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現職で働いている理由は?30代に聞いてみました

こんにちは。人事兼広報の三輪です。
今回は、弊社がスポンサー契約を交わしている新潟アルビレックスBB様から2名、弊社の社員2名、計4名でのインタビュー記事です。
職種毎の特性をより分かりやすくするためにあえてバラバラの職種の方にお声がけし、入社のきっかけ、現在の仕事内容、働き方、仕事を続けてよかったことにご回答いただきました。ぜひご一読ください。

インタビュアー
・株式会社新潟プロバスケットボール 髙橋さん

インタビュイー
・株式会社新潟プロバスケットボール 高山さん 広報職(前職種:バスケットボールスクールのコーチ)
・株式会社新潟プロバスケットボール 小松さん 新潟アルビレックスBBU15 ヘッドコーチ
・株式会社JOINT CREW 直居さん 営業職
・株式会社JOINT CREW 中嶌さん 技術職

オブザーバー
・株式会社JOINT CREW 三輪
・株式会社JOINT CREW 山下

髙橋:こんにちは。本日はよろしくお願いいたします。では早速ですが、始めていきたいと思います。

Q. 入社のきっかけを教えてください。

直居:私はリファラルがきっかけで入社しました。
これまで異業種の営業は長く経験していたのですが、IT領域には全く携わったことがなく、お恥ずかしながらパソコンを触ったこともほとんどありませんでした。ざっくりと経歴をお話すると、1社目はわかりやすいほどにブ◯ック気質のある企業でした。2社目は人材紹介サービスを使って転職をしたのですが、転職エージェントから事前に伺っていた情報と入社後のギャップが大きい企業でした。長期で勤めるには懸念があるなと感じていたところ、JOINT CREWに出会いました。きっかけはリファラルということもあるのですが、入社前の段階で残業量や給与体系を具体的な数値を示して説明してもらえ、疑問が残らない状態で選考を終えることができ信用できるなと感じたのが決め手です。
また、和気あいあいとした雰囲気で、仕事がやりやすそうだと感じたのも決め手の一つです。

中嶌:私は人材紹介サービスのエージェントから紹介を受けたことがきっかけでJOINT CREWに中途入社しました。その当時、転職活動に至った背景は、働き方に難があったこと、利用していた技術が古く、新しい技術にチャレンジする機会に恵まれなかったことの2つです。これらの改善を目的に転職活動を始め、担当エージェントの方から「JOINT CREWはいいですよ!」と推薦されたのを覚えています。また、面接時に自分がやりたいこと、挑戦することを後押ししてくれそうな会社だなとも感じましたので入社を決めました。
ちなみに面接はもともと1時間を予定していたようでしたが、話が盛り上がってしまい1時間を優に超えて終了しました。笑

高山:私は新潟市の専門学校に通っていて、子供に運動を教えるコースを勉強していました。カリキュラムの一環で、アルビレックスBBのスクールでインターン生としてお世話になっていたのですが、そのタイミングで女性のスクールコーチが寿退職するということで、「スクールコーチに興味があるならやってみないか?」と交代枠としての誘いを受けました。バスケットボールが好きですし、子供たちがうまくなる姿を見てやりがいを感じていましたし、地元のプロバスケットボールチームで働けたらすごくかっこいいなと思ったので入社を決めました。

小松:僕は昨年の6月までプロバスケットボール選手として活動をしていました。プロの活動は、新潟で8年間、奈良で3年間、佐賀で2年間、最後に岩手での2年間の計15年です。
岩手との契約が満了になり、現役を続けるか、それともコーチとしての道を進むか迷いましたが、家族のことも考えてコーチの道に進むことにしました。岩手チームのホームページで引退発表をさせていただいたのですが、同日にアルビレックスBBの方から連絡があって「U15のヘッドコーチの枠が空いているのでやってみないか?」という話をいただきました。岩手からもお誘いいただいていたのですが、選手時代の8年間という長い時間を新潟で過ごし、とてもお世話になったということもありますし、今まで僕が培ったキャリアをもとに後進に還元したいという思いもあったので入社を決めました。妻の故郷が新潟だったことも決め手でしたね。

Q. 現在の仕事内容を教えてください。

直居:私は営業職をメインにプレイングマネージャーとして活動しています。
メンバーのマネジメントをしながら、目標数字を持って営業マンとしての活動もしています。「ITの力を使ってお客様の課題を解決する」というのが私どもの主な事業であり、お客様からいただくニーズに対して様々な形態で要望に応えられるようご提案をしています。

中嶌:JOINT CREWはWEB開発をメインに行っている会社なのですが、私は特殊な立ち位置にいて、WEB開発ではなくデータエンジニアと呼ばれる業種の仕事をしています。
現在は某出版社に業務委託という形態で技術支援をしていて、その出版社様のWEBサイトやSNSの情報を集め、分析用に使うデータに加工するといった業務を行なっています。作成したデータは経営の指針決定のための材料として使われます。

高山:入社時からバスケットボールスクールのコーチとして仕事をしてきましたが、2年ほど前に業務の内容を変更し、現在ではチームの広報業務をしています。主な業務はホームページの更新やメディア向けのプレスリリースの作成です。また、観客動員を増やすための施策を考え、関係各所と連携し実行に移すといった企画系の仕事もしています。
試合がある日は、タイムリーにプレー動画をSNSに投稿し、記者会見の様子を文字に起こしてHPを更新しています。チームがアウェイで試合するときはチームに同行することもあります。

小松:新潟アルビレックスBBU15のヘッドコーチとして中学生にバスケットボールの指導をしています。平日の夜、週4回の練習と、土日に試合があることが多いのでその時は試合の指揮を取っています。
平日の昼間は練習内容を考えたり、トップチームの練習を見学し参考にしたり、日々の練習や試合の動画を編集して指導に役立てたりしています。常にバスケットの指導を軸に考えて仕事をしています。

Q. 働き方については皆さんいかがでしょうか?

直居:弊社の営業は、定時の10時〜19時にあわせて仕事をしています。ただ、大きくズレないのであれば、時間調整の相談が可能な働き方をしています。以前に、保育園の送り迎えの関係で9時〜18時で働きたいという社員がいたのですが、仕事とプライベートの両立を鑑みて許容した事例もあります。
在宅頻度については、現在は週2の出社、週3の在宅で仕事をしています。ただし、細かなコミュニケーションが必要と感じられた局面では出社を増やすというふうに臨機応変に対応しています。

中嶌:エンジニアの場合は、技術支援をしているお客様と伴奏する上で、お客様側に勤務時間を合わせることが多いです。基本的に9時〜18時や10時〜19時が多く、私は10時〜19時で働いています。
また、私やほとんどのエンジニア社員はフルリモート勤務なのでお客様先に出向くことはないですが、社員によっては必要に応じて現地で勤務されている方もいます。

高山:現在は子供を出産したばかりなので、9時~18時のフルリモートで働いています。ただ、土日に仕事が入るときは、夫に子供たちを預けて現場に行くこともあります。

小松:バスケの指導でリモートは難しいのですべて対面でおこなっています。平日の練習は19時~21時で週4回です。土日は試合があることが多いので、そのときは半日もしくは丸1日仕事をしています。休日は基本的に水曜日が多いです。

髙橋:ありがとうございます。では続いて、今回お集まりいただいた皆さんは家庭をお持ちという共通項がありますが、仕事と家庭を両立するコツやパートナーとの役割分担など教えていただけますでしょうか?

Q. 仕事と家庭を両立するコツや、パートナーとの役割分担は?

直居:ありがたいことにJOINT CREWには「日本の子供たちを笑顔にする」というビジョンがあり、そのビジョンに基づいて会社の文化、考え方が形成されています。そのため、子供のために早退や休みをとることに対して、とても寛容で協力的だと思っています。例えば、子供が風邪を引いたとか、保育園の参観の日は遠慮なく休みを申請させてもらい両立をしています。
実は、妻も在宅ワークで今まさに壁一枚挟んだところで仕事をしています。家事育児のことを偉そうに語ると記事が公開された際にめちゃくちゃ怒られそうなのでそこは割愛させてください。笑

中嶌:私も似たような環境で夫婦共に在宅ワークをしています。
妻は会社の同僚でもありますし、最近では同じプロジェクトを進めています。中嶌の姓の漢字が珍しいので、プロジェクト内でも少し話題になりました。笑
家事育児の役割分担についてですが、最近は忙しくてできていないのですが、料理は私が担当、掃除洗濯は妻が行うといったような役割分担をこれまで自然に行ってきたので、そこについては問題なくできているのかなと感じています。子供はもう小学4年生になるので、全然手も掛からなくなり安定して仕事ができています。

高山:私は土日が仕事のことが多いので、その際は全て夫に家事と育児をお願いしています。チームがアウェイで試合をするときは、同伴で丸二日家を空けることもあるので、夫にはすごく助けられています。まだ子供が5ヶ月と2歳で手がかかるのですが、義理の両親も私の仕事を理解してくれて、快く「行ってらっしゃい」と言ってくれるのでとても助かっています。
家事の分担は、結婚してから自然とできていて、それを継続しています。基本は夫と半々で分担しているのですが、子供に「ママ!ママ!」みたいに甘えられて家事ができないときは、子供の面倒を見るのは私、家事をするのは夫と9割夫に対応してもらうこともあります。私が仕事で家を空けることが多いためか家にいるときは子供が甘えてくるので、そういう場合も空気を読んで夫が家事をしてくれています。

小松:うちは小学5年の長男と小学3年の次男、年長の長女がいます。妻は保育士をしていて、長女と同じ保育園に通っています。朝は皆バタバタしているのですが、僕は平日の朝は時間に余裕があるので、洗濯や食器洗いをやっています。また、子どもが熱を出したときに病院に連れて行くのも僕の役目です。
他には、長男がアルビレックスBBU12のチームに参加していて、次男がアルビレックス新潟のサッカースクールに入っているので、二人まとめて練習会場まで送っています。僕が指導しているU15チームの練習の前にU12の練習があったりすると長男の練習に参加したりもします。子どもたちの迎えは妻が対応してくれていますね。妻の実家が近くにあってお義父さんが色々と手伝ってくれるので、本当に助かっています。

髙橋:ありがとうございます。皆さん上手く両立できているわけですね。ではお勤めの会社に関しての質問に戻りますが、魅力を教えてください。

Q. 勤めている会社の魅力は?

直居:既存の業務の改善など、新たなチャレンジを応援してもらえる社風があるなと思います。以前、データの入力やテンプレートの情報発信といった簡易な作業を営業職がやるのは非効率じゃないかと疑問に思い、そういったシンプルな作業はアルバイトを採用して任せてみませんか?という提案をしたことがあるのですが、当時私は入社1年目で、先に触れたように業界のことを全く知らない新参者でもありましたが、その案は直ぐに採用されました。その体験から理にかなった提案であれば立場に寄らず受け入れてくれるというところは魅力ではないかなと思っています。また、こういった社風は私が長く在籍している理由でもあります。

中嶌:私も直居さんと同じで、チャレンジ歓迎というところが魅力だと思います。詳細はこの場ではお伝えできませんが、私自身も最近プロジェクト内でチャレンジを試みたことがありまして。結果としては失敗してしまったのですが、そういった場合でも周囲に相談にのってもらうなどフォローをもらいました。チャレンジ歓迎というだけでなく、フォロー体制がしっかりしているところも魅力だと思います。

高山:若い社員が多く、おそらく社内で初めて育休を取得したのが私だと思います。1人目が生まれた時は半年ほど育休を取らせてもらいました。その後、2人目を妊娠して産休に入るくらいのタイミングで新入社員が部下として入ってきました。その社員ひとりに広報の仕事を任せるのは大変なので、会社から「生まれてからすぐリモートで構わないので復帰してくれないか」と頼まれ、今はリモートで仕事をしています。1人ひとりの状況に合わせて仕事の体系を変えてくれる柔軟性が仕事を続けられている理由です。
また、試合に勝った時やチームが好調の時はこの仕事をしていて良かったと感じます。その時の喜びが長く続けられている理由だと思います。

小松:ヘッドコーチとしてのキャリアはまだ1年なのですが、就任前に想定していた大変さほどのことはなく意外とすんなりこなせています。選手としての経験があるので子供たちの悩みを理解できますし、僕自身まだ体が動くので、プレーの実演をもって「こうやってみよう」と話ができるので、プロバスケットボール選手のセカンドキャリアとしては天職なのかなと感じています。また、中学生は吸収力が本当に高くて、半年で別人になるような子もいます。そういう成長を見られるというのはこの仕事をやっていて面白いところだなとも感じています。
実はBリーグのトップチームにはユース育成特別枠というものがあって、自チームのユースから2名までをトップチームのベンチに登録ができる仕組みがあります。昨シーズン、この仕組みを使って僕が指導している2名をトップチームに登録してもらいました。ベンチやロッカールームに入れたり、トップチームのユニフォームを着て試合前のウォーミングアップに参加したり、プロの選手と同じような活動をさせていただきました。試合に出ることはできませんでしたが、そういった経験ができるのは新潟県内ではうちだけなので、それを新潟県民の皆さんに認知してもらえれば、入部希望者が増えてくると思います。
日々やらなければいけないことはたくさんあるのですが、やりがいもありますし、1日1日を楽しく仕事しています。

髙橋:ありがとうございます。まだまだ掘り下げたい部分もあるのですが、時間の都合で最後の質問になります。こちらはJOINT CREWさんのお二人に対しての質問です。直居さんは半出社、一方で中嶌さんはフルリモートと、仕事の内容も異なりますし、あまり顔を合わすこともないのかなと思いますが、それにもかかわらず今回のインタビューではとても仲が良さそうに見えました。社員の一体感を醸成する取り組みは何かされているのでしょうか?

Q. 社員の一体感を醸成する取り組みは?

直居:リモートで仕事をしがちなので日々のコミュニケーションはオンラインが多いですが、月に1回オフラインで集まって懇親会やバーベキューを開催しています。仕事ではないので強制ではなく任意参加です。こういった定期的なイベントもあり、人間関係の構築ができていると思っています。

中嶌:補足すると、弊社では1対1で面談をする場を設け、社員間で悩みを吐き出したり、相談ができる「1on1」の場を設けています。そういった仕組みが機能して社員間のコミュニケーションがしっかり取れているのかなっていう気はしますね。

髙橋:それは、上司との1on1ですか?

中嶌:上司と実施するケースもありますが、その他にメンターとメンティー(サポートを受ける立場の人)といった、上下の立場に該当しない関係を持っている組み合わせで個人面談を実施するケースもあります。相手が上司だと内容によっては悩みや相談を出しきれない場合もあるかと思うので、そういった関係を配慮して話を行える場も設けています。

髙橋:決まったペアで行う「1on1」なのですね。

中嶌:そうですね、今はペアを決めてやっています。

直居:他にも、社内コミュニケーションに関わるイベントを実施しています。
弊社の場合、物理的に離れた環境下で、仮に居住地が近いエリアでもリモートワークが主体ですから、普段から接するメンバー以外は顔と名前を覚える機会が少ないです。それを解消するために、チーム、部門関係なく毎月5〜6名の編成を組んで、その中で特定のトークテーマに基づいてグループワークをしてもらうなどの活動もしています。内容だけでいえば会話をするというシンプルなイベントですが、これを積み重ねることにより、各々の関係値を高める一助になるとも思います。

中嶌:施策は試験的に行ってみて効果があるものは継続しますし、課題がある場合は解消するための施策を考えて、その時その時で変化や改善を施しながら模索している状態なので、どれもまだ最終形ではないですね。

髙橋:トライ&エラーを繰り返しながら組織内のコミュニケーション環境を育てているというわけですね。

髙橋:お約束の時間になってしまったので、今回はここまでといたします。話し足りない部分はありますが、それはまた別の機会に続きをお聞かせいただければと思います。
それでは、ご協力いただいた4名の皆様、本日はありがとうございました。

本記事は以上となりますが、いかがでしたでしょうか?
今回のインタビューでは、異なる職種で働く4名の社員が、それぞれの経験と視点から働き方、仕事に対する思い、家庭との両立についてお答えいただきました。企業の文化は経営陣や企業ビジョンやミッション、外部環境以外に、こうした社員の思いが折り重なって生まれるのだろうなと一端が見えた気がします。
今後もこういった情報を発信していきますので拝見いただけますと幸いです。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました!

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