こんにちは。ジョインハンズスポーツ(以下JHS)の中村です。
採用広報チームからブログの執筆依頼を受けたのが半年前・・・?
気づけば年末ということで、師走を感じながら久しぶりにブログを書きたいと思います。
私については過去ブログでも紹介されてるので、ぜひ読んでみてください!
半年間なにやってたの?
言い訳を兼ねてこの半年間やってきたことを簡単にお話すると、東京五輪の仕事と五輪明けのプロ野球怒涛の後半戦が主な内容です。
■東京五輪の話
今年の夏は1年越しに東京五輪が開催され、私もその現場の一員としてお仕事させていただきました。
高校2年生の時に「オリンピックに関わる仕事をする」という目標を掲げていたのですが、12年越しの目標を達成できた夢のような夏でした。
夢を叶える場所に辿り着くことができた全ての縁と、夢を追いかけ続けて毎日積み重ねてきた自分の努力に感謝した出来事です。
■プロ野球の話
コロナ渦におけるスポーツ業界は、常に動員数や実施できるイベント内容の”制限”と隣り合わせにあります。
その中で東京五輪の開催は、その他スポーツ興行にとっても大きな判断基準となっており、私が担当させてもらっているプロ野球業界においても、五輪明けに冠試合などのイベント内容を調整される企業が比較的多かった印象です。
そういうわけで、通常の担当業務においても五輪明けはなにかと忙しない日々を過ごしていました。
また、今年はファン感謝デーのようなイベントも一部リアルイベントが復活し、シーズン後はオフ期間に開催されるイベントの準備や対応を中心に仕事をしています。
コロナ渦のスポーツ業界で忙しい状態というのは、本当にありがたいことです。
ブログの執筆そっちのけで目の前の仕事に集中してたら、年が暮れそうになっているのも悪くはないですね。(さっさと書きなさい)
ブログのテーマに悩みすぎた件
日々の業務が忙しかった大変ありがたい状況に加え、ブログの執筆が進まなかった理由がもう一つあります。(まだ言い訳する気です)
それが「ブログのテーマに悩みすぎる」です。
いつかのブログで書いたかもしれませんが、JHSに入る前は新卒採用を中心に人事の仕事をしていたため、JHSでも採用担当を兼任しています。
そんなわけで、「中村さんは採用担当として何か記事を書いてください」という非常に漠然としたお題を与えられていました。(松﨑:悩ませてしまいすみません。笑)
何かって・・・なんだよ・・・採用担当として・・・何をだよ・・・
「このブログを読む人がうれしい情報って何だろう?」
「スポーツ業界に興味を持つ人が知りたいことって何だろう?」
「採用担当である私がお伝えできること、お伝えする意味のあることって何だろう?」
「私があえて伝えたいことって何だろう?」
書いてはいないけど、日々考えてはいました。書いてはいないけど。
ある日、ふと気づきました。
JHSで一番学生さんに近い視点を持った人が隣にいるではないか・・・と。
私はこの1年間、期待の大型新人工藤くん(2021卒)とD(ディレクター)・AD(アシスタントディレクター)のペアを組んで仕事をしています。
工藤くんについて知りたい方は、ぜひ他の記事を読んでみてください。
ブログのテーマ探しにおいては灯台下暗しでしたが、工藤くんとの仕事は非常に楽しいです。
中村:就活生だった頃を思い出して教えてほしいんだけど、就活生が採用担当者に聞きたいことってなに?
工藤:どうやったら内定もらえるか、ですかね。
期待の大型新人はストレートな答えが欲しいタイプのようですね。
採用担当が教える、内定獲得の必勝法!なんてのはさすがにストレートすぎるので・・・
「私が大事だと思っていること」をお伝えしてみたいと思います。
※中村的に言うと、答えは求めるものではなく作るものです。
私が大事だと思っていること
当然ながら私の独断で採用・不採用を決めているわけでなはいため、あくまで一つの視点としてお読みいただければと思います。
まず質問ですが、何かを決めよう(始めよう)とする時、みなさんは何をポイントに意思決定しているでしょうか。
部活でもバイトでも趣味でも今日のお昼ご飯でも、程度の違いはあれど「納得感」って必要(というよりいつもある)と思いませんか?
私が採用活動の中で一番大事だと思っていることも、「お互いの納得感」です。
学生さんが「どれだけ納得感を持ってJHSに入ることを決められるか」であり、JHSのメンバー全員が「どれだけ納得感をもってその人を仲間にすることを決めれるか」これに尽きると思っています。
説明会や選考の中でも常々お伝えさせていただいていますが、「何かを選ぶということはそれ以外の何かを選ばないということ」であり、就職活動は数ある選択肢の中から「あえてその会社を選ぶ」ということだと思っています。
「あえて選ぶ会社がJHSでいいのか」についてはよく考えた上で判断してもらいたいので、それを手助けできるような選考フローや内容を設計しているつもりです。
その過程を見させてもらいながら、私たちも「一緒に働きたいと思える人かどうか」を感じ、考えて判断しています。
「あえて選ぶ会社がJHSでいいのか」を考える行為を手助けできるような、と書きましたがあえて選ぶ会社がJHSかどうかは結果でしかありません。
前職で人事の仕事を始めた時からベースとして持っている考えなのですが、出会った一人ひとりの学生さんが「納得感を持って次に進む道を決めること」自体を少しでもサポートできる存在でありたいと考えています。
ミスマッチな人を採用してしまうのは、会社にとってもリスクでしかありません。
特にJHSは11名しかいない小さな組織なので、1人の影響力は計り知れないです。
受けてくれる方が自分の出した答えに対して100%納得できていること、私たちもその過程を見させてもらう中で「この人と働きたい」と思えるかどうかを判断することはお互いにとって最重要事項だと思います。
なぜ「納得感」が必要なのか
自分が納得しているというのは、そこに自分の意思があるということだと思います。
自分の意思で決めたことって、人に強制されなくてもやりませんか。
誰かに走れと言われて走るのと、自分が走りたいと思って走るのでは、それによって行きつける場所も、スピードも、自分が感じる楽しさも、自分が周りに発する雰囲気(影響)も、全然違うものになると思います。
私は自分の意思で走る人と一緒に走りたいです。
向かいたい方向が同じなら尚更楽しいと思いますし、切磋琢磨できることでスピードを上げていけるような気がします。
走れ走れと言われなきゃ走れない人のことを気にする暇なんてものはないですね。
JHSは小さい会社ながら毎年新卒採用を行っています。
そして「新人は育てるもの、育てられるもの」という考えをベースにOJTなどの制度も取り入れて、人を育てる意識を強く持っています。簡単に言えば、新人がほったらかされてしまうような環境ではありません。
ただし、「成長したい(こうなりたい)という意思」を強く持っている人であることが大前提です。走り方やもっとうまく走れるコツを教えてあげたり、隣や前を走ることで引っ張っていくことはできると思いますが、走る気持ちのない人に走れ走れと言ってあげるつもりはないです。
これは新卒に限らず中途の方にも言えることですので、大事なメッセージとして受け取っていただけれたら嬉しいです。
最後に
これまでの話を踏まえ、どんな選考フローや内容が用意されているんだろう?と気になってくれた方はぜひ説明会に参加してみてください。
行きつく先がJHSではなかったとしても、また就職活動を終えた後にも、意味のある時間になるのではないかと思っています。
また、最近はオンライン交流会を通して採用やJHS全般に関する話をお伝えする機会を設けていますので、気になる方はぜひ一度参加していただけたらと思います。
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