なにをやっているのか
朝日新聞1面「週3日休業 売上高倍増」
クラウド型旅館・ホテル管理システム「陣屋コネクト」
「陣屋コネクト」導入施設のカスタマーサポートと、セミナー開催、導入相談など販売活動を実施しながら、各施設での活用法や要望に耳を傾け、より便利な機能を開発しシステム改善に取り組んでいます。
さらに新たなプロジェクトとして、IT技術で宿泊施設同士でつなぎ、食材、人材、備品、情報など共有しあえる仕組み、「宿屋 EXPO*」の開発・運用に取り組んでいます。当プロジェクトは15000の施設が加盟する全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)の支援を受けて推進し、全国の旅館の経営改革~地方創生に貢献しています。
なぜやるのか
労働生産性を向上させれば、週休3日でも高売上に
日本が世界に誇れる「おもてなし」サービスを支援
宿泊業は国が推進するインバウンド事業の主要な担い手として期待される一方、全業界で最下位ともいわれるほど生産性が低く、資金繰りや人手不足などの経営難に喘いでいます。弊社は、「陣屋コネクト」の販売、運営を通じ、単なる開発・提供だけではなく、旅館経営を日々実践する中で生まれたIT活用ノウハウを全国の旅館に提供し、日本の旅館の経営改革と地方経済の復興に貢献する。それが私たちの仕事です。
労働集約型の業態がゆえに、長時間労働、低収入の傾向にある宿泊業界のなかで、まずは陣屋旅館において「完全週休2日」(※宿泊は週3日休館日)を導入し、ITをフル活用することで、ひとりひとりの労働生産性を向上させ、しっかり休んでも高収益を実現できる体制を構築しました。結果労働時間の大幅短縮と、業界屈指の水準の年収を実現し、そうしたノウハウも積極的に公開しています。
宿屋 EXPOプロジェクトは、「陣屋コネクト」の導入・支援を通じ宿泊施設が「ヒト・モノ・情報が必要な時に確保できない」という共通の課題に直面していることを実感しました。それを解決すべく、「陣屋コネクト」で培ったノウハウをもとにスタートしたプロジェクトです。
2018年にはその取り組みが国からも認められ、第2回日本サービス大賞「総務大臣賞」を受賞しました。
皆様の声や知恵を結集することで、更にシステムを進化させたい。
そして日本の旅館と観光を元気にしたい。
皆様と共に手を携え、ホテル・旅館を CS・ES・Profit*の高い「憧れの職業」にしたい。
それが私たちの心からの願いです。
どうやっているのか
活用方法をお伝えし、お客様と一緒になって考える
マネジメントやマーケティングという仕事も経験
陣屋コネクトのプラットフォームSalesforceの機能を基盤に、宿泊施設の予約情報・顧客情報・財務情報などを一元管理し、従業員全員で共有することで業務の効率化、最適化をサポートしています。また、Salesforceの機能である「レポート」から得られる各種指標をタイムリーに明示することでお客様の抱える経営課題の可視化を実現しています。
また、IoTとクラウドを駆使し、音声認識によるコミュニケーションや自動車のナンバーの自動読み取りシステム、風呂の温度管理・入退室管理、指紋認証キーなど、センサー技術を活用したシステムと組み合わせ、徹底的な合理化を追求しています。
これらの総合的な価値を創造するのが我々の仕事であり、それらが上手くできたときや、お客様の経営改善に繋がったとき、心地良い達成感を味わえます。
少数精鋭のスタッフで業務を行っており、遠隔地のお客様とでもネットミーティングを行ったり、Webサイトを活用した情報共有・情報発信や、マーケティングオートメーションツールを活用したフォローアップの自動化を図るなど、ITを駆使して業務の効率化を図っています。