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はじめまして、株式会社wwwaapの代表取締役をやらせていただいている、中川元太の生みの母です(笑)
ふつうはこんなところに母親は登場しませんよね。
名を成した人ならともかく、駆け出しのIT社長の生い立ちなど語っても、ね。
でも、まぁ、番外編っていうことで、彼のルーツを紹介します。
▼サンタクロースを信じ、野球一筋だった少年時代
「そうだ、いいこと考えた!」これが彼の小さいころの口癖でした。
目をキラキラさせて「いいこと」を語る、そう、彼は面白がる天才でした。
いつも、面白がって笑い転げていた君、日々、母は面白かったよ。
サンタクロースは12歳まで信じていましたね。
そりゃ、親の楽しみですもん、演出もしましたけどね。
でも、さすがに6年生になって12歳だし…「実はさ…」と告白をしたところ滂沱の涙。
君は「ひとりにして」と自分の部屋へ…。母はタオルを口に当てて…笑いました!!
『サンタクロースを信じた子どもは、目に見えないものを信じる心の部屋が育っている』児童文学者の松岡享子さんの著書『サンタクロースの部屋』の一文と出合った時、感涙しました。
内心、心配していた母は、救われたものです。
そして彼を語るには、野球です。
小学2年生から少年野球チームに入って高校まで、野球一筋の毎日。
それは、それは、熱心で、飽きることなく、ずっと丸坊主の、潔い野球少年でした。
感心するのは、道具を大事にしたことです。小学生からずっと変わらず、毎日、寒空でも玄関前で道具の手入れをしていました(玄関前を命じたのは母ですが)。
思えば、試合より練習が人一倍好きだったように思います。
もっといえば練習をしている自分。厳しい練習をしながら、「仲間と明日を夢見ている自分」。
誰よりも早く行って道具の準備やグランド整備して。かけがえのない友も野球で得ましたね。
野球の記録ノートや、架空のメンバー表とか作って、飽きずにシミュレーションゲームもやっていましたね。
そうそう、小学生の時、ピンチの時ピッチャーサークルに集まる場面を想定したギャグづくりもしてました! 「小学生は生姜くせい」といった時は、天才かと思いましたね、母は! (笑)
▼今につながる根っこと幹
彼にとって野球が幹なら、漫画は根っこですね。
手塚治虫、キャプテン、スラムダンクからワンピースまで、漫画少年でした。
テスト前には、本棚全面に『マンガ禁止』の大きな張り紙をしてあって、笑いましたね。
まっ、よく貼りなおしてはありましたが、ね(笑)
なんせウチは『ゲームのない家』。ホラーみたいな名称ですが(笑)
単純に母がキライだったという理由で、ゲーム買わんよ!
その分、漫画にのめりこんだのでしょうね。
漫画、っていうか落書きも、よく描いていましたね。描くときは、擬音や効果音付き!
見ると、鉛筆で真っ黒な画用紙。タイトルは『闘い』彼だけわかるアートですかね。
美術館や画廊にも小さい時からよく連れて行きました。理由は母がスキだから。
私自身ギャラリーに勤めていたこともあり、アートする人も身近な存在だったかも。
イラストレーター茶畑和也氏とか、家に若き日の「奈良美智」の作品があったりして(名古屋の苦学生だった本人から破格で購入。家宝です! 話すと長い。またの機会に)。
大学生の時、バックパッカーで欧州に行って「美術館巡りをした」という話を聞いたときは、彼の枝葉になっているんだ、と嬉しく思いましたね。
思えば、彼の世界は、まず2次元の世界からだったな、と。
サンタクロースも野球ノートも、漫画も美術も、2次元の世界からとびだして、現実さえ通り越して、イマジネーションの世界にとんでいった。
彼は、たっぷり、そんな時間を過ごしてきた子供だったなぁ…。
こうして書きながら、いま初めて合点がいきました。彼がこの仕事を選んだ理由。
be continued ここから、つながっていたんだなって。
▼“面白がる天才”は、大好きな仲間を得て進化し続ける
でも、こんな超アナログ少年が、ITの会社に就職なんて、晴天の霹靂くらい、びっくりしました。
パソコンも大学からですよ。パソコンに向かう彼も知りませんもん。
18歳からの彼は、ヒッチハイクとか欧州に一人旅とか無鉄砲で。もう知らん顔してましたね、母は。
たまに会うとトンガって生意気で、カンジ悪かったもの(笑)
就活の時、しきりに『この時代しかできない仕事をしたい!』って言っていましたね。
会社を始めるって言ったときは、驚天動地! 息ができませんでした。
泣いて止めたら『僕がこんなにワクワクしてるのに!』って怒られましたっけ。
彼は、今でも「そうだ、いいこと考えた」って言いながら、大好きな仲間に囲まれて、仕事に向かっているんだと思います。
最初から信じてくれたサキ(藤井彩生)ちゃん!感謝!
「こんど尊敬する人が入ってくれるんだ」と紹介されたノブ(高橋伸幸)さん!
ほかの仲間も「スゴイ人が入ってくれる!」「おもしろい奴なんだよ」って繰り返し話す彼の言葉を聞いて、今は心底、安心しています。
ひとが好き、ひとを信じる。ともに喜ぶ。それこそ彼の一番の才能だから。
この会社は、きっといい風吹いてるね!
『The answer is blowing in the wind』