「薬剤師が変われば、地域医療は変わる」平成生まれの薬剤師たちが目指す未来|カケハシ公式note
2021年7月、カケハシは 薬局・薬剤師のコミュニティ「MusuViva!」 をスタートしました。 コンセプトは、" ユーザーが自由に交流し(交流)、互いに助け合い(互助)、共に未来を創る(共創)ための場 " ...
https://blog.kakehashi.life/n/n705ba0092932
カケハシが薬局・薬剤師さん向けのオンラインコミュニティ「MusuViva!」をオープンして、今年の8月でまる1年! おかげさまで、薬剤師さんや薬局経営者さんのあいだでさまざまなコミュニケーションが生まれています。
今回は、1周年記念で開催した「MusuViva!アドベントカレンダー 2022夏」から、コミュニティメンバーから投稿された実際の記事をいくつかご紹介したいと思います!
かなりの長文になりますが、BtoB SaaSのユーザーコミュニティの熱を少しでも感じてもらえたら幸いです。
新潟県佐渡島を中心に薬局を6店舗運営している光谷と申します。「医療過疎地では経営が成り立つのか?」「薬剤師の年収は高いのか?」「若い薬剤師はいるのか?」などなど気になることはたくさんあると思いますが、医療過疎地で薬局経営をしてみて、気づいた100個のうち、今回は2個目を共有したいと思います。▼第1弾はこちら医療過疎地域の離島の薬局を経営してみて気が付いた100個のことhttps://blog.kakehashi.life/n/ndd6767e409fc光谷は大体出勤前に、ローソンでアイスコーヒーMサイズを購入して飲みながら出勤しているのですが、ある時、ローソンがなにわ男子のキャンペーンをやっている様子を見て思いました。(※佐渡島にはコンビニはローソンしかありません。)「薬局でもコンビニみたいに季節毎に販促キャンペーンしてみるか」いわゆる調剤薬局にとっての物販は、ドラッグストアには勝てないし、ちょっと売り上げてもあまり経営的なインパクトはないし……あまり取り組みが進まない企業さんも多いのではないでしょうか? 弊社もなかなか限られた人員で物販の販促に注力できず、年々売上は縮小傾向です。でも、薬局は医療提供施設であり、小売業でもあります。そんな中、物販を進めるにはどうしたらよいのか? 以下のポイントを基に作戦を練ってやってみました。☑ 思わず目を引くチラシを作る☑ 企画は最小人員で、お金をかけずに進める☑ 多品目を売ろうとせず、1点集中する☑ 採算性よりエンタメ性を求める▼工夫1とりあえずデザイン好きなスタッフ1名指名し、目につきやすいチラシをCanvaで作ってもらいました。※Canvaはクオリティの高いデザインが素人でも使えて超絶おすすめです。▼工夫2今回は、色々やらずにOS-1に絞って販促しようと決めました。値下げは、①通常値下げ(定価よりほんの少しだけ値下げ)②LINEクーポン利用で値下げ(原価割れしない程度の値下げ)の2段階に設定しました。LINEの新規ユーザー登録に繋げたいためです。Pocket Musubi導入店舗では、お薬登録も進めました。▼工夫3陳列の工夫として、6本1セットのOS-1専用の小袋に入れて陳列しました。LINEクーポンも同時で6本まで値下げとし、思わず6本まとめ買いしてしまう仕掛けをしてみました。そんな感じで、1カ月間の期間を設定し、例年全店で50本程度しか売れてない状態でしたので、100本を目標にキャンペーンをスタートしました。結果、1か月後……見事500本売れてしまいました~!(「それだけ?」と思われるかもしれませんが、当社は全く物販に注力してないので、大きな進歩です)社内のスタッフもびっくり!やってみての新たな気づきは、1. 値下げの幅より、必要性を喚起することが購買につながる作成したポスターは夏の熱中症などに対する対策、啓蒙を訴えかけるものにしました。LINEクーポンを使わない場合はそんなに定価と変わらないのですが、「暑い日が続いているし買っとかなきゃ」と思って買ってくれた人が多かったように思います。2. 田舎では、お中元代わりに購入して近所に配る人がいる農作業をするお年寄りたちにとってはまさに命水。「安くなってるならご近所に配るわ」といって箱買いしていく人もいらっしゃいました。まさに田舎!3. 認知~関心~購入につなげるという一般的な商品やサービスの売り方を調剤業務ばかりやっていると忘れかけていた処方箋調剤は自分たちで集客せずとも門前から流れてくるケースが多いですが、自分たちで企画して、認知してもらい、商品(サービス)を購入してもらうという流れは改めて大事だと感じました。モノが売れると薬局が活気づく雰囲気になりますし、それによって患者さんと新たなコミュニケーションが生まれてよかったです。中には「最近熱中症になりかけて……」と体調について語ってくれる人や、Pocket Musubiの案内時に「私はいいかな」と断った方でも、LINEクーポンを利用したいがためにLINE登録、お薬登録をしていただき、改めてPocket Musubiの説明を聞いてくれたり……色んな副産物もありました。長文失礼しました。それでは皆様、佐渡島でお会いしましょう。(締めが雑ですねw)
福島県会津若松市にいます、会喜地域薬局グループ(ひのき薬局)の岡本です。弊社では8月から新しい期が始まります。そのタイミングで、社長が掲げた目標を受けて自店舗の一年間の目標を決めています。皆さんは、薬局の目標を定めていますか?今では自店舗の目標は私が設定していたのですが、今期は同じ店舗のある二人に目標設定をチャレンジしてもらっています。つい先日も「サービスの質を高めたい」とか「患者さんに信頼される薬局になりたい」というvisionに向かって、何をどうすればよいか?という話合いをしていました。自店舗のことではありますが、とても素敵な想いをもって取り組んでいるので、応援したい気持ちです。薬局だと、サービスとかホスピタリティという言葉がキーワードになると思いますが、その点で私が大切にしている言葉があります。日本旅館進化論という本の中で紹介されている、ザ・ペニンシュラ東京で支配人を務められたマルコム・トンプソン氏の言葉です。“ 「サービス」と「ホスピタリティ」は一体化したものです。「サービス」は「ホスピタリティ」という歯車を回す潤滑油のようなものであり、それがあることで全体が円滑に運営されるのです。また「ホスピタリティ」は感覚的なもの、形のないもので、触れることはできません。しかし「サービス」は実際に見ることができ、有形に近いものです。そのためにはスキルやテクニックが要求されます。お客様の視点で言えば、「ホスピタリティ」はお客様の経験全体を指し、そこで感じられる感覚、印象です。その経験をよどみなく回しづつけるために必要なのが、「サービス」という潤滑油なのです。——『日本旅館進化論 星野リゾートと挑戦者たち』 ”ホスピタリティという相手が感じる経験・感覚・印象全般と、それを回し続ける、生み出し続けるサービスとの関係性はとても示唆に富んでいると思います。この位置関係を捉えていると、何か特別なことをして一発逆転で顧客獲得できるものではないと考えることができます。(潤滑油で一発逆転は難しいはず……)だからこそ日々のちょっとした積み重ねこそが大切と思うことができます。薬局でのホスピタリティだと、患者さんが良いと感じてくれる以外にも、健康やQOLの向上、課題解決が実感できることなどがありそうですね。ホスピタリティを回し続けるために知識とスキルをベースにしたサービスが必要ですが、その点Musubiは医療体験に主眼が置かれているので素敵ですね♪皆さんはどのように医療体験を向上させているでしょうか?皆さんが大切にしているTipsが集まると、薬局が今まで以上に素敵な医療体験提供施設になるんじゃないかな。自由研究(目標立案、医療体験の向上)はまだまだ続きます。最後までありがとうございました!
私がMusubiと出会ったのはおよそ3年前。当時弊社は大阪に事業拡大を図り、私はその大阪の管理を任され神奈川に家族を残し単身で赴任しました。それから数か月がたったころだったと思います。関西の薬局業界の優秀な方々が集まる会合に御厚意でお呼びいただいたことがありました。そこで出会った方から、当時関西で孤軍奮闘されていたカケハシの営業マンをご紹介いただきお会いすることになりました。(その営業マンがめちゃくちゃイケメンで、うちの薬局に訪問したときに女性陣がざわついた話はまた別の機会に……笑)もともとMusubiのことを少しだけ知っていて興味はあったのですが、営業の方からMusubiのコンセプトや機能を詳しく教えていただき、さらに実際にMusubiを触らせていただいたことでMusubiのもつ可能性にめちゃくちゃ惹かれました。薬剤師がいかに効率よく書けるか、いかに短時間で書けるかを追求しただけのものではなく、患者さんに我々薬剤師がどのように価値を提供できるか、患者さんに薬局でどんな体験をしていただくかという考えに基づいたシステムで、「これは絶対に現場の薬剤師の武器になる」と確信しました。〈 Musubiの魅力 〉弊社は施設在宅に非常に力を入れている薬局チェーンです。そして現在私が勤務している店舗は完全に施設在宅専門の薬局です。外来患者さんは0件です。なんとなく外来でこそ真価を発揮するイメージのあるMusubiですが、施設在宅の現場でも薬剤師の価値を発揮していきたいと考えていました。施設在宅の現場では、施設側が薬局に求める価値は、「間違えることなく正確にお薬を調剤してくれること」「すぐに薬を持ってきてくれること」「他院の管理、受診日の管理までやってくれること」のように感じます。薬剤師個人というよりも薬局としての対応力を求められているようです。薬剤師自体の価値はとくに施設在宅では伝わりにくいのでしょうね。しかしこれらの施設側からの求めに関しては、近年ではもはや在宅医療に取り組んでいるどの薬局でも同水準の対応ができるようになってきた気がしています。このような状況においても施設から選ばれる薬局であり続けるためには、やはりさらに薬剤師個人の知識やスキルの高さ、いわば薬剤師自体の価値で差別化を図っていく必要があると思うのです。Musubiの中に、薬歴情報だけでなく患者さんの入居までの背景や日常生活の状況、検査値の推移、根拠や評価もしっかりと書かれた処方遍歴、といった様々な情報をどんどん蓄積させ、そしてそれをすぐに見返して取り出せる状態に整理しておくことで、施設看護師や医師からの問・相談に対してその入居者さんの背景を踏まえて回答することが出来ます。薬剤の特徴に、その患者さんの背景を踏まえて判断した根拠ある提案は、医師にも施設看護師にも納得度高く受け入れてもらうことが出来ます。するとようやく薬剤師個人としての価値を感じて信頼していただくことが出来るのです。これまで弊社では、入居者さん一人一人の情報をExcelにまとめ印刷して持って行ったり、処方箋のコピーをファイリングして持ち歩いていたりしました。しかしながら、それでは当然情報量が不十分でした。私の薬局では、Musubiを薬剤師一人に1台用意し、ポケットWi-Fiを持たせ、Musubiを肩から下げて往診同行しています。薬歴画面を開きながら往診同行し、余裕があれば薬歴も往診同行しながら書いています。「Musubiを活用し、施設から指名されるような薬剤師を育てていきたい」そのような想いで、現在弊社では施設在宅での理想的なMusubiの活用モデルを構築中です。しつこくお願いしつづけた結果(笑)、カケハシさんも在宅関連機能のバージョンアップに力を入れていくと宣言してくださいました。これからの機能拡充にますます期待しております。〈 薬剤師の評価制度 〉対物から対人へと言われるようになって、薬局業務は如何にして薬剤師が対人業務に注力するための時間を作り出すか、が一つのキーワードとなり、弊社でも新たな調剤機器を導入して対物業務の効率化を図ったり、事務さんへのタスクシフトを進め事務さんの業務範囲拡大を図ったりと、様々な工夫をこなし取り組んできました。こうして生み出された時間の中で、我々薬剤師は対人業務に注力し、いわば薬剤師としての本質的な価値を提供していかなければならないと思っています。たとえば、Pocket Musubiを使ってフォローアップを行ったり、かかりつけ薬剤師となりさらに深く患者さんの生活にまで踏み込んで手厚い服薬指導を行ったり、患者さんのより安全な服薬のためトレーシングレポートを作成して医師に処方提案を行ったり、継続的な服薬管理を行うために薬歴を細かい内容まで触れて記載するようにしたり…。やることがいっぱいありますよね。私が薬剤師になって13年たちましたが、この13年間で薬局そして薬剤師が行う役割・業務というのはものすごく増えました。しかし、お恥ずかしいことに弊社の評価制度というのはこれまでずっと変化することなく、画一的で非常に一般的な評価基準のままとなってしまっていたため、これらの対人業務への取り組みや服薬指導の質を評価する術がありませんでした。(大丈夫かなこんなこと書いて汗)薬剤師が対人業務に注力するための余裕が出来た後、あぐらをかかずに対人業務に積極的に取り組んでもらうためには、その取り組みを量と質の両面からしっかりと評価してあげる評価制度が必要不可欠です。この評価制度構築を可能にしてくれるのがMusubi Insightだと思っています。Musubi Insightによって個人単位で見ることができる各種対人業務に紐づく加算、フォローアップの実績、そして薬歴に関する様々なデータ。それらに加えて、実際にその薬剤師が作成した薬歴の内容をチェックする。Musubi Insightのデータと薬歴の内容によって、薬剤師の対人業務を質と量の両面から評価することが可能になってくるのではないかと思っています。〈 これからの展望 〉と、頭の中でイメージはありながらもまだまだ全然形にできておりません。というのも薬局は店舗形態や人員構成などの環境によって薬剤師の業務内容に差が生じるため、その違いをどのように反映させたらいいのかが全く分かりませんw例えば外来専門店舗と在宅店舗では業務内容が大きく異なります。また、店舗のある地域によっては雇用が難しく、常に人員不足の状態で業務を行っている店舗であったりと、店舗のスタッフではどうにもできない問題を抱えていたりもします。さらに立場や役職によっても求められる役割は異なり、立場が上になってくるとどうしてもプレーヤーとしての能力よりも、マネジメント能力が求められてきます。このような様々な要素を考慮した評価制度にしていきたいのですが、一体まず何から何処から構築していけばいいものやら…まずは会社全体でというより、自分が担当している薬歴関連の部分から評価基準を作っていけばいいんですかね。難しい…もしよければこのMusuViva!の場で、評価制度について色々と意見交換出来たらなーと思っています。これだけの薬剤師の皆さんが集まっているこの場所で、いろいろな立場、環境の方々の声を聴くことが出来たらきっと自分の頭にはなかったような角度からの考え方や視点に気付かされるのではないかなー、と期待しています。共感してくださった方がいたら、ぜひ一緒に色々と語り合えたら嬉しいです。
広島県にございます“株式会社ドラッグしみず”に所属しております國本優子と申します。平素よりKAKEHASHI社さまには大変お世話になっており、“しみず薬局”の全店舗のスタッフはMusubiの便利な機能を愛用させていただいております。本日は「Musubiと私」のお題で、私がしみず薬局全スタッフを代表して“日頃の感謝の気持ち”と“Musubiの溢れる魅力”についてお話させていただきます。Musubiと私共の出会いは約1年半前となります。私は、2000年に薬剤師免許を取得し→3年間、調剤薬局勤務→8年間、調剤から離れた別の医療関係の仕事を経て→10年前に調剤薬局(現在の会社)に舞い戻って参りました。10年前は、紙薬歴も使用していました。薬歴記入業務や在庫管理がなかなか(とても)大変であったと記憶しています。今日に至るまでに調剤薬局業界も10年間で様々な改革があったものの、まだまだ難しい部分もあり・・。そんな中でのMusubiとの出会いは衝撃的でした。「こんなに楽しんで薬歴記入が出来るなんて……!」「すごい機能がたくさんついている……!」Musubiの端末を開くと、なんだか自分がとても仕事が出来る人(笑)になったような錯覚を起こしてしまい、毎日の業務がとても楽しくなりました。Musubiのファッショナブルな画面も、癒し効果抜群でお気に入りです!さらに、スピーディーに新しい機能が増えていくことに毎日ワクワクしております。そして機能が増えた際のアフターフォローが素晴らしく、とてつもなく優秀なKAKEHASHI社の“全スタッフのみなさまの親切なご対応”と“Musubiへの熱い思い”に触れることで、私自身の仕事への考え方も大きく影響を受けることとなりました。本当はまだまだ語りつくせないことでいっぱいなのですが、それはまた別の機会にお話しすることとして、今回は「Musubiには感謝の気持ちしかありません!!」という想いをお伝えして締めさせていただこうと思います。Musubiのバージョンアップに伴いまして私の自由研究は永遠に継続していくと思いますが、MusuVivaのMusubiユーザーのみなさまからの影響も受けながら、これからもMusubiの“大ファン”として、楽しんで使わせていただけたら嬉しいです!
現在Musubi Insight 4週間チャレンジ(服薬情報提供書件数をUpしよう!)に参加しています(現在4週目)。今回は自店舗で行ったチャレンジの内容を書いていこうと思います。▼1週目 目標設定現状月に1件ほどの報告だったので、月10件を目標に設定しました。やったこと・門前のDrに服薬情報提供書を積極的に利用する旨つたえる→非常に高評価・服薬情報提供書のハードルを下げる→残薬報告など書きやすいものを服薬情報提供書で報告する・他の薬剤師に服薬情報提供書の書き方について説明・門前の事務員さんにも服薬情報提供書の送付方法などについて確認(残薬などの急がない内容についてはFAXではなく、週でまとめて持っていく)▼2週目 報告件数が増える他の薬剤師も服薬情報提供書を書くようになり、報告件数が増える。やったこと・残薬の報告を定型文化し、記載時間を短縮▼3週目 門前の事務員さんからクレーム2週で10件ほどの報告書を送ったところクリニックから呼び出しがありました。事務員さんから残薬などは疑義照会で済むから、わざわざ服薬情報提供書を送ってこないでほしいと言われました(お盆前で外来がものすごく忙しく、業務負担を増やさないでほしいとのことでした)。ちょっとやりすぎました(汗)。▼4週目 現在ここ8/23にクリニック内で勉強会を依頼されていて(服薬情報提供書の内容も含む)、そこで再度服薬情報提供書の必要性を事務員さんに伝えようと思います。当面のところ残薬については疑義照会で済むものは当日疑義照会で対応し、それ以外はレセコンにコメントを残し、次回来局時に残薬確認を行うようにしようにしようと思います。服薬情報提供書の理解が進めば、ある程度また報告できるようになると思います。今後は、・服薬フォローアップ(PocketMusubiも活用)からの情報提供・ポリファーマシーへの介入(服薬調整支援料算定)・門前以外への情報提供・Musubi Insightで実績を定期的にチェックなども行っていきたいと思います。▼今回の教訓新しいことをやる時は根回しが大事門前のDrの了解がとれたため見切り発車的に進めてしまいました。しっかりクリニックの事務員さんとも話し合い、お互いが納得した状態で始めるべきでした。服薬情報提供書は薬局の機能評価(地域支援体制加算算定要件にも入っている)にも重要なので、お互いwin-winな関係になるような報告を行っていこうと思います。今回の取り組みで確実に他の薬剤師も「書ける」状態になりました。ある程度「質」を担保しつつ、患者さん、医療機関に有益な情報提供を行えればと思います。▼おまけ本当の自由研究私の趣味は陶芸で、母校の東京薬科大学には「やきものクラブ」という本格的な陶芸部がありました。そこで陶芸にハマり、陶芸家になるために会津にきました(会津には会津本郷焼きという窯場がある)。陶芸家を諦めた理由の一つは、会津で本物の陶芸家に出会ったからです(単に下手すぎるのが一番の原因)。とても薬剤師をやりながらその方のような作品を作るのは不可能だと思いました。残念ながらその方は2021年に亡くなってしまい、なぜか私がその方の未焼成の作品の管理をすることになりました。私の夏休み中のもう一つのミッションはその方の未完成の作品を焼き上げて完成させることです。焼き物は粘土→素焼き(900℃)→施釉(釉薬をかける)→焼成(約1250℃)することにより耐久性のある器となります。その方の未焼成品が1,000点以上残されていました。6月くらいからそれらの素焼き、施釉を行い、ようやく8/25に本焼きを行うことになりました(本焼きはさすがに私一人では無理なので神奈川の業者に焼成依頼)。無事焼きあがるか今から冷や冷やしています。みなさん普段使う器に意識を向けていますか? 普段の食事も器との相性で、味まで変化する気がします。残りの夏休みは服薬情報提供書にも意識しつつ、窯焚きで炎に向き合いたいと思います!
思えばMusubiとの出会いはもう4年ほど前に遡ります。当時、M&Aで出店のお話をいただき、諸々の確認を進めていく中で気になることが。「薬歴:紙薬歴」50年ほどの歴史を持つ老舗薬局だったので、さもありなん…と受け止めましたが、これをそのまま引き継ぐわけにはいかない。薬剤師が薬局の外に出て価値を出すためには「作業」にかかる時間は圧縮せねば!電子化!電子化ぁ〜!!ってなわけで当時他の店舗でメインで使用していたレセコン薬歴一体型のものをオーナーに提案するも、ものすごい拒否反応。紙薬歴のすばらしさについて魂のこもったLINEを頂戴しました。ちなみにこの時初めてLINEに「すべて見る」と表示され、こんな機能があるのかとひとつ賢くなりました。要するに超長文です。・以前の薬局の「文化」は引き継ぐ。「習慣」は変える・今まで見れなかった景色を一緒に見るこれはM&Aを行う際に大切にしている2つのことなのですが、紙薬歴に関しては「習慣」にカテゴライズされると考え、引いてはいけない重要ポイントと位置付けていました。とはいえこのままでは良くないと思い、一旦別の薬歴を探してみようか、と色々と当たっている中、出会ったのが、そう、Musubiでした。(そりゃそうだ)当時営業のユースケさんに言いくるめられて(京都のうどん屋の話をした事しか記憶にない)導入を決意。・紙→musubiへの移行イメージ・Musubiが見せてくれる未来・薬剤師が外に出ることの意義このあたりについての説明をオーナー、従業員さんへ何度も行い、どうにか納得いただき導入決定。弊社のMusubiの歴史が始まりました。あれから4年(1)Musubiの進化はめざましく、4年前とは全然別物となっています。下記あくまでも一例かつ周辺機能含めてですが、・ハイリスクの対応・UIの進化・Musubi Insight登場・Pocket Musubi参上・MusuViva! 爆誕もちろん他にもマイナーチェンジを繰り返していますが、あまりのアップデート回数に昔の姿を詳細に思い出せない…どんなんでしたっけ??とにかくいい感じに進化してますね!と強引にまとめます!あれから4年(2)KAKEHASHIさんとのお付き合いも4年となり、色々あったので振り返ります。・Musubi meet up vol.1で喋るこのころはまだコロナ前(直前くらい?)でリアル開催でした。ここで初めて出会ったMusubiユーザーさん多数。今でも良いお付き合いをさせていただいています!・TwitterでMusubiの宣伝しまくる直接関わった数で150店舗くらいのMusubi導入にタッチしています。改めて振り返ると結構いい数じゃない…!とドヤってみます!・全店舗導入当然、ですね。他社と迷いました!なんてことは全くないです。全然です。ほんとです。うそじゃないよ!全店舗で導入することでMusubi Insightがめちゃくちゃ活きる。正直活用しきれていないくらいです。今月からがんばるぞ〜!(定期)・MusuViva!立ち上げを手伝うこの投稿を読むあなたに出会うためにがんばりました(他の方々にお世話になりっぱなしでマジで何もしてない…)薬歴メーカー(あえてこう呼称します)がユーザーコミュニティを作るなんてみなさん想像できましたか?えらいこっちゃです。新しい時代に足跡つけちゃってます。これから先MusuViva!がどこへ向かうのか、楽しみしかないですね〜!
MusuViva!オープンと同時にかかげたこのコンセプト、手前味噌ながら、MusuViva!の空気がよく表れているんじゃないかなと思っています。
最後に、本人も薬剤師であり、MusuViva!運営に全力を注ぐコミュニティマネージャー伊藤の投稿をご紹介します。
2年目のMusuViva!からも、たくさんの”熱狂”が生まれますように!
MusuViva!がオープンしてから、あっという間に1年が経ちました。この場を借りて、MusuViva!を通じて、皆さんと一緒に作れたものを振り返りたいと思います。さて、1年間を振り返ると、・MusuViva!にご参加されているユーザーさんの数は5倍の増加・総イベント数はなんと40回以上、ユーザーさんによる総投稿数は270以上となりました。また、アンケートやヒアリングを通じて開発チームと皆さんの接点を生み出せたり、「薬局カイゼン4週間チャレンジ」「経営者限定イベント」など、薬局の経営/運営のヒントや具体的な行動に結びつくような企画を実施したりできました。企画を一緒に作ってくださった皆さん、企画/イベントにご参加くださった皆さん、いいね!やスタンプで盛り上げてくださった皆さん、覗いてくださった皆さんのおかげです。ありがとうございます。一緒に喜んでくださったら嬉しいです!これからの1年で、もっとやりたいことありがたいことにこの1年でたくさんの方、いろんな興味関心を持つ方、いろんな背景や役割の方にご参加いただけました。一方で、MusuViva!の基本的な構造は1年前と変わりません。それによって、新しい皆さんからは「どう活用したらいいかよくわからない」というお声をしばしばいただくようになりました。新しい方に、この場をどう活用するかをわかりやすく、また、初めてでも参加しやすいイベント形式に。一方で、MusuViva!ならではの新しい出会いや、ここだけの密なコミュニケーションを、ますます促進できるように。この一見相反しそうなものを、いかに形にするかがここからの1年間の頑張りどころだと思います。でも、それってなんのため?MusuViva!を盛り上げること、それ自体が目的ではありません。MusuViva!に多くの人が集まり、やり取りが生まれ、それを見る方含め、ヒントを持ち帰り実践する。ユーザーさん同士がつながることで、製品の活用はもちろん、新しい業務・新しい薬局の形・患者さんや地域との新しい関わり方を一歩進めるきっかけになる。MusuViva!がそういう場になれたらと心から願っています。私は、薬局・薬剤師の可能性を強く信じています。より多くのユーザーさんと一緒に、 薬局のあしたを作っていけたら嬉しいです。