こんにちは!人事兼広報担当の三輪です。
Vol.1 “2025年:JOINT CREWの針路” で触れました通り、Vol.2では事業内容の詳細とそこに懸ける思いをお伝えしていきたいと思います。
システム開発事業
システム開発事業は、JOINT CREWが設立当初から手掛けている主力ビジネスです。
設立時はフロントエンドの開発業務しか引き受けないと尖った思想で活動していましたが、多くのクライアント様からフロントエンドに付随するバックエンドの開発依頼があり、Web開発全般まで裾野を広げています。
受注PJの業種に関しては多種多様。金融、保険、物流、医療と現代の社会インフラを維持する上で必要不可欠な業種からECやエンタメ、サブスクリプションといった人々の生活をより豊かにする業種の開発まで、提携企業様や全国に点在するフリーランスエンジニアの力添えを受けることで手広く手掛けることを可能としています。ただ、手広く関わることによる力の分散を危惧している為、今後は当社ビジョンと親和性のある業種に絞り込みつつ、当社の得意領域を発揮できるクライアント様を中心に事業展開してゆきます。特定の分野において最適なIT技術の価値を提供することが、端的な利益向上に繋げるだけでない2025年の壁問題への一助となり、DXと経営能力を提供し、事業承継につなげ日本の産業を守っていく。
同時に地方リソースを多用する展開をすることで地方での雇用と移住者を促進することにも繋げていく。
このような思いで今後のシステム開発事業を拡大いたします。
Baby Tech事業
既存のシステム開発事業と異なり、自社サービス開発事業として2018年から始動。
Baby Techチームでは自治体との連携を強め、育児ストレスの多い現在に対し、安心して出産、育児ができる未来へと繋げることのできるサービス開発を手掛けています。
過去には、地方自治体の持つ行政データのオープン化を目的としたスマートフォンアプリの“ランチル”や、「病児保育をもっと身近に」をコンセプトとして今年の6月にβ版をリリースした“くれいしゅ”を開発しました。
直近の方針としては“くれいしゅ”を元にした病児保育施設及び自治体との提携強化、改修やブロックチェーン技術を取り入れた情報の一元管理と関係施設間での情報共有を実現する機能追加を重ね、子育て環境において一石を投じる共に課題改善に貢献いたします。
そして、2022年初頭には新たなBaby Techサービスの開発に着手する予定です。
ランチル:iOSアプリ Androidアプリ
くれいしゅ:くれいしゅβ版リリース情報
リモート開発と拠点展開
当社では業務を実施する環境として社内、クライアント社内、サテライトオフィスや自宅と様々な場所で携わることのできる環境を構築しています。
今でこそ、コロナウイルス蔓延による各社の対策としてテレワークを主としたリモート業務が導入されていますが、当社のリモートに対する思いとしては、Vol.1でも触れました“地方にも経済と雇用機会を巡らせること”に密接に関わっています。
このリモート業務を本格始動するきっかけは関西支社の設立(2018年)です。
兼ねてからリモート開発には着目していたものの、これまではフリーランスを主な対象にした切り出しが中心でしたが、物理的に遠方拠点を設けることにより既存事業にリモート色が色濃く影響を与えていきます。
“時間と場所に捉われず働ける環境を構築する”をメインテーマとした関西支社では地場に根付くクライアント開拓と並行し、東京で受注したPJを関西圏で対応するといった拠点戦略を用いて拡大。
リモート開発の価値と文化、そして実績を社内外に定着させ、会社ミッションの“地方創生”を体現する重要拠点として飛躍的に成長しています。
1名からスタートした関西支社も20名まで仲間が増え、受注PJ毎に東西混成チームといった新たな選択肢を作ることにも繋がりました。
※関西にフォーカスした記事はコチラ
そして、2021年6月には新潟の長岡市に支社を開設。
更には2022年以降には他エリアへの進出も予定しており、拠点毎の地方自治体との関係性を構築すると共に、社員のUターンやIターンといった将来を見据えた拠点展開を目指します。
まとめ
Vol.2はここまで。今回は事業内容に関して書かせていただきました。
まずはここまで読んで頂きまして誠にありがとう御座います!
2025年までのプランに対してまだまだ課題は山積みではありますが、実現に向けてこれからも邁進していきます。
次回はメイン事業を下支えするバックオフィス部門に関して触れていきたいと思います。