2011.03.11 、福島には、瓦礫に囲まれた 危険な現場が複数ありました。
そこでは、本来、人に成り代わってロボットが活躍するはずだったのに、
実際のところは、沢山の人が直接現場に赴き、作業に当たるしかありませんでした。
あのとき、大学で研究されていたロボット工学が、なんの役にも立たない現実を、我々は突きつけられたのです。同時に、「これまでやってきたことが何だったのか、このままではいけない、今こそ立ち上がらなければ」という思いに駆られ、今日の人機一体が立ち上がりました。
あれから 10 年。
2021 年 3 月の福島から、我々は、非定型作業が可能な人型汎用ロボットを発信します。
この地から、最先端ロボット工学技術を組み込んだ、世界初の人型重機を発信することで、FUKUSHIMA の復興シンボルの一つとして、世界にアピールしていきます。