と革新的な技術開発力」
現場で活躍する若手社員からのアイデア・提案により、
スクリーニング用TVカメラ、グランドビーバー、
グランドスウィーパーなど大口径下水管用ロボットの開発、地震対策技術、各種管更生工法など、
革新的な技術開発を進め、新たな清掃、調査、補修方法を次々と開発。
人が入れない現場に対応したロボットシステム、
よりすばやく・広範囲に確認できるカメラシステムなどは、
現場部門と開発部門が近いからこそ実現できた技術であり、
市場からは、「管清工業にできないものはない」という高い評価を得ています。
「300年続く企業を目指して、チャレンジし続ける」
社会生活を守るために必要なインフラである下水道の維持管理を継続して行える企業を目指し、
「300年続く企業」を目標としてかかげています。そのためには、常に社会にアンテナを張り、
若い感性を拾い上げ、挑戦していくことが大事だと考えています。
全国展開の企業でありながら、地域に根付き、地域を支える企業として、
これからもますます活躍の場が広がっていくはずです。
地震や洪水など、数々の災害復旧支援に協力してきた結果、
官公庁からも強い信頼をいただいています。