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<JOLiC>プリンシパルエンジニア浅川和久(前編):なんでもやらせてくれる、そしてそれが実際にサービス化される、この環境がやりがい

VR開発会社ジョリーグッドで働くメンバーを紹介するリレー企画「JG PERSON」の第6走者として登場いただくのは、プリンシパルエンジニアの浅川和久さん。CTO(チーフ・テクニカル・オフィサー)の土門広弥さんと並んで天才エンジニアと呼ばれる彼も、ジョリーグッドが生み出す革新的な技術を支えるキーパーソンです。

CEO、CTOとの出会いは大学時代

JOLiC編集部(以下、編集)
上路さんと土門さんとは古くからのお知り合いとか?

浅川和久(以下、浅川):
土門さんは大学の2つ上の先輩です。学生時代に土門さんがIBC岩手放送でHPの更新などのアルバイトをしていたのですが、大学卒業で辞めることになり、私が引き継いだんです。そこで上路さんと出会いました。

編集:
その頃の上路さんのイメージは?

浅川:
当時の地方局では、インターネットサービスを提供しているところがほとんどない時代でしたが、上路さんはガラケーでニュースが見られるサービスを構築していました。キー局のようにお金のある環境じゃない中で、すごいことするなと感心しました。

編集:
上路さんは当時から新しいサービスに挑戦していたんですね。

浅川:
テレビ局員は番組をつくるのが本業のはずが、ITサービスを積極的に手がけていて、最先端を走っていました。でも、アルバイトで働き始めて数カ月で上路さんは博報堂に行ってしまったので、一緒に仕事をした期間は短かったですね。

編集:
そうなんですか!?

浅川:
実は大学卒業後に私も博報堂DYグループで上路さんと同じ部署に在籍していたのですが、仕事の接点がないので、ここでも話すこともあまりなく、上路さんと一緒に働いたのは、ジョリーグッドに入社してからが一番長いですね。

編集:
では一緒に働くのは3度目?今の上路さんは当時と比べてどうですか?

浅川:
当時はテレビやラジオという範囲の世界でしたが、今は展示会などで医療から小売りまで、さまざまな業界の人と会うことで、どんどんアイディアが生まれているんだと思います。どの業界にもVRがハマっていくのが面白くてたまらないんでしょうね(笑)。

編集:
なるほど(笑)。

浅川:
上路さんはもともとアクティブですが、ジョリーグッドの事業が広がるほど、アクティブになっていますね。

編集:
博報堂DYグループ時代、浅川さんが手がけたお仕事とは?

浅川:
ソーシャルアカウントを利用したギフトサービスの企画、開発、運用に携わった後に、インターネット広告関連の業務に。ユーザー自身の興味や関心、個人情報に基づいたパーソナル広告についての研究を2年ほどしていましたが、心機一転新しいチャレンジがしたくなり留学を決意しました。

今しかできないことをやる。即決で海外へ

編集:
どちらに行かれたんですか?

浅川:
フィリピンです。いわゆるインターンシップ。28歳の時でしたね。

編集:
そんな経歴が!?

浅川:
フィリピンの語学学校でWEB制作や運用、管理などをしていました。語学学校で英語を学びつつ仕事ができる環境で、パスポートはあるし、よし行ってみようと(笑)。

編集:
行動的ですね。

浅川:
ピンときたら迷わず決めます。語学学校ではIT周りのことができる人間は、私しかいなかったのですべて1人でこなしました。

編集:
フィリピンにはどれくらい滞在したんですか?

浅川:
10カ月ほどですね。一人で関連業務全てに携われたのも、生活できる英語力が身についたのも収穫でした。

意見はどんどん言う。それが実際に反映されるスピードこそジョリーグッドの持ち味

浅川:
日本での仕事を検討し始めた時に上路さんから誘いの連絡がありました。
その頃のジョリーグッドは、メディア向けのソリューションサービス「GuruVR Media Pro」をスタートさせ、放送局など数社に導入されていました。なので、ジョリーグッドは上路さんが得意とする業界で、VRビジネスを進めていくんだと思っていました。

編集:
今のジョリーグッドのビジネス展開は予想できましたか?

浅川:
全く(笑)。まさか医療の領域にまでサービスが広がっていくとは思ってもみませんでしたが、私自身は上路さんがどんなサービスを生むんでいくのかとても興味があり、それを技術でサポートできることにやりがいを感じています。

編集:
入社した頃は、ジョリーグッドもまだ小規模ですよね。

浅川:
まだ数名しか社員がいない時代にですが、当時から何か面白いことができそうな可能性を強く感じていました。今までにない新しいことにチャレンジできる環境で充実した毎日が過ごせています。

Profile
浅川和久 Kazuhisa Asakawa
2012年より博報堂DYグループにてソーシャルアカウントを利用したギフトサービスの企画、開発、運用に携わる。 その後、テレビ番組やCMのメタデータを利用した購買データの分析やインターネット広告に関する業務に従事。 2016年に、エンジニアとして株式会社ジョリーグッドにジョインし、サービス開発全般を担当。

Photo/Jiro Fukasawa

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