こんにちは。ジョインハンズスポーツ紅一点中村です。
本日はBusinessCampレポートシリーズ第2回をお届けします。
とその前に・・・少し自己紹介させてください!
物心つく前から水泳をはじめ、12歳までの約10年間を水泳、そこから22歳までの10年間をバレーボールと、振り返ればスポーツと共に生きてきたような人生でした。
そんな私がスポーツを仕事に出来たのは、この会社に仲間入りした昨年の5月からです。
大学時代からブランディングに興味を持っていた
大学時代、日体大男子バレーボール部のチーム広報として活動し、その頃から選手やチームのブランディングに興味を持っていました。
当然のように新卒でスポーツ業界に飛び込むことも考えていたのですが、選んだのは都内IT系ベンチャー企業。
WEB制作ディレクターを経験し、社会人2年目を迎える前に地元福岡のWEB系ベンチャー企業に転職。
福岡では新卒採用を軸に、インナーブランディングにも挑戦しました。
そして社会人4年目を迎える頃、知人の紹介で小林に出会い、ジョインハンズスポーツへの転職=スポーツ業界への挑戦を決めたのでした。
既に3社目という経験が活きている?
社会人4年目にして3社目というホッパーっぷりなので、下記のような質問をよくいただきます。
①どうしてその選択をしたのか?
②その経験はどこにつながっているのか?
③なにを目指しているのか?
④なぜスポーツの世界に挑戦しなかったのか?
特に新卒採用をやっていた頃は何百人もの人に出会い、毎日そんな話をしてきました。
もし興味のある方はぜひお話しましょう。マシンガントークでお受けいたします!
では、そろそろ本題に・・・!
プロスポーツの本場アメリカに憧れを抱いたのは7年ほど前、日体大に通う大学生だった頃。
個人的には2度目となるアメリカ旅で、今回初めてプロスポーツ生観戦・スタジアム見学を体験してきました。
普段は主にプロ野球関連のお仕事をさせていただいている中村からは、
・Dodger Stadium見学ツアー
・Dodgers Fan Fest(ファン感)
のお話を中心にお届したいと思います。
Dodger Stadium見学ツアー〜スタジアムに入る前から世界観が伝わってくるデザイン〜
社長が呼んでくれたUberに乗り込み、スタジアムへ向かいました。
階段を上った先に見えたのは、レジェンドたちの背番号で作られた、シンプルだけどかわいらしいオブジェたち。
今回のLA旅で個人的に一番好きだった球場(色使いがツボすぎる)
スタジアム内外の装飾は、ポップだけどシンプルでかわいらしいデザイン。
統一感を持たせるというのはあらゆる施設作りにおいて基本とされていることかもしれませんが、ドジャースタジアムはそれが印象的なほどにシンプルで、世界観のある作りだったと思います。
見学ツアーでは、VIPしか入れない特別エリアにも潜入。
スイートルームやVIPラウンジ等、日本のスタジアムにも存在する空間ではあるのですが、圧倒的だったのは、歴史の紹介を兼ねた記念品の展示です。
歴代のチームキャップを紹介する展示@VIPエリア(1枚家に飾りたい)
展示エリアだけでなく、ほぼ全ての通路でも歴史に名を刻むレジェンドたちの偉業を読み取ることができ、また数多くの記念品によって壁という壁が埋め尽くされていました。
何度足を運んでも新しい発見がありそうな展示の数々、こてこての記念品も思わず写真を撮りたくなってしまうほど絵になり、さらにVIPのみが体験できるという特別感がたまらない空間だったと思います。
恐らく、野球に詳しくない人だって「なんかすごい」と思っちゃう。記録にも記憶にも残るドジャースタジアムでした。
Dodgers Fan Fest(ファン感)〜会場規模作り出す最高の空気感〜
偶然たまたま旅の期間に実施されていたドジャースのファン感。申し込みさえすれば誰でも参加できるということで、私たちも参加してみました。
昨年冬に、とある球団のファン感を担当させていただいたこともあり、舞台裏もイメージしやすかったのですが、やはり一番の違いは「会場規模」にあると感じました。
球場外の駐車場エリアには選手と写真が撮れるブースをはじめ、ボルダリングや巨大な滑り台などの子ども向けアクティブコンテンツ、スポンサー企業のブース、他競技チームのブースなどが立ち並びます。
会場の外には子供が楽しめるアトラクションも多く、親子連れに配慮した作りに
球場内では選手トークショーなどが行われる巨大ステージをはじめ、選手サイン会ブース、野球にちなんだ子ども向けのミニアトラクションなど、一部有料のものもありますが、好きなものを自由に選んで楽しめるような形式になっていました。
やっていることとして大きな違いはないような気がしますが、空間的にも雰囲気的にもゆとりを感じられたり、アトラクションの数が多かったりする背景には「会場規模」の大きさが一つあると思います。
また、スタンド通路にある飲食店では、ドジャースタジアム名物「ドジャードッグ」の味も楽しめました。世界一有名なホットドッグとも言われているそうです。
スタンドからみた景色(ドジャードッグを食べながら)
シンプルな味も確かですが、開放的な空気と繰り広げられる熱い試合がホットドッグの味をうまくするのでしょう。(ビール必須)
憧れの場所が教えてくれこととは?
プロスポーツの本場として、憧れの強かったアメリカ。
スケールの大きさや競技レベルの高さなど、自分が影響力を持ちにくい部分での差も大きいとは思いますが、広告の見せ方、ファンの特性を生かした演出など、自分が普段関わっている領域においては日本でも近い部分があり、やれることはまだまだあると感じました。
そういった意味で、想像を超えるほどの衝撃や感動というのがなかったのは、自分が憧れを抱いていた場所に少し近づいていることの現れでもあるのかなと思いました。
LAで過ごした数日間は、自分の視野を大きく広げる機会になったと感じています。
これまではチームやリーグなど、スポーツの中でもトップ領域からの視点でスポーツと向き合ってきました。
しかし今回の旅を通して、街づくり・教育・コミュニティ・文化など、スポーツの裾野の広さとそれぞれが持つ意味の大きさ、また、それら全てがリンクして熱狂が生まれていることを痛感したからです。
そこに立たなければ、体験しなければ気づけないことだったと思います。
短期的にも中長期的にも、体験を経験に変えていけるよう、これからも自分の足で走り続けたいと思います。